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おおたか静流さんらの子育てコンサートを流山で楽しもう

特派員No. 076
ブルームーンさん

「子育て中は生演奏を楽しむのは無理」「育児中のコンサートは子どもをどこかに預けなければ…」なんて言うのは遠い昔のこと。

流山市では、子どもと一緒に楽しめる「子育てコンサート」が続けられている…

と言うので早速、お話を伺おうとお電話しましたところ、2月20日(土)にリハーサルがあると言うのでカメラとメモを持って取材してまいりましたよ。エッヘン。

会場で見掛けたポスターも手づくり感がいっぱい

会場で見掛けたポスターも手づくり感がいっぱい

今回で23回目を迎える「子育てコンサート」は、子どもが泣いても歌っても踊ってもお互い気にしない約束のコンサート。それも小さな会場ではなく、流山市文化会館の大ホールで本格的な音響や照明で楽しめて、ワタクシの大好きな「無料!」と聞いてワクワク。
それに出演者も半端なく凄いアーティストばかり。これまでも「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」の木村弓さんをはじめジャズトランぺッターの曽根麻央さん、バンジョーの青木研さん、ドラマー野上孟さんとマーチングバンド「GENESIS」など超一流のミュージシャンが、小さなお子さんも飽きないようなプログラムで演奏してくれています。

今回のタイトルは「おもいでおいしい!トペラトト 子育てコンサート」

出演は、NHK‐Eテレ「にほんごであそぼ」でお馴染みのおおたか静流さんと映画やアニメ、TVドラマなど多ジャンルの楽曲も数多く手がけるAsu(ああす)さん、地元流山を中心に近隣にお住まいのママさんブラス「あっぷる隊°」の皆さん。

おおたか静流さんの歌を聴きながら打ち合わせが進みます

おおたか静流さんの歌を聴きながら打ち合わせが進みます

文化会館のホールで820席の客席を独占してカメラ片手のワタクシ。おおたか静流さんは、この日、リハーサルを終えるとすぐにその足で北海道に飛び、沖縄ポップスの「花」をアイヌ語で歌うイベントに参加されるとか…。本当にお忙しい! でも笑顔で取材に応じてくださいました。ステキッ!

4回目ともなると踊りの振り付けも身体が覚えているそうです

4回目ともなると踊りの振り付けも身体が覚えているそうです

流山を中心に演奏活動を続けているママさんブラスバンド「あっぷる隊゜」。

「隊」に丸をつけて「あっぷるぱい」と読むバンド名は、練習会場が流山市生涯学習センターのために命名されました。会場の最寄り駅がTX流山セントラルパーク駅のため、セントラルパークと言えばニューヨーク、ニューヨークと言えばビッグアップル、アップルならアップルパイと連想ゲームのように名前が決まったとのこと。
流山もニューヨークもイニシャルはNYで一緒ですから…と。

あっぷる隊゜なので赤いシャツに緑の葉っぱもついて全員お揃いです

あっぷる隊゜なので赤いシャツに緑の葉っぱもついて全員お揃いです

「あっぷる」というくらいですからユニフォームは真っ赤、グリーンのバンダナは葉っぱのようです。おおたか静流さんは、「あっぷる隊°」の皆さんと共演されるときには必ず「りんごメドレー」を歌ってくださいます。英語の歌詞の「りんご追分」は素敵です。今回は歌ってくださるかな?
平成19年7月に結成。スタート当初は、マットに乳児を寝かせて練習するお母さん、赤ちゃんを背負ったまま演奏するお母さん、練習するお母さんたちの回りを走り回る幼児たち…。乳幼児期から生演奏を聴きながら育つ子どもたちがいっぱいの練習会場は、とっても賑やかで、ほのぼの。発足当時5、6人だったというメンバーも現在は40人を超えています。

普段はブラスバンドとして定期演奏会などを続けています

普段はブラスバンドとして定期演奏会などを続けています

そんなママさんブラスあっぷる隊゜に大きな転機が訪れました。平成21年12月には流山市文化会館に、NHKーETV「にほんごであそぼ」にレギュラー出演されているシンガー&ボイス・アーティストおおたか静流さん、ピアニスト&マジシャンの大友剛さんをゲストに迎え「夢のような」共演が実現。

