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目標に向かって 今できることを着実に

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目標に向かって今できることを着実に

 もうすぐ冬休み。来春に受験を控え、追い込みに入っている生徒に向けて、元府立高校校長の兵庫將夫さんが、冬休みの学習の取り組み方についてアドバイスをしてくれました。

 受験生のみなさんは、この時期までにさまざまな模擬試験などを受けてこられたことでしょう。そして、志望校の合格可能性の判定を見て、いろいろな思いをお持ちのことと思います。

 合格可能性が気になるのは当然ですが、あくまでも模擬試験の判定であり、その結果が志望校の合否を決めるものではありません。模擬試験を受けている時期は、まだすべての範囲の学習を終えていない段階であり、問題演習なども十分にはできていない時期の判定です。

 それ故、これからの期間の取り組みがとても重要になります。目標に向かって真に実力を伸ばしていく、大切な時期なのです。それぞれの志望に向かって、自分の力をしっかりとらえて悔いのない取り組みをしてほしいものです。

過去の答案を見直し苦手分野を把握

 模擬試験の合格可能性判定よりも、各教科・科目の成績に注目しましょう。同じような判定であっても、教科・科目の得点の構成をしっかり点検してください。例えば、前回の模擬試験では、国語の点数が高く、今回の試験では数学の点数が高かったなど、高い得点を取れた教科・科目が違っていることがあります。同じ教科・科目であっても、出題された分野や問題によって得点にばらつきがないか、得点を取れている分野と取れていなかった分野についてしっかり見直しましょう。

 この時期こそ、これまで受けた模試などの答案を見直し、一度解いた問題をじっくりと復習しましょう。苦手な分野をしっかり把握し、重点的に学習していくことが重要です。もう一度解説をしっかり読み、解答に至る経過を見直してみましょう。その上で「何がわからなかったのか」「どのようなミスをしていたのか」をはっきりさせていくことです。

 さまざまな問題を解く演習量が不足していることに、不安を感じている人もいると思います。それぞれの教科・科目で、標準問題から応用問題まで、演習量を確保しつつ復習していくことは、簡単なことではないでしょう。しかし、目標に向かって、あせることなく苦手分野を克服し、着実に勉強を進めていくことが結果につながると信じて、がんばってほしいと思います。

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兵庫將夫(ひょうごまさお)

1951年大阪府生まれ。1974年~、大阪府立高校教諭、府教育センター、府教育委員会を経て、府立天王寺高校校長、府立高等学校長協会会長。2012年~、大阪工業大学教育センター特任教授

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