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我孫子市 まちぐるみの子育て

我孫子市 まちぐるみの子育て

駅近の「にこにこ広場」を拠点に

情報コーナーにて。右から、落合幸恵さん、小島佐知子さん、下村百合枝さん、竹井純子さん。

 未就学児を対象にした子育て支援センター「にこにこ広場」の設立からこの1月で10年目に入りました。JR我孫子駅に近く、ショッピングセンター内にあることから、多くの利用者を集めています。同センターでは、市の職員がさまざまな情報提供や相談に対応。ここは市の重要な子育て拠点となっています。同センターを訪ね、その果たしてきた役割について保育課のみなさんにとことん聞いてきました。

広々としたにこにこ広場。執務スペース・情報コーナーと合わせて335.32㎡。一日平均78人の利用があります(2016年度)

受付にはスタッフが常駐し、各種案内や利用者の見守りを行います

買い物ついでに「にこにこ広場」

JR我孫子駅南口に隣接したショッピングセンター、アビイクオーレ(イトーヨーカドー我孫子南口店)。その2階の広々としたフローリングの部屋で、子どもたちが備え付けのおもちゃや遊具で遊んでいます。まったりと親子で過ごしたり、親同士が交流したりする姿も。
ここが未就学児とその親が集まる「にこにこ広場」です。我孫子市が2009年1月に開設しました。自治体が設ける「広場」にはノウハウを持つ保育園に併設・委託されたものもありますが、ここはショッピングセンター内。立地が良く、買い物ついでに立ち寄れる誰もが利用しやすい施設です。授乳やおむつ替えのコーナーも完備され、それのみの利用も可能。参加型のイベントも数多く開かれており、落合さんは「柏や取手からやって来る親子連れも」と人気のほどを話します。

おもちゃ、絵本をそろえたコーナー

短時間託児でママも笑顔に

にこにこ広場の特徴的なサービスに「スマイル・ママ」という短時間託児があります。月1回(火曜日)のみの実施ですが、預ける理由を問いません。友人とランチに行ったり、美容院に行ったりというようなときに、駅前で託児できるのが便利です。まさに育児にかかりっきりのママが笑顔になれるようなサービス。同名の「スマイル・ママ」という団体が市との共催で行っています。1時間500円(以降30分ごとに250円、保険料100円、市内在住のみ、要予約)。

赤ちゃん専用コーナー

市職員が直接応対

にこにこ広場の隣に、子育て関連のチラシや冊子が揃う「情報コーナー」があります。にこにこ広場とともに「我孫子市子育て支援センター」としてオープンしました。コーナー奥のカウンター内には執務スペースがあり、保育課の職員4人が配属されています。来訪者にとっては直接応対してもらえるメリットも。
職員は情報発信に加え、子育てサークルの活動支援、イベント企画などを担当。にににこ広場のほかにも市内には「すくすく広場」「わくわく広場」「すこやか広場」がありますが、ここではそれら4つの広場を統合する中枢としての役割を担っています。

市の子育て情報が網羅された「我孫子市子育てガイド わく2すく2」、毎年発行、A4判38ページ

■保育コンシェルジュがお手伝い

子育て支援センターには保育コンシェルジュが待機し、個別の相談に応じています。保育コンシェルジュというと、保育園の入園をサポートしてくれる存在のように思われがちですが、保育サービスのプロフェッショナルとしてそれ以外にもさまざまな情報提供や支援を行います。自ら保育コンシェルジュでもある下村さんは「子どもと一緒に遊びに行く場所を知りたいとか、子どもの発育状態が気になるとか、気軽に何でも話してみて」と言います。

にこにこ広場のクリスマス会(我孫子市提供)

毎月父子対象のイベントも。1月21日開催「パパとあそぼう」では紙吹雪を雪に見立てて雪遊びごっこ(我孫子市提供)

「子育て応援隊」の申し込みもここ

在宅で育児をしている家庭にとってありがたい「地域の子育て応援隊」。応援隊は家庭を訪問し、情報コーナーにあるチラシを手渡すなど子育て情報を届けるほか、相談にものります。「子どもたちを見守る『近所のおじちゃん、おばちゃん』的存在になってもらえたら」と落合さん。小さな子を抱えて孤立しがちな親たちの不安解消に一役買っているようです。
応援隊はもともと出産後のサポートがメインでしたが、竹井さんは「妊婦さんからの申し込みも受け、産前・産後通じて切れ目ないサポートもしっかりできるようにしていきたい」と言います。派遣の申し込みは、にこにこ広場とほか3広場や行政サービスセンター、保健センターなどで受け付けています。

昨年3月開催「あびこで子育てフェスタ」(我孫子市提供)

情報コーナーの入口で保育課のみなさん

子育てはまちぐるみで~イベントを民間企業と共催

にこにこ広場がショッピングセンター内にあることがきっかけになって、市と民間企業との連携が生まれました。それは毎年度、共催で実施される2つのビッグイベント。一つは「あびこで子育て ママへのごほうびフェスタ」で、今年度は昨年9月にアビイクオーレで開催されました。もう一つは「あびこで子育てフェスタ」で、3月17日(土)にあびこショッピングプラザ(イトーヨーカドー我孫子店)で開催予定です。昨年度も3月に開催された同フェスタでは市民サークル・団体も参加し、特設ステージでのショーやゲーム大会を中心に、職業やアートの体験コーナー、パネル展示など盛りだくさんで、一日楽しめる催しになりました。
市の狙いは子育てしやすいまちづくり。「買い物に来る大勢の人々にPRできる」と小島さん。共催企業のみなさんも、「まちぐるみで子育て」をキーワードにいっしょにがんばりましょうと積極的なのだとか。落合さんは「親だけでなく、地域の大人たち全員が子どもたちを見守ることが大切。イベントにもその思いを託したい」と話します。


問い合わせ:我孫子市子育て支援センター TEL:04-7185-1915
子育て支援センター「にこにこ広場」(我孫子市のホームページ)
http://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/ninshin_shussan/shien_service/syussei_shugaku/shienshisetsu/niconicohiroba.html

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