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地場産野菜を食べよう~町田・相模原の生産農家さんを訪ねて

  • 2018/08/02 UP!

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旬の野菜を食べて暑い夏を乗り切りましょう。
今回は町田、相模原市内の生産農家さんを訪れてみました。
代々稼業を引き継ぐ人、新しい農業を始めた人とスタイルはさまざまですが、
想いはひとつ「地場のおいしいものを食べてほしい!」

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井上さん

inoue小学校の野菜収穫体験を20年続けているという井上さん。
「子どもたちに野菜のことを知ってほしくて…」。畑にはゴボウとヤマトイモがすくすくと!

町田市・金森の住宅街に畑が点在する井上家は、この地で代々農家を続けて300年以上。16代目の孝男さんは、お父さんの健一さん、長男の健史(たけし)さんと3世代で野菜と果樹を約60品目作っています。

「この地区は、16号線と町田街道の間に挟まれたすり鉢状の低い位置にあるので、夏は暑くて、冬場はマイナス4・5℃になることもあるくらい冷えます。この温度差が野菜作りに向いているんです。南傾斜で陽当たりもいいしね」。土壌の黒土もおいしい野菜を育ててくれるそう。「最近は天気が安定しなくて雨の降りも激しいので、雨にやられないようビニールハウスでの栽培も多くしています」。露地栽培も含めてトマトは年3回、キュウリは年4回収穫。

「ハウスで冬を越してゆっくり熟したトマトは甘みが強い、露地のトマトは酸味がある。それぞれに味わいが違います。でも旬のものはその時期が一番おいしいね」。今は、糖度の高いシロトウモロコシや、接木をしないで育てた果肉の下まで甘い小玉スイカが旬。どちらも食べてみましたが本当に甘~い! 「家族みんなで元気で長く農業を続けていきたいですね」。

野菜井上さんの直売所で購入の新鮮野菜

井上さん直売所

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林さん

hayashi「毎日が試行錯誤の連続で勉強中です。小松菜は畑と同じ状態で立てて保存した方が、長持ちします」と林秀宣さん。隣の列にはカブや空芯菜も

16号線に程近い相模原市・下溝の畑で、出荷用の小松菜をせっせと収穫する林秀宣(ひでのぶ)さん。「この一列は1カ月前に種をまいたものです」。農業を始めて今年で4年目。以前は公民館で働いていたそう。自分で独立して仕事をしたいと選んだのが農業。「相模原市のNPO法人で、繁忙期の農家さんのお手伝いをする援農ボランティアを行い、農業の基礎を学びました」。今では約1.4へクタールまで畑を拡大し、年間を通して小松菜をメインに野菜作りに励んでいます。

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「夏の小松菜は成長が早くて若いので柔らかい、そして特有の苦みがあります。反対に冬はゆっくり成長し、寒さに耐えて甘みが増すんですよ」。土壌の堆肥には近くの牛舎の牛糞をたっぷり使っているそう。「土がふかふかして渇きも良くていい土になります」。最近、仲間と共に中学校給食用のタマネギ作りをスタート。「みなさんに地場産の新鮮な野菜を食べてほしいです!」。

ここで買える

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あした農場

あした野菜ソムリエの資格を持つ康子さんはベジブロス(野菜くずを使ったダシ)料理のワークショップも開催。日々畑を耕す恒雄さん

町田市・小野路の山の中にある「あした農場」。のどかな里山の風景に心和みます。農場を営むのは渡辺恒雄さん・康子さん夫婦。無農薬、化学肥料を使わずに自然と季節に寄り添って野菜作りをしています。「5年前、町田市の農地バンク制度(遊休農地あっせん事業)を利用してここで農業を始めました」。荒地を一から開墾し耕して、緑豊かな現在の姿に。年間で40 ~ 50品種のオーガニック野菜、小麦、お米を作っています。「たくさんは作れないので少量多品目です」。今が旬のナスも4種類。「久留米大長ナスを丸ごとグリルで焼くとトローリととろけるよう! 瑞々しい小ナスはピクルスにして」と康子さん。

野菜2野菜には食べ方・特徴が添えられています

 畑の隅に暮らす日本ミツバチの“百花蜜”も採集しています。環境を守りながら、体に優しい旬のものを作り、食べてもらうことを大切にしている2人。体験農業のイベントや援農ボランティアが訪れるなど、人が集う場所でもあります。「気軽に畑を見にきてください!」

オノジロー雑草を食べてもらおうと飼ったけど作物も食べちゃう(笑)

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地元野菜

町田市
町田市役所まち☆ベジ市=毎月第3月曜(休日の場合は翌開庁日)11:00~13:00。町田市役所正面玄関横
町田市日曜朝市=毎月第1日曜(7月と12月は第3日曜も開催)7:00~8:00(12~3月は7:30 ~8:30)。町田市教育センター駐車場
ぽっぽ町田の野菜市=毎週月・木曜9:00~16:00(月曜祝日の場合は火曜)
農家直売所、JAアグリハウス情報は  コチラ 

相模原市
さがみはら市民朝市 4 ~ 9月/ 7:00~8:00、10~3月/ 8:00~9:00
◇第1・3日曜=南部地区・相模原市南区合同庁舎正面駐車場
◇第2・4日曜=北部地区・相模原市本庁正面玄関前広場
ベジたべーな=相模原市中央区青葉3-1-1。第1・3水曜休み
あぐりんずつくい=相模原市緑区中野625-1。水曜休み
sagamix=相模大野ボーノショッピングセンター2階
農家直売情報は  コチラ 

 

マーク

町田産農産物「まち☆ベジ」

まちベジ

安心・安全・新鮮な町田農産物のシンボルマークです。町田市内の生産者が農場の管理と作物の栽培に関して、いつ、どこで、どうやって、どのように行ったかの生産履歴を記録した農産物だけに付けられます。

相模原産農産物「さがみはらのめぐみ」

さがみはら

平成14年3月に市民からの応募で名付けられた相模原産の農畜産物の愛称です。直売所や野菜市などには、このマークののぼりが立てられています。卵や長寿イモ(ヤマトイモ)、神奈川ブランドにも認定されている津久井在来大豆など、相模原ブランドとして力を入れています。

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援農

都市化が進む今、農地や緑地が減少しています。また農家の高齢化や担い手不足、遊休農地の増加なども深刻な問題になっています。各市では援農ボランティアや新規就農者を募り、それを支援する取り組みを行っています。

町田の農家を応援する「NPO法人たがやす」
ボランティア

町田産の新鮮な野菜が食べたい=町田の農家を守りたいという思いで16年前に発足しました。手伝いを必要とする農家と農作業を希望する市民をつなぐ活動を主に、市民・体験農園の運営や地場野菜の普及・環境の保全に取り組み、農業研修や収穫体験などを開催しています。農園産の野菜は販売も。

取材時には農業体験の留学生も来ていました(小野路農園クラブで)。随時援農ボランティアを募集しています!

【問い合わせ】
☎042-794-9002
mail:npo-tagayasu@nifty.com
http://npo-tagayasu.o.oo7.jp/

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