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鶴川ショートムービーコンテスト2018グランプリは「MATES」

鶴川ショートムービーコンテスト2018の入賞作品が決定!

11月23日に鶴川ポプリホールで授賞式が行われました。今年は昨年より10作品以上多い応募作品数87点の中から一次審査で選ばれた入選作品は24点。上映時間15分以内という制限の中、見やすい画面、カット割り、出演者の演技などプロの作品と変わらないレベルの作品ぞろい。難航する審査の結果7作品が受賞しました。
グランプリ石井将義監督の「MATES」、準グランプリ前田理沙監督の「あかり」が輝きました。

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★グランプリ
「MATES」(12分43秒)石井将義監督

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【ストーリー】 もしも思春期に一度だけ性別を選べるとしたら? 10代後半に性別選択の義務が課せられているという世界。幼なじみのデイブとカートにもその時が。ある日、いつものようにふざけ合っていた2人。デイブが「おまえ女にならないか」とカートに思いがけない提案をする…。※企画、制作、脚本、監督は石井監督、キャストは全員オーストラリア人、クルーは中国人、アメリカ人、オーストラリア人、イタリア人で構成

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寺本さん(石井監督の代理)「本人曰く、この作品は失敗作なので絶対に受賞しないと思っていたそうです。最後のシーンは上映した作品とはまったく別のシナリオを用意していて、性別が変わっても友だちでいようと笑顔で終わる予定でしたが、そのシーンを撮り忘れてしまったそうです。また再編集して、ぜひみなさんに見ていただきたいということです。みなさんに喜んでいただいてとてもうれしいです!」

「主人公2人のキャラクターがとても素晴らしかったです。最後は女性になった2人が今までと同じように格闘しているシーンで終わります。本人は失敗と言っていましたが、テーマがすごく伝わってきて良かったです。カット割りもスタイリッシュでテンポが良くて楽しさが伝わってきました」小中和哉審査委員長(映画監督)

 

★準グランプリ
「あかり」(7分40秒)前田理沙監督

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【ストーリー】 昔、よく通った植物園。時が経つにつれ、そこはどんどん寂れていった。私の家族も時間と共に変化していった。妹が生まれ、父が亡くなり、母は家を出ていった…。自分だけが植物園で停滞したまま漂い続けている。そんな自分に決別する時が来た…。※昨年の7月から撮影の試験を開始して、撮り終わったのは今年の1月という力作

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前田監督「家族とはいつまでも一緒じゃない、いつかは離れていく存在です。もっと大事な人が出来ていつかは決別する瞬間があると思うんです。それを自分の大事な場所と瞬間で描けたらいいなという思いで作りました」

燃える髪を持った主人公、他の家族は電球の顔をしているというキャラクターと効果音、独自の世界観が出ていてとても良かったです。ファンタジーの作品としてもまとまりができていました」高橋巌審査員(映画監督)

 

★町田市長賞
「お蚕さま」(11分35秒)能勢陽帆監督 小島菜緒子監督

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【ストーリー】 今では、あまり注目されていない蚕(かいこ)。その蚕の生まれるところから卵を産むところまでを詳しく撮影した記録映画。※蚕の変化をホワイトボードのアニメーションで工夫したり、効果音のハーモミカと太鼓がおもしろい

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能勢監督「蚕はだんだん数が減ってきていて、人に飼ってもらわないと生きていけないので、そのことをみんなに知ってもらいたかったです。編集作業が大変でやっかいなこともあったけれど出来て良かった」

小島監督「初めて作りました。最後のNG集は何度も何度も遊びながら撮って楽しかったです」

「町田は昔は養蚕農家が盛んでした。私の祖父も蚕を育てていてよく蚕を見に階段を上がると怒られていましたね。みなさんが楽しく作れていたのが一番良かったのではと思います。また鶴川ショートムービーには最初のころから参加してきましたが、見ている人に考えてもらう感じてもう映画会になったんじゃないかな。映像文化の大切さを確認できました。これからも続けてください」と石阪丈一市長

 

★町田市議会議長賞
「Cake」(13分50秒)千田良輔監督

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【ストーリー】 カフェにやってきた風変わりな女性客。女性客が注文したケーキとコーヒーを運ぶ店員の小雨。すると女性客が小雨に向かいの席に座ってという。そして息子と待ち合わせしていると話始めた…。

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千田監督「自主映画のいいところは監督のテーマや問題を素直に表現できるところです。この作品は孤独や他者を理解することをテーマに制作しました。ちょっといい話風にしてしまったたのではと反省しています」

「静かな作品ですがとてもステキでした。他者の特性を理解することを考えさせてくれた映画だと思います。この作品をきっかけに、ウルトラマンや仮面ライダーじゃない作品をもっと見ようと思いました」と若林章喜市議会議長