音響さんや照明さんなどホールスタッフも力が入ります

音響さんや照明さんなどホールスタッフも力が入ります

当時の公民館長が、あっぷる隊゜の練習を生涯学習センターで見学。「子育てのまち流山にぴったり!」と無茶な企画を立案。おおたか静流さんに「おおたかの森におおたか静流舞い降りる」なんて言う名の駅コンサートを夜間に、昼間は流山市文化会館での子育てコンサートを、おおたか静流さんに打診したのがきっかけでした。公民館主催の「子育てコンサート」がこうして実現。おおたか静流さんは、このステージのために、あっぷる隊゜との合同練習に4回、会場の下見に1回、当日を含め計6回も流山に来訪。一つのステージを成功させるのに、時間と努力を惜しまないプロの姿勢に周囲のスタッフも感動したそうです。

おおたか静流さんのご指導で楽譜にメモを書き入れます

おおたか静流さんのご指導で楽譜にメモを書き入れます

練習のたびにおおたか静流さんは、りんごやみかんをメンバーに差し入れながら「ここで、指揮者の方にひっくり返っていただいて…」と面白おかしい注文も飛び出します。なごやかな練習を重ね迎えた本番。「みんなちがってみんないい…」とおおたか静流さんが「私と小鳥と鈴と」を歌ったとき、舞台袖で感激のあまり泣き出すメンバーの姿も。幕が下がってからの「また、やりましょう!」という約束を守って、ほぼ2年後の平成24年3月に、まったく同じ出演者による子育てコンサートを開催。更に2年後、平成26年3月には、おおたか静流さんの他に、RCサクセションでもお馴染みの日本を代表するジャズプレーヤーの梅津和時さんも参加して3回目の共演が実現しました。

集合写真

一昨年、おおたか静流さんと梅津和時さんを囲んで

梅津和時さんは、自身のバンドD.U.B.(ドクトル梅津バンド)を結成し忌野清志郎さんとの共演アルバム『DANGER』も話題となりました。

メンバーのドラムに梅津和時さんやおおたか静流さんのサインも

メンバーのドラムに梅津和時さんやおおたか静流さんのサインも

この子育てコンサートでは、3.11東日本大震災を受けて、仙台出身の梅津和時さんが書いた曲に、おおたか静流さんが詩を書き、「プロジェクトFUKUSHIMA!」に役立てられ、「これほどまでに胸がしめつけられる曲があっただろうか!」と絶賛された名曲「東北」も歌われました。そして、今回はAsu(ああす)さんがゲスト出演。

Asuさんの甘いマスクと甘い歌声にメンバーも目が♡です

Asuさんの甘いマスクと甘い歌声にメンバーも目が♡です

甘いマスクでピアノにパーカッションに歌に…。ママさんブラス「あっぷる隊°」の皆さんもワタクシも目がハートになってしまいました。
初めておおたか静流さんと一緒に夢の舞台に立ったときには、幼稚園児で、踊りが担当だった細井敬汰くん、倖汰くんの双子のご兄弟も今回はフルートとサックスでお母さんと一緒に舞台に立ちます。本番前日には小学校の卒業式。「中学生になったら吹奏楽部に入って、流山ジャズフェスティバルで猪俣猛さんのビッグバンドコンサートに出演したい」と夢が広がります。

初めて舞台に立った時には幼稚園児だった兄弟も今春から中学生

初めて舞台に立った時には幼稚園児だった兄弟も今春から中学生

発足当時からのメンバー、平田志保さんは小学校5年生の未空さんと一緒にトランペットで参加。いま3年生の妹・波奈さんは発足当時ベビーカーに乗っていたし、三女の衣央さんはお母さんのお腹の中にいたと振り返ります。夢は親子4人共演です。

バンド結成当時3歳だったお嬢さんと一緒にトランペットを吹く平田さん親子

バンド結成当時3歳だったお嬢さんと一緒にトランペットを吹く平田さん親子

なんてアットホームな雰囲気のバンドなのでしょう。

ホワイエでは練習中のメンバーの小さなお子さんを預かるお友達も

ホワイエでは練習中のメンバーの小さなお子さんを預かるお友達も

そう言えばリハーサルでお腹の大きなメンバーもいらしたみたいでした。こうしてどんどん次世代メンバーが増えて大家族ブラスに成長していくのでしょうか。夢がありますね。

新しい生命をお腹に宿しての出演者も

新しい生命をお腹に宿しての出演者も

流山初出場のAsu(ああす)さん

幼少の頃からピアノを学び、独学で作詞・作曲を始め、アメリカでの6年間の留学を経て、帰国後、2008年にThe New Classicsとしてメジャーデビューを果たしました。2011年にソロアーティストとして活動を開始し、アーティストへの楽曲提供、テレビドラマやテレビアニメの楽曲制作など作詞・作曲家としても活躍の場を広げています。

