映える古墳は大阪・堺で探せ! 話題の古墳映えスポット&古墳グッズ
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大阪府初の世界文化遺産登録をめざしている
「百舌鳥・古市古墳群」。
堺市の百舌鳥古墳群は、4km四方に世界最大級の墳墓・仁徳天皇陵古墳など
大小さまざまな古墳が集まっているのは、日本でもここだけ!
そんな堺で「映える古墳」を探す、“墳活”の旅に出かけませんか?


古墳は堺の伝統産業が始まった場所
「仏教が伝わる前の日本はおもしろいですよ。仏教やサムライのことを知っている人は多いですが、古墳のことを知る人が少ないのはなんでだろう?」とエリック・シュバリエさん。日本について学んでいたフランスの大学で、古墳に興味を持ったとか。
古墳の街・堺に行ってみたいという思いから2012年に来日。堺で外国人鍛冶職人として約5年間修業し、現在は堺伝統産業会館で堺のPR活動を行っています。「堺の伝統産業である堺刃物は、もとは古墳をつくる道具を製造するための鍛冶技術だったそうですよ。古墳は、堺の伝統産業の始まりの場所でもあるんですね」
大事なのは「見る」ことよりも「感じる」こと
フランス人観光客を古墳ツアーに案内することもあるというエリックさん。
「一番喜ばれるのは、仁徳天皇陵古墳や大仙公園内の小さな古墳をめぐるコース。途中、堺市博物館で、百舌鳥古墳群のVRツアーの体験もできますし、大仙公園内にある日本庭園で抹茶を飲みながら日本文化にも触れられますしね」
巨大な古墳は全貌が見えないため、実際に見ても興味を持つ人・持たない人に分かれるそうですが、「大事なのは“見る”のではなく“感じる”ことだと思います。古墳は、1600年前の日本でつくられたとても神聖な場所。当時の人々の思いを感じてほしいですね」
エリックさんの奥に見える小山のような場所は、大仙公園内にある「孫太夫山(まごだゆうやま)古墳」。この古墳沿いには何カ所もベンチが設置されていて、ゆったりとした時間が過ごせます
profile
エリック・シュバリエさん
1989年フランス生まれ。パリ郊外の街ショモンテル出身。「個人的に好きなのは仁徳天皇陵古墳といたすけ古墳。夜、虫の声が聞きたくなって、仁徳陵に行くこともありますよ」


こんもりとした墳丘、豊かに水をたたえた濠(ほり)…。
緑と水のコントラストが美しい古墳は、堺の隠れたインスタ映えスポット!
ステキ写真を撮影しに出かけてみませんか?

水面に映える緑が
ファンタスティック!
クフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵とともに世界三大墳墓といわれる「仁徳天皇陵古墳」。厳かな雰囲気の拝所前もいいけれど、オススメ撮影ポイントは、両サイドに松の並木が続く外濠。奥行きのある濠に空が映り込むように撮れば、空と濠が一体化したような一枚に。拝所に向かってすぐ右手にある、小さなハニワのオブジェもチェックして。
とってもフォトジェニックなハニワのオブジェたち
非日常の時間が流れる仁徳天皇陵古墳の拝所前
▼所在地/堺市堺区大仙町(Yahoo!地図を見る)▼形/前方後円墳▼大きさ/墳丘長486m▼全国ランキング/1位

墳丘越しに沈む
夕日をキャッチ
百舌鳥古墳群では、仁徳天皇陵古墳に次いで2番目に大きい「履中天皇陵古墳」。オススメ撮影ポイントは、前方後円墳の“前方部”東側の歩道。ここからは墳丘越しに大阪湾方面に沈む夕日を目にすることができます。
北側には「ビュースポット」があり、少し高い位置からの撮影もOK! こんもりとした木々の丸みを帯びたシルエットが間近で体感できます。
ビュースポットからは、“前方部”の丸いシルエットがよくわかります
▼所在地/堺市西区石津ヶ丘(Yahoo!地図を見る)▼形/前方後円墳▼大きさ/墳丘長365m▼全国ランキング/3位