 

★理事長賞
「路上ライブ」(15分)大林泉輝監督

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【ストーリー】 横浜駅前にて、二十歳、駆け出しのシンガーソングライター世界晴太郎の路上ライブがスタートする。彼の前を何百人も通り過ぎていく中、極寒の路上でTシャツ1枚で歌い続ける彼の姿に足を止める人もいる。そんな彼の姿と足を止める人を撮り続けた記録映画。

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大林監督「ギター1本、Tシャツ1枚で路上でライブする彼を記録して、自己表現って誰のためにあるのかを改めて考えさせられました。彼から“俺がやりたいからやっているんだ”という気持ちを教えてもらって、自己満足で映画を制作して何が悪いという気持ちで作りました」

「Tシャツ1枚で寒いと思いますがライブしている彼から、自分のために楽しんでいるんだなと本当に熱が伝わってきました。また路上に立ち寄ってくれった人たち一人一人の生活感もすごく出ていて良かったです」と一般財団法人町田市文化・国際交流財団 鷲北秀樹理事長

 

★U-18賞(18歳以下の監督対象)
「愛の味噌」(8分)監督・長野県岡谷南高等学校放送部

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【ストーリー】 岡谷市で地域の人と完全無農薬の手づくり味噌を作る長峰愛さんを取材。なぜ愛さんは手間をかけることにこだわるのか、私たちも味噌を手作りして体験することにした。味噌づくりを通して関わる人に、愛さんにつてい取材して、その意味を体感した。

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長野岡谷南高等学校放送部「1年かけて取材をして本当に大変な作品でした。この作品を見てあえて手間をかけることの価値を感じてもらえたらうれしいです」

「この作品は岡谷市の良さをピーアールしていて、まさにシティセールスの一環だと思います。ただ愛さんの姿を追うだけでなく自分たちも体験しているところが素晴らしい。若い方たちの情勢が伝わってくるいい映画でした」と和光大学鶴川ポプリホール館長・宗田隆由さん

 

★観客賞
「花みれん」(14分59秒)藤原伊織監督

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【ストーリー】 母1人娘1人で仲睦まじく暮らす、花代と京香。ある日、花代がまんじゅうを喉に詰まらせて亡くなってしまう。ところが、死んだはずの花代は幽霊となって甦る。どうやら未練がある様子。そんな花代は、娘の京香を連れて、生前お世話になった人たちにお礼行脚にまわり始める。笑いあり涙あり。

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藤原監督「人生何があるか分からないから、大切な人には言えるうちに“ありがとう”と言っておきたい…そんな思いで作りました。見ていただいた方が楽しいと思っていただけたのかなとうれしい気持ちです」

「人間の未練が上手に表現されていました。カメラワークも良いし、出演者の方も演技が上手でステキでした。母と娘とも京美人ですね」とTSMCスペシャルサポーターの小林一朋さん。

以上受賞7作品を紹介しました。

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「年々作品の応募も増えてきました。また質も上がってきたなと感じました。2019年も開催することが決定しました。映像を主体として本当の町おこしになればいいなと思っています」とスペシャルアドバイザー・飯島敏弘監督が総評を述べました。

グロ-イングアップ映画祭鶴川ショートムービーHPはコチラ

 

番外編 夏休みの子どもたちの特撮映画「正義の怪獣」

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小中監督の指導のもと夏休みの3日間で、子どもたちが怪獣特撮映画を撮影、制作しました。さてその感想は?

◆「正義の怪獣」ストーリー 地球温暖化を救うために現れた「正義の怪獣」。温暖化の要因を次々に退治していくのに、最後はやっつけられてしまうという物語。

小中監督「子どもたちのアイデアを全部生かして子どもたちの作りたいものを作ってもらいました。今年の出来栄えはどうだっかな?」

子どもたち「昨年よりも今年はメッセージを考えて作れた。想像以上の作品ができてうれしかった」「怪獣をつくるのが楽しかった」「数分の映画だけどやりがいがあった」「みんなで1つのものを作ることがためになったなと思う」

将来の名監督が生まれるかもしれません。来年も子どもたちの特撮映画が楽しみですね!

 

毎年ショートムービーの授賞式を取材するのが楽しみでした。それぞれの監督の15分以内のストーリーの世界にホロッとしたり、思わず笑ってしまったり…。毎年出品する監督もいて、だんだん成長しているなと感じることも(生意気ですが)。限られた時間の中で自分の思いを作品にするってステキなことですね。鶴川ショートムービーから世界をアッと言わせるような名監督が誕生して欲しい! 

 

 

 

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