リハーサル中、Asuさんの演奏で「ほしのこどもたち」を歌うおおたか静流さん

リハーサル中、Asuさんの演奏で「ほしのこどもたち」を歌うおおたか静流さん

おおたか静流さん

東京生まれで七色の声を自由に操る、無国籍、ノン・ジャンルのシンガー&ボイス・アーティストです。数百曲に及ぶTVCMでの歌唱や映像、絵画、朗読、ダンスとのコラボレーション等ジャンルや国境を越えた音楽活動を展開しています。「声のお絵描き教室」主宰、NHKーEテレ「にほんごであそぼ」にレギュラー出演中です。

コンサートのタイトルの「おもいでおいしい!トペラトト」

ってナニ…。ワタクシの頭の中に「?」がいっぱい。子どもが少なくなった新潟県内の鉢という集落の真田小学校は廃校になりましたが、世界最大規模の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」でアーティスト田島征三による「空間絵本」として再生されました。そこに長年棲んでいたのが学校オバケの「トペラトト」。食いしん坊のトペラトトは「思い出」が大好物。学校がにぎやかだったころは子どもたちの思い出を食べていました。学校が美術館になった今は、訪れる人の思い出をこっそり食べているのだそうです。フムフム。築47年の流山市文化会館にもピッタリかも…。

最後は客席と一緒に踊りたいね…と楽器を置いて踊りの稽古

最後は客席と一緒に踊りたいね…と楽器を置いて踊りの稽古

「トペラトトの踊り」のCDもおおたか静流さんや梅津和時さんの協力で完成し、踊りの振り付けもあるんだとか。凄い素敵なお話ですね。当日は、流山市文化会館のロビーでCDや絵本の販売もあるそうですから、記念に買って帰りたいですね。

誰もいない客席に向かって踊りも演奏もトークも手抜きはありません

誰もいない客席に向かって踊りも演奏もトークも練習に手抜きはありません

田島征三さんは、大阪生まれの高知県育ちで、学生時代に私家版『しばてん』を制作。1969年『ちからたろう』でBIB(世界絵本原画展)金のりんご賞を受賞。
畑を耕し山羊やチャボを飼い、自然に向き合う生活の中で創作活動を続け、絵本制作と共に、木の実や流木などによる作品を発表し続けていらっしゃるそうです。

少しでも時間ができるとパート練習が始まります。時間のやりくりはさすがママさん

少しでも時間ができるとパート練習が始まります。時間のやりくりはさすがママさん

流山では、子どもが増え続け、新しい小学校や中学校をつくったりしていますが、日本全国を見渡せば少子高齢化は明らかで、廃校や校舎の統廃合なども少なくありませんよね。
そんな学校のひとつ、豊かな自然に囲まれ、130年の長い歴史をもつ鉢の真田小学校は、平成17年3月末をもって閉校を迎え、絵本と木の実の美術館に蘇えりました。

練習の合間に「トペラトト」づくりに余念がない子どもたち

練習の合間に「トペラトト」づくりに余念がない子どもたち

全国の学校に「トペラトト」がいて、子どもたちにこれからも新しい思い出を創っていってほしい、と願っているのでしょう。そうそう、コンサートではママさんブラスバンド「あっぷる隊°」の皆さんの手による「トペラトト」も登場するようです。ご家族で「トペラトト」に会いにいきませんか。

「トペラトト」の踊りは初めてなので稽古も真剣です

「トペラトト」の踊りは初めてなので稽古も真剣です

メンバーの力作「トペラトト」も登場。当日は被り物も考えているとか…

メンバーの力作「トペラトト」も登場。当日は被り物も考えているとか…

「おもいでおいしい!トペラトト 子育てコンサート」

日時 3月19日(土)13時30分開演(開場13時)
会場 流山市文化会館ホール
出演 おおたか静流(Vo)、Asu(ああす)(P、Vo)、あっぷる隊°(ブラスバンド)
演奏予定 「でんでらりゅうば」、「すっぽんぽん」、「トラペトトのおどり」、「ぴっとんへべへべ」ほか
入場無用・申込不要
問い合わせ 流山市文化会館04-7158-3462

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください

この記事を書いた人特派員No. 076 ブルームーン
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