【編集部の本棚】近寄りがたい名画に触れる 江國流の暴論にもうっとり「名画とあそぶ法」

【編集部の本棚】近寄りがたい名画に触れる 江國流の暴論にもうっとり「名画とあそぶ法」

近寄りがたい名画に触れる
江國流の暴論にもうっとり

編集部 R・N select

批評オモシロ度 ★★★★★

名画掲載満足度 ★★★★★

名画とあそぶ法

著者/江國 滋
(朝日新聞社刊、定価2,913円+税)※版元品切れ

 気持ちにゆとりが持てて、仮に時間も旅の費用もあればしてみたい、欧州など海外の美術館巡り。そんな美術館巡りを我が机上で楽しめるのが、「名画とあそぶ法」。平成5年初版が発行され、著者はエッセイストで俳人でもある江國滋(昭和9年~平成9年、享年62)。自ら語るには知識不足、ここで取り上げることも恐れ多い名画ですが、この一冊は、そんな自分に新しい鑑賞法を教えてくれました。
乱れた日本語が耳障りになり始めた平成元年、「日本語八ツ当たり」(新潮社刊)がベストセラーとなり、それに共感して〝江國ワールド〟に心酔。世界の有名美術館を年に2、3回訪ね歩いた著者は、名画の数々を江國流の視点と暴論(?)で面白く解説。数ページおきにカラーの図版が収載されているのも親切で分かりやすい構成です。

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