青空をバックにした
赤と緑のコントラスト
広々とした濠と緑の墳丘が美しい「御廟山古墳」。最近の調査で、現在は1重ですが、築造時は2重の濠だったことが分かっています。
オススメ撮影ポイントは、周囲に整備された遊歩道の西側にある、赤い鳥居が鮮やかな「永尾大神」横。スマホ用の魚眼レンズなどを使って、赤と緑を美しく対比させる写真を狙ってみるといいかも。
西側から撮影した風景。墳丘には樹齢数百年のクスノキもあるんですよ
▼所在地/堺市北区百舌鳥本町(Yahoo!地図を見る)▼形/前方後円墳▼大きさ/墳丘長203m以上▼全国ランキング/35位

水鏡に映る
古墳の美しさに感動!
前方部が大きく広がり、百舌鳥古墳群の中でも、ひときわ美しいフォルムで知られる「ニサンザイ古墳」。広々とした濠と墳丘のダイナミックな風景も魅力です。
到着したらまずは、古墳西側の御陵山公園入り口にある“武士埴輪”のオブジェ(実は車止め)越しに古墳を撮影。遊歩道沿いに歩けば、どこからでも美しい墳丘が楽しめますが、特にオススメの撮影ポイントは“前方部”北側。濠に映る古墳に胸キュン♥
御陵山公園には、ハニワをかたどったさまざまなモニュメントが
▼所在地/堺市北区百舌鳥西之町(Yahoo!地図を見る)▼形/前方後円墳▼大きさ/墳丘長300m▼全国ランキング/7位
今回の撮影ワンポイントアドバイス
古墳のある風景写真を撮ろう
水面に古墳を映り込ませる構図に
濠の水面に古墳が映り込むように撮影すると、写真に広がりが生まれます。波があると映らないので、風のない日を狙ってください。構図は、濠の水面がフレームの1/3、墳丘と空を2/3ぐらいにすると、バランスがよく見えます。
昼間と違う表情のマジックアワーを狙う
同じ構図の写真でも、「マジックアワー」を狙うと、昼間とはまた違った表情の写真が撮影できます。マジックアワーとは、日の出の直前や日没直後の数十分間、空が美しく色づく時間帯のこと。雲の具合など空の表情が良い日を狙ってチャレンジしてみてください。
tomo.
岸和田・堺を中心に撮影、関西で活躍するフォトグラファー。
Instagram公式アカウント:@tomo_557


かわいいお土産も手に入れたいっ♪
百舌鳥古墳群のお土産ショップ「もず庵」でキュートな古墳グッズたちを見ぃつけた!
あなたのアイデアで映える写真を撮影しちゃおう。
前方後円墳の「カギ形」をモチーフにしたキュートなこんにゃく。ほどよい粘りと食感が楽しめる本格派の味わいです。面倒なあく抜き不要なので、好みで煮たり、焼いたりして召し上がれ♪ 写真は、濠に見立てた刻みネギの上にこんにゃくをトッピング。これなら食卓が華やかになること間違いなし!
堺の伝統的な染色技法「注染和晒(ちゅうせんわざらし)」のブランド・にじゆらと、堺市博物館とのコラボで生まれた古墳柄の手ぬぐい。古墳やハニワ、濠に住む生き物たちなど、百舌鳥古墳群の風景がデザインされたアートな手ぬぐいです。写真は、抜けるような青空にはためく様子をパチリ。手ぬぐいの下から見上げるようにして撮るのがポイントです。
墳丘がなぜかパンダの顔に! 古墳とパンダの不思議な組み合わせが、なんだかとってもカワイイですね。大きなサイズ〈親〉、小さなサイズ〈子〉を親子でそろえたい♥
シンプルに古墳をデザインした堺柄はんこ〈古墳〉も使って、オリジナルカードを作ってみては。カラフルなインクで思い思いにデザインしましょ。
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