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まつど de 揚げパン

2019/2/12

福地寧子
福地寧子

給食、と言えばパンでした。

小学校の途中から、ご飯食が始まりましたが、月に1回くらいだった記憶があります。そんな話をすると歳がバレてしまうかもしれませんが、当時は食パン2枚が普通。たまにコッペパン、特別な日にそれが揚げパンになり、その日はお替りするために皆が争って給食を早食いしたものでした。

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「パン・ド・ヒロ」の外観、THE街のパン屋さんという風貌です。

いまや毎日ごはんの学校もある、という記事が日経新聞に掲載されました。時代が変わったな…としみじみしてしまったのは私だけではないのでは?!

そんな私世代の郷愁をさそうコッペパンブームが一昨年くらいから起きていて、イマドキにアレンジされたモダンなコッペパン専門店も増えました。

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「当店のパン生地にはクリスタルボウルの音色を聴かせています」という
店頭のポスターの通り、店内にはグラスで奏でる涼やかな音楽が流れていました。

惹かれて数軒訪問しましたが、やはりそれは21世紀の現代のコッペパン。同級生たちと奪い合ったコッペパンとはちょっと様子が異なります。

もう一度アレが食べたい、コッペパンヒットの陰でひそかに抱いてきた願いがようやく叶いました!

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イマドキのオシャレなお店とは言えませんが、こだわりは満載です。

あの頃の揚げパンに出会えたのは「パン・ド・ヒロ」、2014年にオープンしました。

生地は丸2日間、長時間熟成・発酵させています。オーバーナイト製法でゆっくり発酵させることで十勝産の石臼挽粉の旨みを引き出しています。

製法だけではなく、生地にはさらなるこだわりが…奥様が奏者であるクリスタルボウルの音色を聴かせながら仕込んでいるのです。胎教で音楽を利用するように、パン生地を優しい味に仕上げたいという想いで考えたことなのだそうですよ。

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揚げていないけど揚げパン、揚げてないけどあの頃の懐かしい味がします。

オーナーはチーズの専門家でもあるそうなので、チーズのパンを買おうかと思ったのですが、これを見て思わず手が伸びました。

イギリスパンの生地で作ったコッペパンを、パン自体の熱を利用してグラニュー糖ときな粉をブレンドしたものをまぶします。

加齢による嗜好の変化で懐かしさだけではなかなか食べきれない揚げパンですが、変わらぬ味わいながらいまの私でも食べきれる仕立て。サクサクと完食させていただきました。

オトナの揚げパン、お試しあれ。

 

パン・ド・ヒロ
住  所 千葉県松戸市馬橋3323
電話番号 047-711-8384
営業時間 8:00~18:00
定 休 日  火曜日

 

福地寧子
福地寧子

1日3食、年間1095食以上食べ続けて四半世紀。年間延べ200軒のパン屋を訪れて、毎週「命の糧」を入手しています。そのパン屋巡り&食べ歩きの備忘録です。



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  • 福地寧子

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    1日3食、年間1095食以上食べ続けて四半世紀。年間延べ200軒のパン屋を訪れて、毎週「命の糧」を入手しています。そのパン屋巡り&食べ歩きの備忘録です。

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