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夏休みは未知の世界にチャレンジするチャンス

夏休みは未知の世界にチャレンジするチャンス

夏休みは未知の世界に
チャレンジするチャンス

 子どもたちが楽しみにしていた夏休みが始まりました。これまでに経験したことのないことや、長期休暇にしかできない体験をしてみませんか。兵庫將夫さんからのメッセージをお届けします。

 夏休みには、学校行事や部活動などいろいろな予定があるでしょう。この期間を活用してさまざまな経験をすることは、皆さんの将来にとってかけがえのないものになると思います。前に踏み出す勇気を持って挑戦することを願っています。
 今まで出会った高校生・大学生たちは、長期の休暇に体験したことが、新たな挑戦へのきっかけとなりました。“その時は気づかなくても、後になって経験したことが互いに結びついて、生きた知恵となり、困難な課題の解決や新たなものの創造に役立った”とも述べていました。
 例えば、部活動の合宿では、早朝からの厳しい練習を共にやり抜くことで、その後の仲間との意思疎通がスムーズになります。試合の流れを共有し、互いに意図を感じてゲームを進められるようになるとともに、チーム力が向上していくのを実感したようです。また、初めて参加したセミナーでは、自分の知らない世界が広がり、将来に必要な力を鍛えるチャンスとなったようです。

疑問を持ち人と対話して“生きた知恵”を

 生きた知識は、自分の体験を通して身についていくものです。未経験なことに触れ、いろいろな人と出会い、交流を深めることで活性化され、生きた知恵となるのです。
 ただ単に多くの知識を得ることを「学び」だと考えていては、大きく成長することは期待できないでしょう。未知のものと出会い、「わからない」ということを「知る」ことこそが、「学び」と考えてほしいと思います。
 体験し出会ったことについて「なぜ?」と疑問を感じることが、新たな「学び」へ進むきっかけになります。次々と出てくる「わからない」ことを学び続けることで、高みへと上がり、学ぶことの面白さを感じるようになります。自分の「学び」を見つけることは、とても大切なことです。
 人と対話し、生の情報や考えを交換することで、誤りや不完全な点に気づき、補足し修正することができます。考え方や、多様な視点から吟味することを学ぶのです。
 未知の世界にチャレンジすることには、大きな不安を感じるものですが、さまざまな人との出会いやつながりが、とても貴重なものになっていくことでしょう。

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兵庫將夫(ひょうごまさお)
1951年大阪府生まれ。大阪府立高校教諭、府教育センター、府教育委員会、府立天王寺高校校長、府立高等学校長協会会長を経て、2012年から大阪工業大学教育センター特任教授

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