【編集部の本棚】魍魎とは、匣とは… ミステリーと共に、人間の内側に出会う「魍魎の匣」

【編集部の本棚】魍魎とは、匣とは… ミステリーと共に、人間の内側に出会う「魍魎の匣」

魍魎とは、匣とは…
ミステリーと共に、人間の内側に出会う

編集部 N・H select

ミステリー度 ★★★★★

ドキドキ度  ★★★★☆

魍魎の匣(もうりょうのはこ)

著者/著者/京極夏彦
(講談社、定価1,350円+税)

 私がこの本を手にしたのは、舞台化が決定し、主人公を演じるのが好きなアーティストだったからというミーハーな理由。舞台や映画を観る時は、原作も読んで違いや演出を楽しみます。
読む前は〝ミステリー、サスペンス、ホラー、グロテスク〟という、私が普段手に取らない本のタイプのイメージ。しかし実際に読んでみると、人間の繊細で危ういところ、大切な人への思い、善悪とは…と、あらゆる欲望や感情が、濃いキャラクター、世界観と共にテンポよく描かれ、すんなり読みやすく、後半にはジーンとして考えさせられる場面も。
出会いのきっかけは舞台でしたが、有名なシリーズものなので、また濃いキャラクターたちに会うため、残りの夏も涼しい部屋で読書を楽しもうと計画しています。

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