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特別展「これぞ黄金の国・日本 金屏風展 ー狩野派・長谷川派・琳派などー」 岡田美術館

  • 2019/03/04 UP!

見どころは、金屏風尽しの空間
金・金・金……めくるめく「黄金の空間」

箱根の岡田美術館は、4/6(土)から9/29(日)まで特別展「これぞ黄金の国・日本 金屏風展 ー狩野派・長谷川派・琳派などー」を開催します。

①3階展示室(イメージ)展示室(イメージ)

何枚かのパネルが連続し折りたたむことができる「屏風」は、中国で発祥して日本に伝わり、独自の発達を遂げた調度品です。とりわけ「屏風絵」を黄金で加飾した「金屏風」は、国内で幅広く使われただけでなく、アジアやヨーロッパの国王などに進物としても贈られた、日本ならではの美術品でした。

本展は「日本美術の花」といえる金屏風によって展示室を埋め尽くす、豪華絢爛な特別展です。金屏風だけで構成する企画として異例の試みと言えます。桃山時代から昭和初期にいたる、狩野派・長谷川派・琳派などの作品約30点がそろいます。

⑥狩野派「春秋花鳥図屏風」(右隻部分)

⑥狩野派「春秋花鳥図屏風」(左隻部分)狩野派「春秋花鳥図屏風」(部分) 桃山時代末期~江戸時代初期(17世紀初頭)岡田美術館蔵

「春秋花鳥図屏風」で注目されるのは、手前から金雲、花木と鳥、別の金雲、対岸の景色の順に、それらを重ねるように描き、奥行きを表していることです。この屏風は、狩野派が得意とした、重層的重厚感のある金雲の表現と、桃山時代の力強さを残しつつ繊細・優美を志向する画風が見どころ。

③尾形光琳「菊図屏風」(右隻部分)

③尾形光琳「菊図屏風」(左隻部分)尾形光琳「菊図屏風」(部分) 江戸時代前期 6曲1双 岡田美術館蔵 【展示期間 7/5(金)~9/29(日)】

◆金屏風鑑賞のツボ◆
「小さくたたまれ大きく広がる」「どこにでも動く」という、素晴らしく使い勝手の良い道具である屏風は、折り曲げて置くことにより三次元の奥行が生まれます。紙面やweb上に掲載されている平面に広げて撮影された画像とは違い、展示会場で見るものは自立して立体的に見える屏風絵たちです。平らに伸ばした屏風と、折って立てた屏風とを見比べると、後者の方が金雲も木々も草花も立体的に見えることがわかります。画家たちも、屏風の凹凸を確かに意識してそれぞれの図柄を効果的に配置しています。
視覚だけでなく体感的に鑑賞できることが、調度たる屏風絵本本来の魅力と言えます。

〈Okada Museum Chocolate〉
美術館専属のショコラティエ・三浦直樹が手がけるアートなチョコレートシリーズの中から、今回の金屏風展に出品される作品をモチーフにしたものが2品あります。お土産にぴったり。

⑨Okada Museum Chocolate『雪佳・燕子花』Okada Museum Chocolate『雪佳・燕子花』2800円(税込み)

⑧Okada Museum Chocolate『光琳・菊』Okada Museum Chocolate『光琳・菊』2800円(税込み)

 

⑩牡丹牡丹

庭園や敷地な内では、約400株の様々な種類の牡丹や紫陽花が咲き誇ります。美術鑑賞の後は箱根の美しい自然の中で過ごすひとときが楽しめます。

⑫美術館外観美術館外観

美術館の正面を飾るのは、現代日本画家・福井江太郎氏によって描かれた縦12m横30mに及ぶ風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」(2013年)です。琳派の祖ともいえる俵屋宗達の「風神雷神図屏風」に刻まれた約400年に及ぶ時の流れとともに福井氏が現代に甦らせました。

「これぞ黄金の国・日本 金屏風展ー狩野派・長谷川派・琳派などー」
◆会期   4/6(土)~9/29(日) ※会期中休館日なし
◆開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
◆入館料 一般・大学生2800円(前売り券2550円)、小中高生1800円(前売り券1550円)
※前売り券は、主要コンビニエンスストア並びにチケットぴあで販売

岡田美術館
神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
☎0460-87-3931
www.okada-museum.com

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