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「国循とは何でしょう?」病院長に地域特派員が聞きました

  • 2019/07/11 UP!

国循ヘッド

7月1日、JR岸辺駅前の北大阪健康医療都市、通称〝健都〟に国立循環器病研究センターが移転し、話題に。そこで、リビング北摂Webの地域特派員・ぽむろんさんが同病院長の小林順二郎さんにインタビュー。同センターの役割や新しい設備などについて教えてもらいました。 ※文中敬称略

小林病院長

国立循環器病研究センター病院長
小林順二郎さん

大阪大学医学部卒。シカゴ小児病院などを経て1994年から国循へ。2018年から現職。専門は後天性心疾患の外科治療。健康のためにお昼はお弁当で、「娘が使っていたキャラクターの弁当箱が適量(笑)」

 

企業、大学と手を携えて、
循環器病の制圧を目指す

ぽむろん 国立循環器病研究センター(国循)の役割について教えてください。
小林 国内に6つある国立高度専門医療研究センターの1つで、心臓や脳、血管などの「循環器病の制圧と究明」を目的に、研究所と病院が一体になった施設です。病院は循環器の専門病院で、地域のかかりつけ医からの紹介が基本です。
ぽむろん 新国循の特徴は?
小林 研究と臨床を同時に行うセンターですから、研究者と医師とのコミュニケーションは欠かせません。そこで新国循では、病院と研究所の境目にサイエンスカフェを設置し、より密接に対話ができる環境を整えています。また、新たにオープンイノベーションセンター(OIC)が誕生し、病院と研究所を仲介します。国循で開発した医療機器を日本の企業が製品化するなど、企業、大学と共同研究を行います。

 

ハイレベルな手術室で患者を支える

ぽむろん 新しい国循では、さらに高度な治療が期待できますね。
小林 カテーテル治療と切開手術、どちらにも対応できる手術室をハイブリッド手術室と呼びます。新国循では、この手術室を4室に増やしました。一病院における数としては、世界でもトップクラス。これで手術のみ・カテーテルのみでは難しい治療に、さらに対応できます。

ハイブリッド手術室▲ハイブリッド手術室。小児、大動脈などの大血管、心臓弁、脳外科と、症状別に4つの手術室があります

小林 成人用のICU(集中治療室)も、手術室と同じフロアに24室あるほか、ヘリポートも設置します。移植の臓器搬送のほか、緊急患者の搬送に役立てます。
ぽむろん 患者さんにはお子さんもおられますね。
小林 はい。お子さんの不安を少しでも解消してあげたいと思い、今回、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんの協力で、小児科外来の採血室など3室に、スヌーピーのキャラクターデザインを採用しました。
ぽむろん 人気のキャラクターですから、付き添いの保護者の心も和みますね。

USJ▲小児科外来の計測室、採血室(写真)、プレイルームではスヌーピーがお出迎え

 

健都全体を盛り上げていきたい

ぽむろん 健都がある岸辺駅前が様変わりしています。
小林 OICとは別に、今後、健都の施設として「健都イノベーションパーク」が誕生します。こちらに入居する企業とも協働し、医療機器などの開発を進めます。病院は臨床の場でもあるので、病院長の立場としては、企業誘致にも携わっていきたいです。
ぽむろん 健都という〝まち〟を、国循も盛り上げていくんですね。
小林 そうですね。健都に新しくできたマンションに、国循から健康管理プログラムを提供するなど、すでに取り組みが進んでいます。国循の近隣の大学も含めて、今後は周りと一緒に盛り上げていきたいです。

先生と読者
国循病院長・小林順二郎さん(左)と、地域特派員ぽむろんさん(右)。取材は移転前の国循で行いました

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