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勉強しない子のやる気を引き出す3つの方法

勉強しない子のやる気を引き出す3つの方法

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 子どもが勉強をしないと、つい「勉強しなさい!」「勉強しないと成績下がるわよ!」「勉強しないならゲームを取りあげるからね」などと叱ってしまうことがありますよね。

 小学校の高学年ともなると、「親に言われなくても自分から進んで勉強してほしい」と思うこともあるでしょう。

 しかし、叱ったところでなかなか親が期待するようにはいかないもの。それはなぜなのでしょうか?

■子どもが勉強をしない理由

子どもが勉強しようとしないのには、次のような理由が考えられます。

●学校の授業や習い事などで肉体的に疲れている
●人間関係の気づかいなどで精神的に疲れている
●勉強以外に興味のあることがある

では、勉強しない子のやる気を引き出すにはどうしたらいいでしょうか?

①「共感」する

 親に「勉強しなさい!」と言われて、うれしそうに勉強を始める子はほとんどいません。頭ごなしに叱っても反発されるだけでなく、余計に勉強ぎらいになってしまうことも。まずは、叱るよりも「なぜこの子は勉強をしたがらないのか」を考えてみましょう。そして子どもの「言ったこと」「様子」「態度」などをよく観察し、子どもの気持ちをくむ言葉をかけてあげます。

「スイミングで疲れちゃって、勉強する気分じゃないんだね」
「問題が難しくて困っているんだね」
「元気がないみたいだけど、何か心配事があるのかな」

 このように、そのときの子どもの気持ちに共感します。気持ちをくんでもらった子どもは、安心して心が落ち着いてきます。心が満たされると、自然とやる気が出てきます。

②「認めホメ」と「ねぎらい」

 親は、子どもが良いことをしたら褒めますが、当たり前にしていることはあまり褒めたりしません。ですから、普段できていることに目を向け、それを認めて声をかけてあげる「認めホメ」をしてみましょう。

 たとえば、登校時に重そうなランドセルを背負っていたら「ランドセル重たいね」、塾へ行くところなら「これから塾行くんだね」、宿題をやっているなら「宿題やってるんだね」と子どもが今していることを言葉にして伝えます。

 つまり、普段当たり前にしていることを認めてあげるのです。そして、その後は、「おつかれさま」「大変だったね」「がんばったね」などとねぎらいの言葉をかけてあげましょう。

 この「認めホメ」と「ねぎらい」は、親が「あなたに関心がある」「あなたのことを気にかけているよ」ということを知らせるメッセージです。親に自分のしていることを認めてもらえると、子どもは自分に自信を持つことができ、やがてはそれが本人のやる気につながっていきます。

③提案やアドバイスよりも「話し合い」

 子どものためにと思って親がしてしまいがちなのは、「○○してみたら?」と提案やアドバイスをすること。一見良さそうに見えますが、実はこれらは「押しつけがましい」と思われてしまうことがあります。
 また、いつも提案ばかりされていると、子どもは自分で考えることをしなくなり、指示待ちになってしまうことも。

 ですから、親が一方的に解決するのではなく、「あなたならどう思う?」「どうしたらいいと思う?」と切り出し、お互いによく話し合ってみましょう。「親には何でも話せる」と感じた子どもは、悩みや不安を上手に解決できるようになり、自発的に行動するようになります。

 子どもが勉強をしないと親としては不安になることもあるでしょう。しかし、「勉強しなさい!」と叱っても効果はあまり期待できません。子どものやる気を引き出すには、親の声かけや接し方が重要です。叱るより、温かいメッセージを送ってあげる方が、子どもの心が安定し、やる気もアップしていきますよ。

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佐藤麻依子(さとう まいこ)

子育てに悩むママ対象の心理カウンセラーとして活躍中。子育てをラクにする「子育て3ステップ会話法」を考案。著書に「男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法」(秀和システム/1620円)。
http://www.3stepcm.com/

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