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登山初心者・家族連れにおすすめ!パワースポット巡りもできる筑波山登山

特派員No. 680
えるさん

こんにちは、えるです。
我が家は、夫の影響で「レジャーといえば登山」が定番です。でも寒い時期、高い山は深い雪に覆われていて、子どもを連れての登山は難しいもの。そこで今回は、柏から近く、冬でも登りやすい筑波山をご紹介します。登山を始めてみたいけれど、どの山に登っていいのか分からない、という方にもおすすめです。

おたつ石コース

筑波山の登山道はいくつかありますが、今回は「おたつ石コース」を選びました。私たちが登山する数日前、北関東でも積雪がありました。登山道の状況によっては、下山する時にロープウェイを使おうと考えていたからです。子どもが一緒ですし、怪我なく、無理なく帰って来られるのが一番!
つつじヶ丘駐車場に車を停め、装備を整えてから登ります。つつじヶ丘駐車場付近には、ロープウェイの駅、お土産屋さんの他、トイレもあります。登っている時間は2時間程度と短いですが、山頂のケーブルカー・筑波山頂駅付近までトイレがありませんのでご注意下さい。

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駐車場出入り口側に、登山道入り口があります。写真に写っているお土産屋さんの屋上からも登山道に入れますが、子ども向けの乗り物があります。私たちは先を急ぐので、こちらは避けました。

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こちらの登山口から、女体山頂を目指します。

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登山道はよく整備されているので、歩きやすいです。登り始めや傾斜が緩やかな部分は、木や石の階段になっています。ごつごつした岩場もありますが、適当な間隔で岩が並んでいるので、足を置く場所に迷うことはありません。

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300メートルほど歩くと到着するのが、つつじヶ丘高原。遠くの山々まで見渡せます。

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歩き始めて20~30分の場所ですが、周りにはあずまや、テーブル、ベンチが設置されています。

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体調と相談して、景色を見ながら休憩を取ってもいいかもしれませんね。

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私たちは冬季であまり汗をかいていないこともあり、つつじヶ丘高原では休憩せず、弁慶茶屋跡の広場を目指しました。

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弁慶茶屋跡の広場へ

つつじヶ丘高原を後に歩き進めると、雪が残っている場所が増えてきました。雪がない時は、木の根っこが伸びている登山道です。アカガシ、ブナなどが茂っています。傾斜が少なく、歩きやすい道なので、自然を感じながら気持ちよく歩くことができました。

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この先、弁慶茶屋跡の広場までは階段の道が続きます。
登り始めてから、約45分で弁慶茶屋跡の広場に到着しました。

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弁慶茶屋跡の広場には、ベンチやテーブルが並んでいます。登山道入り口から女体山頂までの中間地点になるので、休憩するのにちょうどいい場所です。また、景色も良く見えました。私たちは、こちらでお茶とお菓子の15分程度の休憩をした後、先に進みました。

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この日はお天気が良く、霞ヶ浦まで見えました。

多数のパワースポット

この先の登山道には、巨岩、奇岩が続きます。弁慶茶屋跡の広場を出て5分も歩かない所に、稲村神社様がお祀りされています。稲村神社様は、天照大御神様をお祀りする、筑波山神社様の摂社(主祭神と関係のある神々を祀ったお社)だそう。御社の背面側の岩と向いの岩の間は、高天原(たかまがはら)と呼ばれているそうです。

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稲村神社様の前の岩場の登山道を登ると、すぐに次の巨岩が。こちらは、母の胎内くぐりと呼ばれており、筑波山禅業(修験の業)の一つなんだそうです。岩をくぐり抜けることで、罪穢(つみけがれ)のない清い心身に立ち返ることを意味していると、看板に書かれていました。実際に通ることができます。

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母の胎内くぐりを抜けると、ごつごつした岩場が続きます。

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次に見えてくるのが、陰陽石。陰(地・女・月・夜・静・暗など)と陽(天・男・日・昼・動・明など)相反する二つの巨大な岩が、寄り添うようにそびえ立っている場所です。

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現在、標高約750メートル。ようやく女体山頂が見えてきました。

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こちらの巨岩は、出船入船と呼ばれています。石の姿がまるで出てゆく船と入ってくる船が並んでいるように見えることから、船玉神(ふなたまかみ)様をお祀りし、この岩より熊野灘を遥拝するそうです。山に航路の安全を守る神様がいらっしゃるので、不思議な感じがしましたが、山の上だからこそ海上まで見渡せるのかしら、と思いながら先に進みました。

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こちらは、北斗岩。天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味しているそうです。その脇には、月詠尊(つくよみのみこと)様をお祀りする、筑波山神社様の摂社、小原木神社様があります。

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登山道は、雪の残っている場所が増えてきましたが、陽当りがいいとすっかり溶けていました。

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岩の一つ一つが大きいので、小さなお子さんは登りにくい箇所が出てきます。山頂まで350メートルと案内板に書かれていました。もう少しです。

いよいよ山頂へ

山頂が近づくにつれ、雪に覆われている登山道が続きます。踏み固められ、圧雪の状態でした。靴底が平らなスニーカーですと、滑りやすいと思います。

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岩場の続く坂道で雪の残っている登山道の距離は、約100メートル。登りの人は、登山靴にアイゼン(雪や氷の上を滑らないように歩くための鉄爪)を付けている人が少なく、スニーカーで登る人も見かけました。しかし下りの人は、アイゼンを付けている人が多かったです。

2時間ほどかけてゆっくりと登り、女体山頂へ到着しました。手前に女体山御本殿があります。

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女体山御本殿の左右にある階段を上り進むと、岩場の展望台が見えてきます。

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こちらからは、街並みを一望できます。午後になり水蒸気が増え、遠くが霞んで見えました。

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つつじヶ丘駐車場を出発し女体山頂まで、4歳の子どもと途中、休憩や雪遊びをしながら、約2時間半かかりました。

御幸ヶ原へ

私たちは昼食のため、この先の御幸ヶ原・コマ展望台を目指しました。

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その途中にも、巨岩・奇岩が続きます。
こちらは、ガマ石。筑波山の名物と言えばガマの油ですが、永井兵助が「ガマの油売り口上」をこの石の前で考え出したそうです。江戸時代には「雄竜石」(おたついし)と呼ばれ、尾の部分は霞ヶ浦まで達すると言われているそうです。驚きの長さですね!私はようやく、これまで登ってきた登山道の名称「おたつ石コース」の由来が分かりました。

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よく見ると、ガマ石の口の部分に石が沢山乗っていますね。永井兵助は、このガマ石前で口上を考え、見事に商売繁盛しました。そのため、ガマ石の口の中に石を投げ、入ると金運が上がり、願い事が叶うと言われています。私は投げなかったのですが、一生懸命石を投げ入れている人を複数人見かけました。皆さん、願いが叶うといいですね。

少し歩き進めると、せきれい石が見えてきます。こちらの石の上に鶺鴒(せきれい)という鳥が止まり、イザナギノミコト様とイザナミノミコト様に男女の道を教えたという言い伝えがあるそうです。

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せきれい石の先には、かたくりの里があります。広場になっており椅子とベンチがあるので、休憩するのにちょうどいい場所です。私が通りかかった時も、お昼を食べているパーティが複数いらっしゃいました。

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雪の残る道ですが、日差しが暖かく、春を感じられました。

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女体山頂から15分ほど歩き、御幸ヶ原へ到着しました。こちらにはコマ展望台、飲食店、お土産屋さんがあり、写真奥にはケーブルカー筑波山山頂駅、トイレがあります。私たちは、こちらで昼食を食べながら、休憩しました。

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休憩を終え、下山を考えなくてはなりません。歩きで下ると約1時間程度ですが、先ほど山頂付近の登山道に雪が残っていたので、子どもを連れて歩くのは危険と判断しました。つつじヶ丘駐車場に車を停めているので、女体山に引き返し、女体山駅からロープウェイに乗ることにしました。この日は強風のため、ロープウェイの最終運行が15時。偶然とはいえ、ギリギリ間に合いました。

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登りは約2時間、下りは約1時間のコースですが、ロープウェイを使うと片道何と6分!文明の力ってすごいですね。

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景色を見ているうちに、つつじヶ丘駅に到着しました。駐車場と同じ敷地内に駅があります。

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夏山登山がメインの私たち家族にとって、筑波山は冬でも登れる貴重な山。筑波山は「西の富士、東の筑波」と言われ、日本百名山の1つなんですよ。パワースポットを沢山紹介しましたが、筑波山は山そのものがご神体だそうです。

筑波山登山を考えている方へ

私たちが登ったタイミングが降雪の後だったため、登山道に雪が残っていましたが、普段はここまで雪がある日は少ないと思います。登る日程を決める時は、当日はもちろん、前後の天気予報と気温を確認してから決めると良いでしょう。筑波山は岩場が多いので、登山当日のお天気が良くても、前々日~前日に雨が降っていた場合、大変滑りやすくなります。登山では、行き交う人同士で挨拶をし、情報交換をし合うことがあります。下って来た人に、山頂の状況や、気を付ける箇所を聞きながら歩くと良いと思います。

