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頭の中で授業を再現できる ノートの作り方

頭の中で授業を再現できる ノートの作り方

頭の中で授業を再現できるノートの作り方

 新学期が始まって約2カ月。身に付けておきたい学習の進め方や上手なノートの作り方を、兵庫將夫さんが教えてくれました。子どもたちにアドバイスしてあげて。

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兵庫將夫(ひょうごまさお)

1951年大阪府生まれ。
1974年~、大阪府立高校教諭、府教育センター、府教育委員会を経て、府立天王寺高校校長、府立高等学校長協会会長。2012年~、大阪工業大学教育センター特任教授

 勉強を進めているとき「なぜ?」「どうもよくわからないな!」と感じることがあると思います。そんな思いをそのままにするのではなく、ささいなことでもその場その場でしっかり解決していくことが、後々の学びに大きく影響してきます。

 授業では、先生の講義を聴き、板書されたことをノートに取っていると思いますが、“とりあえず黒板に書かれたものを写しておこう”という気持ちでは寂しく思います。最近では、スマホで“写メ”している人もいるようです。後で見直したらよいと思いがちですが、時間が経つと筋道が分からなくなって、うまくいかないものです。

 授業のノートは、後で振り返るときに、自分の頭の中で授業を再現して、ポイントを確実につかむための重要な手がかりです。そのためには、板書されたものだけでなく、先生が説明した「ことば」を聴き取り、記録することが非常に大切になります。授業の中で先生が強調している事項や自身で気付いたこと、分かりにくいと感じたことをメモしておきましょう。特にポイントになると感じた部分には、カラーマークしておきます。

後から注釈や修正を書きこめる余白を

 また、見やすく分かりやすくするために、ノートはスペースにゆとりを持って書きましょう。見開きにして大きく使い、左側は板書の内容と講義のポイントをメモします。右側にはプリントを貼ったり、疑問に思った点などを記録しておきます。復習するときに、参考となる事項や注釈などを書き足せるようなスペースを確保しましょう。

 数学や理科の演習では、設問の条件を図やグラフで十分大きく描き、補助線や角度などを加筆して解く手がかりを見い出しやすいようにしましょう。解答過程を点検するときに、余白を活用して必要な加筆・修正ができるようにします。このとき、消しゴムで消すのではなく、元の数式などを朱書きで訂正し、同じ間違いを繰り返さないように留意しましょう。

 この時期に、自分なりの学習のスタイル(学びの姿勢)を確立していきましょう。日々のノート作りや学びを振り返り、内容の把握、学習ポイントのまとめへと、学習を進めていく姿勢を身に付けたいものです。

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