おしゃれな雑貨が盛りだくさん！　さいたま市北区の「コムモア」

3世代で楽しめる、アンティーク風家具と雑貨のお店

JR宮原駅から車で10分、中山道沿いにアンティーク風家具と雑貨のお店「コムモア」はあります。1947年創業の老舗家具店「吉田木工」の一角に、2011年にオープンしました。

コムモアは、吉田木工の若夫婦である石井さん夫妻が中心となって立ち上げました。奥さまの仁美さんがコムモアの開業について考え始めたのは7年前。2児のママである仁美さんが、子どもを通じて知り合った友人から、老舗ゆえに「お店に入りづらい、敷居が高い」といった声を聞き、自分にできることで何かお店に貢献できることは何かないか、と模索し続ける日々。夫の庸介さんに相談し、2人でアイディアを練る中からイメージが出来上がっていったそう。

初めの１年は吉田木工の奥のスペースで営業していましたが、お客さんの要望もあって、中山道から見えるお店入口の通り沿いのスペースの移動。若いお客さんも徐々に増えていきました。

コムモアではアンティーク風家具や石井さん夫妻が作る雑貨を販売。仁美さんに雑貨作りについてお話を伺いました。

奥の工房には家具を作った時に出る木材がたくさん置いてあり、休みの日には日頃ためたアイデアを元に雑貨を作ります。

ダメージハンガーの作り方を教えてもらいました。まずハンガーの形にカットした木材をトンカチで叩きます。仁美さんは「キレイすぎると面白みがない」と思い、なんと！　お店の前のアスファルトでこすってダメージ感を出したそうです。その後カンナをかけペーパーやすりで表面を滑らかにし、刷毛でワトコオイルを塗って仕上げ。オイルや塗料もなるべく自然素材のものを使うように心がけています。

小さいまな板にドライフラワーを飾り、壁掛けに

お家の形にカットした木をペイントして看板に

木材を組み合わせて小物入れや壁飾りに

三角形にカットした木材をペイントして壁飾りに

雑貨作りにはアイデアとひらめきが大切。普段からほかの雑貨店を見て回ったり、100円均一ショップをチェックしたり、ほかにないものを作れるよう、心がけているそうです。アイデアにつまった時は２人の子どもたちに意見を求めることも。

2012年にリニューアルしてからは、常時15人ほどの作家さんの作品も販売中。新商品の入荷情報は仁美さんのブログをチェックしてみてくださいね。

定期的に外部のイベントにも参加しています。4月は大阪、5月は広島へ。取材に伺った日もイベントの搬入の準備で大忙し。今年秋にはコムモア5周年イベントも予定しています。

アンティーク風家具も販売していて、新築の際にコムモアの家具一式でそろえたお客さんも。地域密着のお店なのでメンテナンスもしっかりしていて、お気に入りの家具を長く使うことができますよ。

「3世代で訪れることのできるお店を目指したい」と仁美さんは語ります。吉田木工には昔からの年配のお客さんも多いため、ぜひ3世代家族でお店に訪れて欲しいそうです。おじいちゃん、おばあちゃんは吉田木工の家具を見て、若夫婦と孫はコムモアのアンティーク風家具と雑貨を見て楽しんでもらいたい。

みなさん、ぜひ家族でコムモアを訪れてみて下さいね！

■アンティーク風家具と雑貨のお店「コムモア」

さいたま市北区別所町1122-3

Tel 048-664-5727

Fax 048-664-5703

営業時間　10:00～19:00

定休日　木曜日

●ブログ

http://ameblo.jp/commemoi-141/

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください