1. 名古屋トップ
  2. 街のイベント・レジャー
  3. 人としてのあり方を問う―。「命のビザ」杉原千畝(ちうね)さんの生き方に触れて

人としてのあり方を問う―。「命のビザ」杉原千畝(ちうね)さんの生き方に触れて

  • 2018/03/12 UP!

心に突き刺さる「人権・平和」へのメッセージ
社会情勢は変化しても、人としてのあり方に変化なし!

「命のビザ」杉原千畝(ちうね)さんの故郷・岐阜県で魂の企画展を開催

俳優・唐沢寿明さん主演で映画化された、人命重視の外交官といえば杉原千畝さん。アンネ・フランクさんとともに、戦火という厳しい中での英断、熱いメッセージを送れる人なんて、そうそういるものではありません。この2人の生き方を示す企画展が、千畝さんの出身県である岐阜県で開かれました。

WebNews P4オープニングの挨拶で40分、何と11人でテープカットが行われました

いつになったら人類みな兄弟、そして平和な世界になるの?!

「勇気の証言 ― ホロコースト展 ~アンネ・フランクと杉原千畝の選択~」は3月8日から4日間、千畝さんの故郷・岐阜県の県都、岐阜市で開かれました。実はこの企画展、1994年(平成6年)から続くという超ロングランイベントで、強い申し出がある地域でこれまで80会場近く開かれ、のべ210万人の来場を記録しているのだとか。

WebNews P3「命のビザ」とよく聞きますが、やっと目にしました!

東海3県では今のところ、岐阜県のみの開催に留まっていますが、千畝さんの思いに触れようと、初日の一般開放には長蛇の列が! 千畝さんの影響力の大きさを垣間見ることに。

会場内には、シンプルで分かりやすい言葉ながら、インパクト大の問いかけに似たワンフレーズメッセージがあちらこちらにパネル展示。「人権と平和」の大切さはもちろん、簡単なワードなのに、世界平和実現に至っていない厳しい現実を思い知ることになります。

WebNews P1千畝さんのメッセージパネル

人生の教訓としたいキーワードの数々

LGBT(性的マイノリティー)や女性活躍推進。日本でもてはやされるキーワードですが、ここに来るとそれらが世界共通の課題であることが分かります。

人権教育 ―― 自分を知ること。相手を知ること。

マイノリティ ―― 差別への挑戦
(南アフリカの人種差別「アパルトヘイト」からの開放を実現したネルソン・マンデラ元大統領の写真とともに)

女性 ―― 自分らしく生きる

実にシンプルでストレートに心に響いてきます。さらに、迫害に追われるリトアニアのユダヤ系民衆を救う千畝ワードが追い討ちをかけてきます。

「同じ人間だと思っていない。それががまんできなかった」

「これだけの人たち(リトアニアのユダヤ系民衆)を置いて、私たちだけが逃げるなんて、絶対にできません」(千畝さんの妻・幸子さんの言葉)

WebNews P2アンネ・フランクのメッセージパネル

千畝さん、幸子さんともに正義感の塊ですよね。領事代理という職位では決断できない立場でありながら、瀬戸際での独断なんて、できるものではありません!

今の私たちが目指すこと。あらゆる自身の行動の前提に「思いやり」と「尊重」の念を持ち、立ち居振舞っていくことです。心の中で「その通り!」と納得できても、いつも行動には表せるものではありません。少しでも、千畝さんやアンネ・フランクのような人間像に近づきたいと思いませんか?

 

人気記事ランキング

  1. 名古屋トップ
  2. 街のイベント・レジャー
  3. 人としてのあり方を問う―。「命のビザ」杉原千畝(ちうね)さんの生き方に触れて

サンケイリビング小学生新聞

名古屋リビング小学生新聞
2018年 創刊号

電子ブックを読む



会員登録・変更