装備についてですが、私たち家族は年に10回ほど登山をするので、子どもにもハイカットの登山靴を履かせています。ロープウェイやケーブルカーを使う人を中心に、スニーカーで登る人がいらっしゃいましたが、雪道で「滑る!」「怖い!」という声が、あちこちから聞こえました。今回の登山道は岩場が多く、ハイシーズンでも濡れていると滑りやすい箇所があるので、靴底に凹凸のある靴の方が、安全に歩けると思います。また、登りはローカットの靴で問題ありませんが、下りは岩場が多いため、足首を保護するハイカットの靴の方が無難です。
記事の中でもご紹介していますが、今回は山頂付近100メートルほどが雪道ということで、登山靴にアイゼン(雪や氷の上を滑らないように歩くための鉄爪)を付けて登る人を、複数見かけました。登りはアイゼンがなくても問題ありませんが、下りはあった方が安全だと思います。

服装ですが、上半身は薄手の長袖Tシャツの上にフリース、上にアウトドア用のレインジャケット、下は登山用スパッツ(レギンスやスパッツでも代用可)の上に、風を通しにくいレインパンツを着用しました。リュックの中にダウンジャケットを入れ、手袋、ニット帽を着用して歩きました。歩き始めて15分程度で暑くなりましたが、休憩などで歩かないでいるとすぐに冷えてきます。脱いだり着たりしやすい服装がいいと思います。また、女性はしっかりとUV対策をしましょう。

冬季の日帰り登山で行程が短いため、水分は一人500mℓずつと、お昼ご飯調理用のお水・予備として2.5ℓ持ちました。筑波山は、御幸ヶ原展望台付近に売店や自動販売機がありますし、調理しない方は、もっと少ない量でも良いかもしれません。でも夏場はこまめに水分補給をするので、念のため、多めに準備しておいた方が良いと思います。

日常と離れ、自然の中に身を置きながら、自分のペースで楽しめるのが登山です。登った人にしか感じられない特別な空気感と、日頃見られない景色、動植物は、登山の醍醐味。そんな登山を、身近な山から始めてみてはいかがでしょうか。でも、遅い人は無理せずに、早い人に道を譲って下さいね。また、少しでも無理だと感じたら、下山を決めるのも勇気ですよ。

筑波山
http://www.mt-tsukuba.com/
■アクセス
・電車・バス利用
つくばエクスプレス(TX)秋葉原駅発、高速バス(東京駅・羽田空港・成田空港・茨城空港発)からはつくば駅・つくばセンター発のシャトルバスで、JR常磐線上野駅発は、土浦駅からの筑波山口の路線バスなどを利用。
・車利用
常磐自動車道 土浦北インターより約40分。
北関東自動車道 桜川筑西インターより約40分。
首都圏中央連絡自動車道 つくば中央インターより約40分。
ナビ利用の場合は、筑波山は山全体が茨城県つくば市筑波1番地となっており、住所検索すると全く違う場所に到着してしまうことがあるそうです。ケーブルカーには「筑波山神社」、ロープウェイには「筑波山京成ホテル」で検索すると良いそうです。また、筑波山の北側、八郷・石岡方面から来る場合、ナビによっては極端に狭い道(県道42号)を指示される場合があるそうです。筑波山の有料道路は全て無料開放されています。
■駐車場・駐車料金
開放時間 5:00~20:00※大晦日、元旦は除く
・ケーブルカー側:神社周辺市営駐車場(第1~第4まで有り)
普通自動車500円(1日)、大型自動車2,000円(1日)
普通車449台、大型車21台
・ロープウェイ側:つつじヶ丘駐車場
普通自動車500円(1回)、自動二輪車200円(1回)、マイクロバスおよび大型自動車 2,000円(1回) ※入庫後10分間は無料。
普通車388台、大型車12台、自動二輪車は一定区画内に駐車
■ケーブルカー
基本運賃 大人 片道580円・往復1,050円、小児 片道290円・往復530円
■ロープウェイ
基本運賃 大人 片道620円・往復1,100円、小児 片道310円・往復550円
それぞれ団体運賃、割引運賃があります。ご利用の際はホームページでお確かめ下さい。

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください

この記事を書いた人特派員No. 680 える
お出かけ、コスメに特に興味があり、常にアンテナを張っています。 自分の五感で感じられた感想を、多くの人に紹介し、広めたいです。

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