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【新春インタビュー】埼玉県知事・大野元裕さん

■□■ 2020年 新春知事インタビュー ■□■

令和元年8月に第61代埼玉県知事に就任した大野元裕さん。前知事の県政運営を継承・発展させ、「日本一暮らしやすい埼玉」を目指します。そんな新知事に、思いやビジョンを聞きました。

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就任から約半年がたった今の思い

やりたい事よりも、やらなくてはいけない事がたくさん舞い込んだ半年でした

うれしいニュースとしては、西武ライオンズがパリーグを連覇し、さらには埼玉(さきたま)古墳群がわが県として初めて特別史跡指定を受けるということが挙げられますね。重大な事件としては、CSF(豚コレラ)、それから県内にも大きな爪痕を残した台風19号、その後の大雨があったわけですが、この半年を振り返ると、自分がやりたいという事よりも、やらなくてはいけない事がたくさん舞い込んだというのが一番大きな印象です。仮に悪いことがあったとしても、何とか県民の皆さまには安心して生活をしていただきたい、その思いを第一に持って臨みました。

128ある公約に込める思いとは

1期4年で成し遂げるべき事に加え、未来を見据えた対策を今ここから

経済や人口ともに右肩あがりだった埼玉ですが、曲がり角に差しかかりつつあります。私が掲げた公約には、知事の任期である1期4年で成し遂げたい事に加え、時代の変わり目の今だからこそ示さなければいけない長期的なビジョンも入れています。未来の埼玉を見据え、目先の対応だけでなく、社会の体制から変えていかなければと思っています。
また、経営に携わった経験から、複数の成果を狙った政策を進めていきたいですね。例えば、継承・発展させたい政策の1つに女性活躍推進(ウーマノミクス)があります。女性の社会進出は相対的に進んでいますが、結婚・子育て後に社会に戻る割合がどうしても少ない。子育て真っ最中の方は、手元にあるお金はどんどん子どもに還元したいという世代1期4年で成し遂げるべき事に加え、未来を見据えた対策を今ここからですので、その層の社会復帰を進め収入を増やすことは、経済が潤うことにつながります。さらに言えば、子育て中の方は日常的に地元での消費行動が多いですので、地域の活性化にもつながるわけです。このように、1つの投資で2つも3つもの成果を出すことを目指します。

2020年の抱負

東京オリンピック・パラリンピックで埼玉をしっかりPR。“ONE TEAM 埼玉”で盛り上げよう

特に考えなくてはいけないのは、東京オリンピック・パラリンピックですね。東京に次いでの会場数となりますので、この機会にしっかり埼玉県をPRしたい。住まう人にとっては、安心安全を確保した上での楽しさでなければいけないと考えますので、しっかりと対策も整えて臨みたいです。パラリンピックの採火も含めると、聖火リレーは、県内のほとんどの市町村をまわりますので、皆で盛り上げてレガシーにしていきましょう。いずれにしても2020年の干支
は繁栄の象徴と言われる「子(ネズミ)」ですから、ぜひ埼玉県の繁栄のきっかけ作りを県民の皆さまと“ONE TEAM 埼玉”でやっていきたいです。

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【埼玉県知事・大野元裕さん】
昭和38年川口市生まれ。現在56歳。慶応義塾大学法学部卒業、国際大学国際関係学修士課程修了。外務省日本大使館専門調査員(イラク、アラブ首長国連邦、カタール)、外務省日本大使館書記官(ヨルダン、シリア)、(株)ゼネラルサービス専務取締役、(財)中東調査会上席研究員、参議院議員(埼玉選挙区)、防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官などを歴任
趣味は音楽。知事選の出陣式では25年振りにギターを披露。リフレッシュ法はおいしいものを食べる事。辛いものはちょっぴり苦手

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