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"安全な街"を目指して前進中、さいたま市の防犯・交通事故事情

"安全な街"を目指して前進中、さいたま市の防犯・交通事故事情

地域の力で刑法犯認知件数は減少中
未だに被害が深刻な振り込め詐欺

編集部 相野智佐

11月21日、市民会館おおみやで「平成30年度 さいたま市 防犯・暴力排除・交通安全 市民大会」が開催されました。さいたま副市長、大宮警察署長の挨拶の後、防犯、暴力排除、交通安全の各分野における功労者41人、18団体が表彰されました。年々活発化する地域住民や地域団体の取り組みと合わせて、現在のさいたま市の防犯や交通安全の状況について聞いてきました。

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「平成30年度 さいたま市 防犯・暴力排除・交通安全 市民大会」の様子

平成29年のさいたま市内の刑法犯認知件数は1万958件。平成17年以降減少傾向をたどっています。昨年はピーク時と比べ約68%減少しています。さいたま市市民生活安全課主事の木俣さんは「さいたま市の自主防犯活動団体数も平成17年ごろから増加しています。市民の安全に対する意識の高まりが犯罪数の減少の要因の一つではないでしょうか」と話します。平成30年9月現在では市内で836団体が自主防犯活動を実施しているそうです。確かに子どもの見守り隊や防犯パトロールなど、日常生活の中で見かけることが増えましたね。“地域の目”の重要性をあらためて考えさせられます。

 

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さいたま市の防犯パトロールの様子

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高砂防犯ステーション(浦和区)

ちなみに市内における刑法犯認知件数の主な犯罪種別は自転車盗、万引き、車上狙い、侵入窃盗が多く、区別では大宮区、岩槻区、緑区が多くなっています(平成29年・犯罪率)。さいたま市の人口1000人当たりの刑法犯認知件数について、政令指定都市間の比較では、平成29年は件数の多い方から20市中8位です。さいたま市では昨年度から自治会が地域に犯罪の防止を目的として設置する地域防犯カメラの助成金もスタートして“地域の目”のさらなる強化が図られています。

そんな中、未だに深刻な被害が発生しているのが振り込め詐欺です。平成29年の市内における振り込め詐欺被害は、認知件数242件、被害総額約3億5016万円で昨年と比べ認知件数、被害額ともに増加しています。木俣さんによると「最近の傾向としては“手交型”と呼ばれる、犯人が自宅までキャッシュカードや現金を取りに来る手口が多くを占めています。息子、孫、警察官、市役所職員、銀行員などたくさんの登場人物によってストーリーが展開され、だまされてしまうケースが多いようです。被害者は高齢の女性が圧倒的に多いです」。対策としては不審な電話がかかってきたら「①慌てず、お金はすぐに振り込まない、渡さない」「②直接本人に会って必ず事実を確認する」「③家族・警察に相談する」ことです。

さいたま市では振り込め詐欺対策として詐欺の発生したエリアに重点的に注意を促す防災行政無線の放送や固定電話に貼る注意喚起のためのポップアップシール(写真下)の配布、自動通話録音装置の貸し出しなどを行なっています。

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市内で配布中の固定電話に貼るポップアップシール

 

埼玉県の交通事故数は全国ワースト2
さいたま市の事故数は減少中だが、死亡者数は増加

また、安全な生活を脅かす身近な問題に交通事故があります。平成29年のさいたま市内の交通事故件数は7年連続で減少しています。しかしながら、未だに多くの人が交通事故で亡くなり、今年10月末時点ですでに23人の尊い命が失われています。埼玉県でも交通事故は多く発生しており、平成29年は全国の都道府県でワースト2となっています。12/14(金)まで埼玉県では「交通死亡事故多発非常事態宣言」が発令中です。特に高齢歩行者や自転車乗用中の事故が目立つそうです。これを受け、埼玉県では今年度から自転車保険の加入が義務になり、さいたま市でも来年度から義務になります。さいたま市では広報啓発活動の強化や街頭広報などで交通ルールの意識を高めるなどの活動が行われています。

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もうすぐ2018年も終わり。年末年始の慌ただしい季節は事故や事件が起こりがちです。危険は私たちが思っているよりずっと身近。けれど、ちょっとした注意で自分や家族を守ることができます。安全への意識を常に持って暮らすことが大切ですね。

s-bouhangaiuideさいたま市では防犯意識チェックなど情報がいっぱいの「防犯ガイドブック」を
市役所、区役所などの窓口で配布中

 

さいたま市の防犯について
http://www.city.saitama.jp/001/011/005/index.html

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