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【子育て相談室】幼稚園ではしっかり者、家ではのんびり、たまにかんしゃくも

Q幼稚園ではしっかり者、家ではのんびり、たまにかんしゃくも

 2児の母です。長女(4歳)は幼稚園では着衣や食事面でしっかりしているといわれます。家では食事中立ち歩き遊ぶなど、食事に時間が掛かります。注意すると「分かってる」と怒ります。ささいなことで、かんしゃくを起こすことがあり、疲れます。(4歳、女児のママ)

女児食事1

A互いの〝気持ちと要求〟の整理を
ママの受容・肯定が子どものやる気に

このケースでは、〝気持ちと欲求の整理〟が必要です。子どもは「幼稚園で頑張っている(気持ち)」「家ではのんびりしたい(欲求)」、ママは「家でも頑張ってほしい(欲求)」「食事に時間が掛かり困る(気持ち)」と考えられます。
2人が関係をうまく作るには、これらを伝え合うことが大切。最初に子どもの頑張りを「幼稚園では自分で着替えたり、ごはんも時間内に食べたりしてよく頑張っているね。ママうれしいな」という具合に言葉に出して認めてあげてください。ママが認めてくれると、子どものやる気や励みにつながります。
そして、子どもの欲求を「家では頑張るより、のんびりしたいんだね」と受容してみましょう。受容・肯定することで、子どもは「否定されていない」と安心します。この状態を作ると、子どもが話を聞きやすくなります。
ここでやっと、ママの気持ちと欲求を伝える番です。使ってほしいアンガーマネジメントのテクニックは「私(ママ)メッセージ」。
「ママは、とっても困るの。座って食べてくれたら助かる。時間内に食べてくれるとう
れしい」と気持ちプラス欲求を伝えてみましょう。「あなたが、立ち歩いて食べるから怒っているんでしょ」というような「あなたメッセージ」は、やる気を削いでしまいます。
アンガーマネジメントは問題解決志向で考えます。できていないことに注目するのではなく、今後できそうなこと、どうやったらできるようになるか、に注目した視点で考えると、子どものかんしゃくも減るはずです。

野村恵里さん
カラフルコミュニケーションズ代表。保育士として20年間勤務。現在は、旭川荘厚生専門学院児童福祉学科専任講師。
日本アンガーマネジメント協会公認シニアファシリテーター。子育て講演会などで講師を務める。6月に著書「保育者のための子どもの〝怒り〟へのかかわり方」(中央法規出版)を出版

野村恵里さん

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