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【その2】「8Kで甦る!髙橋大輔選手感動のNHK杯」に行ってきました!

【その2】「8Kで甦る!髙橋大輔選手感動のNHK杯」に行ってきました!

10月10日に大阪市公会堂で行われた、NHKスーパーハイビジョン放送関連イベント「8Kで甦る!髙橋大輔選手感動のNHK杯」(主催/NHK大阪放送局・大阪市)。
第二部の様子をお届けします。

司会の方のご提案で、髙橋大輔選手の登場にあわせて、客席から「おかえりなさーい」と一斉に声がかかり「ありがとうございます!」と元気なご挨拶。
一昨日まで出場していた近畿選手権大会について聞かれ、「現役ってホントに大変なんだなと。でも意外に疲れていなくて、次に向かってます」と11月に行われる西日本選手権への意気込みを見せると、客席からは大きな歓声が起こりました。

髙橋選手は、2006年、2007年、2010年、2011年、2013年と、NHK杯で5回優勝されています。
「NHK杯は、ちっちゃい時からずっと、世界で戦える選手になれると思っていないころから見ていましたし、当時はほかに見られるチャンスもなかったので、たくさん夢を与えてくれたと思います」とNHK杯の思い出を語ったあと、過去の演技を一緒に振り返ることに。

◆2002年第24回京都大会 ショートプログラム「ヒーローズ・シンフォニー」

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世界ジュニア選手権で優勝した年の、初めてのNHK杯出場。
「こわい時代になりましたねー。今すぐ削除してほしいんですけれども」と恥ずかしそうな髙橋選手。
プログラムには4回転も組み込まれています(最終結果は8位)。
「田舎の少年っていう感じで、衣装もね。あとはやっぱりプログラムが。この時は新しいルールではなかったですし」と、過去の自分に厳しいチェックが入ります。
「NHK杯に出られることに舞い上がっていたし、このころのことは何も覚えてないんですよ。ずっと緊張していました」。
ここから3年は暗黒時代、だそうです。
「こうやってみると、長い時間やってきたんだなと実感しますね。このころは全然踊ってないな。くどさが全くない。何がきっかけでくどくなったんだろう(笑)。今の若い選手の方がずっとアピールができるし、踊れる選手もたくさんいるなと思います」。

◆2006年第29回長野大会 フリースケーティング「オペラ座の怪人」

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3回目の出場で、4回転も決めてノーミスの演技で初優勝。
当時の実況の「次は、今シーズン2大会連続で失敗しているトリプルループ」に本人からも会場からも笑いが。
開口一番「何が気になるって、シットスピンが高い」。(しゃがんだ姿勢で腰の位置が低いのが、よいシットスピンとされます)。
「人生で初めてのパーフェクトな演技ができて、自信につながりました。このシーズンは毎月のように海外に行っていたのでそれも自分を強くしてくれたし、世界選手権までうまくいけて、節目となったシーズンでした」と振り返りました。
「このときのくどさはどうですか?」と聞かれて「やっぱりニコライ(コーチ・振付のニコライ・モロゾフ氏)に出会ったことでくどさが出たのかな」。
とはいえ、顔をなでる振付は、もっとたくさん入っていたのがイヤで、自分で減らしたそうです。
「点数は、今でもそうですけど、あんまりよくわかってないんですよ。長光先生(コーチ)や周りの人の反応をみて、あ、よかったんだな、という感じで無頓着でした」とも話していました。
そしてこの年は、男女シングルで日本選手が表彰台を独占したという、歴史的な大会でもありました。

◆2011年第33回札幌大会 ショートプログラム「イン・サ・ガーデン・オブ・ソウルズ」

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バンクーバーオリンピックでメダルをとったあとの2年目のシーズン。4度目の優勝です。
「シットスピンはちゃんと低くなってましたね(笑)。スピンでレベルをとるのがどんどん厳しくなっているのですが、微力ながらがんばっていました」と振り返り。でも「肩周りの硬さとか体の使い方とか、今の方が成長できている部分はあるかなと思います」。
このデイビット・ウィルソンのプログラムがすごく好きで、もう一度振付してもらいたいと思って今年のショートプログラムをお願いしたとのこと。
「めったに自分の演技を見ないのですが、改めて見ると本当にいいプログラムを作ってもらったと思うし、衣装も一番好きなんです」。
このシーズンから衣装に自分の意見を取り入れるようになり、上半身使われているレース生地を見つけてきてもらったことで想像がふくらんで出来上がったデザインなのだそうです。

ここで今シーズンの衣装のお話も。
ショートは、曲だけ聞くと想像つかないのだけれど、映画の雰囲気を出したくて作ったとのこと。
生地が空気を含むので、減らしながら何度も手直しされたそうです。
「白もあんまり着ないし、今までにないチャレンジングな衣装です」。
フリーは「自分の中では今までで一番男っぽい衣装」。
ほとんど手直しなしで、これだな、と決まったそうです。

◆2013年第33回東京大会 ショートプログラム「バイオリンのためのソナチネ」

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もう一度8Kで、この演技が流れます。
スクリーンのすぐ横で見ていた髙橋選手も「いやー、めちゃめちゃきれいですね」とその精細な画質に感心しきりでした。
この前の試合でうまくいかず「ニコライにボロクソ怒られて・・・。ショートが終わった後も笑わんとこ、と決めていて、フリーまで強い思いを持ってのぞみました」とせっぱつまっていた心境を話してくれました。

ここまで見てきて「若い時の勢いのある表情と、最後のいろんな思いを抱えて挑んでいたシーズンの何とも言えない表情をみて、こんなに変わるんだなと思いました」。
「今の方が(表情が)若い気がしますね。イキイキしてるというか、幼いというか。充実感ですかね」という言葉に、会場からは大きな拍手が。
安心した方も多かったのではないでしょうか。
「想像以上に大変なことがたくさんあるけれど、1つ1つの経験が自分にとってためになるし、今後誰かの役に立つことも絶対あると思って過ごしています。現役復帰は決断してよかったなと思います。つらささえ楽しめています。楽しんじゃっていいのかな、ぐらいな。新たな気持ちでスタートできているんだろうなと感じています」。

試合については、若い人には負けない!という強い気持ちとともに、自分(髙橋選手)に負けているようでは世界に出て行けないから負けることはいやじゃない、という後輩に期待する気持ちと、両方があるそうです。
ちなみに、冒頭の振り付けをまちがえたという近畿選手権のフリープログラムの振りも実演してくれました。
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今年のNHK杯では、40回大会を記念して、最終日のエキシビションに先立ち、歴代の日本人優勝者7人が出演するアイスショー「レジェンドオンアイス」が行われます。
伊藤みどりさん、本田武史さん、荒川静香さんらとともに、髙橋選手も出演。
「まさかもう一度滑ることでNHK杯に関われると思わなかった」そうですが、前週の西日本選手権で思うような滑りをして、気持ちよくアイスショーにのぞめることを、多くのファンが楽しみにしていることでしょう。
このアイスショーは11月11日にBS1で放送されます。
https://www.nhk.or.jp/figure40/legend/

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