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ノーベル賞につながる力はチャレンジし続ける姿勢

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ノーベル賞につながる力は
チャレンジし続ける姿勢

 理数教育推進のために、大阪府教育庁が開催している「大阪サイエンスデイ(第11回大阪府生徒研究発表会・第8回科学の甲子園大阪府大会)」。兵庫先生が、このイベントの様子とともに、“探究”に向かう高校生へのメッセージを伝えてくれました。

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兵庫將夫(ひょうごまさお)

1951年大阪府生まれ。1974年~、大阪府立高校教諭、府教育センター、府教育委員会を経て、府立天王寺高校校長、府立高等学校長協会会長。2012年~、大阪工業大学教育センター特任教授

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「科学の甲子園 大阪府大会」の実技競技。精度の高いデータを得られるように、実験に真剣に挑みます

 10月20日に開催された「大阪サイエンスデイ」の研究発表会には、約2000人の高校生が参加。大阪府内のスーパーサイエンスハイスクール指定校を中心に、自ら見いだした課題を研究した成果が発表されました。会場の天王寺高校には、発表ポスターが126枚設置され、熱心な説明と質疑応答が行われました。この質疑をヒントに深化させた研究は、第2部として12月23日(祝・日)に大阪工業大学で発表され、見学も可能です。

 翌10月21日には、「科学の甲子園大阪府大会」が大阪工業大学で開かれ、20校の高校生が、筆記競技と、物理、化学の実技競技に取り組みました。課題をチームで検討して精度のよい実験を行い、結果を分析して考察を深めようとするひたむきな姿に、たくましさを感じました。

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数学、理科、情報などの筆記競技。チーム6人で協働して課題に挑みます

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閉会式の様子。総合1位、大阪工業大学サイエンス・テクノロジー賞(実技競技1位)は大阪星光学院高等学校、総合2位は大阪府立北野高等学校、総合3位は大阪府立三国丘高等学校でした。大阪星光学院高等学校は、「第8回科学の甲子園全国大会」(来年3月・さいたま市)に、大阪府代表として出場します

“失敗が当たり前”と挑戦し続ける大切さ

 さて、今年のノーベル生理学・医学賞に決定した京都大学特別教授の本庶佑さんは、インタビューで、「何か知りたいという好奇心」と「自分の目で確信できるまでやる、自分の頭で考えて納得できるまでやりきる姿勢」が大切だと述べられています。

 また、座右の銘として「有志竟成(ゆうしきょうせい)」と揮毫されていました。これは「強い意志を持てば目的は必ず達成できる」との意味です。「実験というのは失敗が当たり前で、1回1回のことにめげていてはダメ」とも述べられています。なぜうまくいかないかを考え、チャレンジしていく中で、必ず道はひらかれていきます。

 高校生のみなさんには、科学に限らず、疑問を見つけて、自分の頭で考え、納得できるまで探究を深めてほしいものです。その過程では、「ワクワクする楽しさ」が感じられると同時に、さまざまな壁に阻まれることもあると思います。

 自分にはこれが限界かもしれない、あるいは頑張ったからもういいのではと妥協してしまったとき、その先へ進むことは望めません。強い気持ちで「大きな志」に向かって進んでほしいと思います。努力したことは必ずどのような形であれ報われるとの思いを持って、挑んでほしいものです。

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