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入っていますか?「自転車保険」、4月から埼玉県で加入義務化スタート

入っていますか?「自転車保険」、4月から埼玉県で加入義務化スタート

編集部/渡邊ゆり

9521万円の高額賠償事例も! “自転車王国”の埼玉県民はどうすればいい?

新年度が始まりました。進学などで新たに自転車が必要になった人もいるかと思います。平坦な土地が多く、自転車保有数が多い“自転車王国・埼玉県”。この4月から埼玉県で「自転車保険の加入義務化」が始まりました。

★チラシ表

「自転車保険の加入義務化」は、自転車事故を起こした際の被害者救済や、加害者の経済的負担の軽減を図るため、とされています。きっかけとなったのは、2013年に神戸地方裁判所で自転車事故の賠償金額が9521万円と高額だった判決からです。この事故は、小学5年生(当時)が高齢者と衝突し、高齢者が寝たきり状態になってしまいました。加害者は小学5年生なので、当然両親がこの判決を背負うことになりました。

全国で、こうした自転車が関係する重大事故が多発していることから、兵庫県をはじめ、大阪府、滋賀県、鹿児島県、京都府(一部)で、「自転車保険の加入義務化」が始まっています。埼玉県は関東、東日本で初、全国で6番目の施行となります。

自転車保険加入率は45%。自動車保険や火災保険、学校のPTAで加入する保険を要チェック!

埼玉県は自転車保有率が高いこともあり、自転車が関係する事故が全国でワースト2位。しかし、自転車保険の加入率が45%と半数以下です。普段何気なく自転車に乗っている時、ヒヤッとしたことはありませんか? もし、事故に巻き込まれたら…と考えると、保険の加入は心強いですね。

★チラシ裏

では、「自転車保険の加入」はどうすればいいのか? まずは、埼玉県が作成したチェックシートで確認してみてください。自動車保険、火災保険、傷害保険の特約の個人賠償責任保険の中に、「自転車保険」が付帯している場合があります。同居世帯が対象となるので、子どもはもちろん家族に適用されます。

また、学校やPTAが窓口となる保険にも「自転車保険」が付帯している場合も。どれにも当てはまらない場合は、損害保険会社や自転車安全整備士がいる自転車販売店で保険に加入できます。気になるのが保険代ですよね。一例として、全日本交通安全協会では、Web加入だと年間1230円から。賠償金額は1億円で、家族も対象となります。月々約100円、と考えると備えには十分ですよね。

自転車保険の加入が義務化されましたが、罰則は設けられていません。罰則を設けるためには保険加入について確認をしなければなりませんが、自転車事故を補償する保険には先ほど例をあげたように、さまざまな種類があり、誰が加入しているのかなど、証明することが困難だからです。保険の加入の有無も大切ですが、事故を起こさない、巻き込まれないよう、交通ルールに気を付けたいですね。この制度から自転車による事故や被害者が減るように、1人1人の意識も変わるといいですね。

■自転車保険について詳しくは
「埼玉県 自転車条例改正」で検索を

埼玉県 県民生活部防犯・交通安全課
☎048-830-2960

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