1. かごしまトップ
  2. トピックス
  3. 「令和」その響きを脳はどう感じる?黒川伊保子さんに聞きました!

「令和」その響きを脳はどう感じる?黒川伊保子さんに聞きました!

「令和」その響きを脳はどう感じる?黒川伊保子さんに聞きました!

  • 2019/04/30 UP!

「令和」の印象を緊急リサーチ
新元号が「令和」と発表され、早や半月が過ぎました。みなさんは、初めて聞いたとき、どんな印象を持ちましたか。そしていまは?
リビングかごしまWebでは、発表直後から、緊急アンケートを実施。新元号「令和」の印象や、「令和」がどんな時代になればいいかをリサーチしました。その回答結果やコメントをからは、新時代への期待感がみうけられました。ぜひチェックして。
令和の印象はこちらから
令和時代に求めるものはこちらから

プロに聞く「令和」の語感
ことばには、意味とは別に、イメージを創り出す力があるとか。「それがいわゆる“語感”です。その正体は、ことばを発音したときの体感が、小脳を経由して右脳に創り出すイメージ」と話すのは、脳科学の見地から「脳の気分」を読み解く感性アナリスト、感性リサーチ代表取締役の黒川伊保子さんです。「市場の気分」を読み解く感性マーケティングの実践者である黒川さんに、「令和」の語感について聞きました。

元号が、活気を取り戻しています
感性リサーチでは、「脳が感じる語感」を、「発音動作に伴って起こる口腔内物理効果(舌・喉・唇などの動き、息の流れ、口腔の高さなど)が作るイメージ」と定義しています。
この手法で分析し、まとめたのが、次のグラフです。「明治」「大正」「昭和」「平成」そして「令和」を比較してみましょう。

meiji

 

taisho

 

showa

 

heisei

 

reiwa

 

reewa

メイジ・タイショー・ショーワには、
すべて「活気」がありました。

ヘーセーは「活気」の代わりに、深い癒やしをもたらす「落ち着き」と「ファミリー」感を持っていました。
ヒートアップしすぎたバブル経済をクールダウンさせ、激動の千世紀末を乗り越え、大災害から復興していく時代を支えた深い癒やしの語感でした。

レイワは、舌を花びらの形(舌先を尖らせ、側舌を広げる)にして翻すラ行音を先頭音に持っています。花の名(バラ、ユリ、スミレ、サクラ)や高級ブランド名にも多く使われているとおり、華やかさを持つ音韻です。中でもエ段音のレは、舌を最も広げるので特に華麗な印象。また、舌裏を空気にさらすのでクールさも併せ持っています。レは、華麗にして冷静。
ワは、ウアを一拍で発音した二重母音。舌に内向する強い力を与えるウから、開放のアへの変化で出す音です。内面を、外へ。人とつながるイメージや躍動感を作りだします。

レイワと発音すると、華麗さと躍動感が強調され、「活気」が際立ちます。レーワ(正確にはレェワ)と発音すると、冷静(落ち着き)が活きてきます。どちらの発音に落ち着くかは、TPOによっても違うと思いますが、当初はレイワで人々に活気をもたらし、やがて自然にレーワに落ち着くのでは、と予想しています。ヘイセイがヘーセーに落ち着いたように。

 

◆教えてくれたのは
webkurokawa
感性リサーチ
代表取締役 黒川伊保子さん
脳科学の見地から「脳の気分」を読み解く感性アナリスト。
「市場の気分」を読み解く感性マーケティングの実践者であり、「男女脳の気分」を読み解く男女脳論の専門家、「ことばが脳にもたらす気分」を読み解く語感分析の専門家でもある。
脳の研究からくりだされる男女脳の可笑しくも哀しいすれ違いを描いた随筆や恋愛論、脳機能から見た子育て指南本、語感の秘密を紐解く著作も人気を博し、テレビやラジオ、雑誌など各種メディアにも多数出演。アカデミックからビジネス、エンタテイメントまで幅広く活躍する。

この記事が気に入ったら公式アカウントをぜひフォローしてね。おすすめ記事をダイジェストでお届けします。

人気記事ランキング

  1. かごしまトップ
  2. トピックス
  3. 「令和」その響きを脳はどう感じる?黒川伊保子さんに聞きました!
電子ブックを読む
現在かごしまエリアでは詳細エリアごとのリビング紙面を発行しています。
お読みになりたい地域をクリックしてください。


会員登録・変更