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成績が伸び悩んでいる子どもを励ますときに心がけたいこと

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成績が伸び悩んでいる子どもを
励ますときに心がけたいこと

 毎日の授業やさまざまな学校行事で、子どもたちが充実した2学期を過ごす中、中間試験や模試の結果を受けて、ちょっと心配という人もいるのではないでしょうか。そんな保護者に向けた、兵庫將夫さんからのメッセージです。

 保護者の皆さんにとって、子どもの成績は、常に気になるものでしょう。成績が伸び悩んでいると、子どものためと一生懸命に励まされていますが、少し「ゆとり」が感じられないように思われることがあります。学校からの成績表を見て「成績が上がらないのは努力が足りないからだ」と思い、子どもをがんばらせようとしている姿をよく目にします。
 親の叱責を受けた子どもたちは、素直に「もっとがんばらなければ」と思うのですが、これが続くと、「つらいな」と感じるようになってきます。自分が勉強して「がんばった」部分より、「できなかった」箇所にスポットが当てられ、「なんでわからないの? あなたの努力が足りない」とプレシャーをかけられては、のびのびと勉強に向かうことはできません。
 保護者の方が「ゆとり」を持って子どもに接することで、家庭の雰囲気が和らぎ、子どもの表情も変化します。家庭の中がいつも笑顔でくつろげる雰囲気であれば、自分を大切に見守ってくれている保護者の期待に応え、がんばろうとの気持ちが生まれてきます。勉強にも集中できるようになり、学習がうまく進んでいくように感じます。

がんばっているところをよく観察してポジティブな声かけを

 子どもたちの力を伸ばしていくためには、子どもたちが楽しいと感じることが大切でしょう。子どもががんばっているところをよく観察して「よくがんばっているね」「前より良くなったじゃない」などとポジティブに声をかけてあげましょう。子どもたちは、がんばりながらもなかなか自分の思うような成果を感じることができずに不安な思いを抱き、くじけそうになることがあります。そんなとき、子どもを支えることができるのは、保護者の皆さんの笑顔と不安を包み込む和やかな家庭の雰囲気です。
 日々、成長を願って子どもと接していると、イライラしたり、焦ったりすることがあることでしょう。ときに、厳しく当たってしまうこともあることでしょう。そのようなときは、鏡でご自分の姿を見てください。「あ、怖い顔になっている」と思ったら要注意です。そこで、自らを省みることが大切です。

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兵庫將夫(ひょうごまさお)
1951年大阪府生まれ。大阪府立高校教諭、府教育センター、府教育委員会、府立天王寺高校校長、府立高等学校長協会会長を経て、2012年から大阪工業大学教育センター特任教授

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