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子ども部屋をつくる・なくすときがリフォームタイミング【Re Re Life リリライフ 特集】

ライフサイクルに合わせたリフォームとは?タイミングの極意は子ども部屋にあり

 老朽化がきっかけだったリフォームは、今、家族の変化に合わせて、より快適に暮らすためのものへと変化しています。タイミングやコツを京都府立大学大学院生命環境科学研究科・教授の檜谷美恵子さんに聞きました。

残す・新しく!“愛着”を深めて満足度アップ

 「リフォームは単に古くなったものを入れ替えるだけでなく、自分がどんなふうに生きたいかを考えたり、物を整理するのに絶好の機会」と話すのは、現代の居住ニーズに詳しい檜谷美恵子さん。家族の変化に合わせてリフォームすることで、より満足度の高い暮らしが得られるといいます。

ライフサイクルでリフォームに適したタイミングは、主に子ども部屋が必要になったときと、子どもが家を出て部屋が余ったときの2回。

「リフォームの満足度は、その住まいにどれだけ愛着が持てるかに、大きく関わります。リフォームで何を残し、何を新しくつくるのか、家族しか知らない思い出をわが家に刻み込み、愛着を深めてください」

セカンドライフ期(60代~)のリフォームタイミング

子ども部屋が不要になったら、“自分の場所”をつくろう

押さえるべきポイント

  • 自分らしい暮らしとは何かを見つめ直す
  • 要介護一人暮らしになったときを考慮する
  • 空いた子ども部屋を物置にしない

プランニングのアイデア

1.プライバシーラインを設ける

 いずれ介護が必要になると、ケアマネジャーなど外部の人が出入りします。生活が丸見えにならないよう、空間を区切る“プライバシーライン”を設けることで、ストレス軽減が図れます。

2.外に向かった空間をつくる

 表に面した場所にキッチンを設けたり、人の動きが感じられるような窓にしたり、生活の気配を外に醸し出す工夫を。一人暮らしになったとき、近所から自然な見守り効果が得られます。

3.交流空間をつくる

 地域の人と交流したり、人が遊びに来る家にしたいなら、子どもが独立して空いたスペースを“交流空間”につくり変えて活用することもできます。

【セカンドライフ期のリフォーム実例】

3つの廊下で、風、光、人が自由に通り抜ける住まいに

※大阪府・大阪の住まい活性化フォーラム主催「第4回リフォーム・リノベーションコンクール」大阪の住まい活性化フォーラム会長賞受賞作品(設計:アトリエウルル一級建築士事務所)

Before

【セカンドライフ期のリフォーム実例】間取り Before

 もともとの間取りでは、長い時間を過ごすリビング・ダイニング・キッチンが、居室と玄関付近に挟まれているため、光や風が通らず真っ暗。

日当たりのよい奥の和室も物置きと化していて、友人を招くこともできず、老後の生活を楽しめる要素がない住まいでした。

写真

真っ暗なリビング

写真

モノであふれている和室

↓

After

【セカンドライフ期のリフォーム実例】間取り After

 住まいの問題点を改善すべく、3つの“収納付き”廊下を新設。

モノであふれていた部屋がなくなり、広々としたリビング・ダイニング・キッチンが完成。明るく、風通しもよくなり、友人も招くことができるようになりました。以前の住まいとは段違いの、充実した老後生活が送れそうです。

写真

バルコニー側から見たリビング・ダイニング・キッチン(撮影:鞍留清隆)

子育て期(20代~40代)のリフォームタイミング

“わが子の自立”に向けて子ども部屋を用意しよう

押さえるべきポイント

  • 教育費がかかり資金の捻出が大変な時期。リフォーム箇所は優先順位を明確に
  • 子どもが家を出た後、バリアフリー化間取り変更がしやすいよう、先を見越して手を入れる

プランニングのアイデア

1.子ども部屋は自由に発想を

 子ども部屋は、個室に限らず自由に発想を。リビング学習の延長で一角を区切って子どもの占有スペースにしたり、お父さんのワークスペースと子どもの勉強スペースを一緒にするようなケースもあります。

2.収納は使う場所ごとに分散

 子どもの物が増え収納が足りなくなったときは、大きな収納にまとめず、使う場所ごとに分散を。物の管理がしやすく、探し物の時間を減らす効果も。

【子育て期のリフォーム実例】

子どもの成長に応じて間取りを変更できる「移動式家具」を導入

 ※京都府「子育てにやさしい住宅・住環境ガイドライン」(平成28年3月、P28)より

【子育て期のリフォーム実例】間取り

 こちらは、兄弟姉妹の成長に合わせて間取りを簡単に変更できる「移動式家具」を導入した事例。

府営住宅槇島大川団地(京都府宇治市)で、子育て世帯に配慮した住戸として整備したものです。

小規模なリフォームで対応できるため、真似がしやすそうですね。

写真

部屋の間仕切りとして使用した場合

写真

部屋の片側に寄せた場合

取材協力:檜谷美恵子さん
京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 教授

専門分野は居住学。現代社会における女性、高齢者の居住ニーズなどを研究

檜谷教授

あなたのリフォームの節目は?

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