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子どもがよろこぶ遊びのヒント

  • 2019/12/12 UP!

もうすぐ冬休みがやってきます。時間とエネルギーを持て余した子どもや孫の相手をするのが大変…と思っている読者もいるのでは? でも、せっかくなら笑顔で楽しく過ごしたいですよね。この冬はちょっと視点を変えて、〝子どもと一緒に〟楽しむ時間を作ってみませんか。今回はそのヒントになる情報を紹介します。

取材・文/中村昭子 イラスト/森正枝(自然農園)

「一緒に遊ぶ」と心を決めて思いっきり体を使って遊ぼう!

まずは、体を使った遊びについて。親子で一緒に楽しむポイントやコツを教えてくれたのは、健康運動指導士でもある、「egaoyakoさっぽろ」の宮本留美子さん。親子体操や子どもの発育発達を促す運動指導などを行っています。

イラスト/渡部伸子(ロケットデザイン)

宮本留美子さん

教えてくれたのは
egaoyakoさっぽろ
宮本留美子さん

「egaoyakoさっぽろ」では、親子体操や年少から小学3年生までの子どもの運動クラブ、ベビーマッサージなどを行っています。2020年1月16日(木)には広い体育館で遊ぶイベント「親子でカラダあそビクス」も開催。
https://www.egaoyako.com/

遊びが、心身の発達に大きく関わる!?

「遊びは、子どもの心と体の発達に大きく関わっています」と宮本さん。そう聞くと、〝子どもは遊びが仕事〟なんだということをあらためて実感。存分に遊ばせてあげたくなりますね。
幼児になると動きが活発になりますが、「神経系の発達がグンと伸びるのが2歳あたりから10歳くらいまで。この時期に、たっぷり体を使って遊ぶことで、脳が刺激され運動神経も発達していきます」。偏らずにいろいろな動きをすることがポイントです。
幼児期以降の子どもたちと遊ぶ際には、「一緒に遊ぶぞ!という大人の決心が大事」と宮本さん。なんとなく相手をすると、本気で向かってくる子どもたちと歯車がかみ合わないことも…。それならば、この時間は思いっきり子どもと遊ぶと覚悟を決めたほうが断然イイというわけです。「大人がしっかり向き合ってくれていると分かると、子どもの承認欲求が満たされて肯定感も上がります」。
家の中でもできる体を使った遊びについては、図1~5をヒントに活用を。

外遊びや雑巾がけなどもおすすめ

さらに、宮本さんは「お天気がいい日ならば、外で雪遊びもおすすめしたいです。穴を掘る、かまくらを作る、そりで滑る、雪山からジャンプするなど、これらの動きも全身を使うので、神経系の発達に役立ちます」と話します。
また、雑巾がけの動きは体の土台作りにとてもいいそう。年末の大掃除の際には、どちらが早くきれいに拭けるか、親子で雑巾がけ競争なんていうのもいいかもしれませんね。
赤ちゃんはもちろん、小学校に入ってもスキンシップはまだまだ大事。触れられることで愛情を感じ、子どもたちは元気になります。「日中、忙しくて一緒に遊べないという親御さんは、寝る前に子どもの足裏をマッサージしてあげてはどうでしょうか。その間、子どもと向き合うことができ、気持ちが満たされます。また、マッサージによって血流がよくなり、温まってよく眠ることができます」と、最後に教えてくれました。

読み聞かせの時間を通じて親子の心の交流を!

次は、絵本の読み聞かせの時間について。「絵本屋カフェ 南風」の出町南さんに話を聞きました。小学校教師だった出町さんは現在も図書選定委員を務めるなど子どもたちのために活躍しています。

感じ方は子どもに任せましょう

「読み聞かせの時間は、子どもと大人の心をつなぐ時間。子育てにおいて、絵本の読み聞かせというのはツールとしてとても良いアイテムだと思います」と出町さん。読み聞かせのポイントとして、「大げさに声色を使ったりして読む必要はなく、自然体で読むのがいいです。ゆっくり、はっきり、伝わればそれでいいと思います。あとは、勝手に内容を読み替えないこと、親の感想を押し付けないことが大事」と教えてくれました。感じ方はそれぞれですから、子どもの感想が親と異なるものでもそれは間違いではありません。
また、子どもは絵本を気に入ると何度も読んでほしいと言ってきます。そんな時期は、子育ての期間のうち、おそらく10年ほど。長い人生から見るとほんの限られた年月です。読み聞かせができる時間を大切に、子どもとの心の交流を楽しみましょう。

出町さんがこの冬おすすめする絵本5冊
理系の子ども向けの本というと、「図鑑」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、「科学絵本を通じて、楽しく科学に親しみを持ってもらいたい」と出町さん。今回は、この冬おすすめの科学絵本や体験型絵本などを紹介してもらいました。

科学絵本

あかんぼっかん
作/ザ・キャビンカンパニー 偕成社

迫力ある絵と物語で、普通の絵本としても十分楽しめますが、「実はこれも科学絵本の一つだと思う」と出町さん。山を赤ちゃんに見立て、火山による大地と命のつながりを描いています。

きょうりゅうのサン
いまぼくはここにいる

文/かさいまり 絵/星野イクミ 監修/小林快次 アリス館

出町さんが今年一番の科学絵本と話す作品。むかわ町で発見されたむかわ竜がモデル。絵本を読んで、冬休みにむかわの博物館へ行ってみるのも面白いかもしれません。監修は北海道大学教授の小林快次さん。

体験型絵本

きみはライオン!
たのしいヨガのポーズ

作・絵/ユ・テウン 訳/竹下文子 偕成社

ヨガをまだ知らない子どもでも十分ヨガのポーズを楽しめる1冊。リズムの良い言葉に合わせ、ライオンや犬、ヘビなど動物になり切って、気持ちよく体を動かすことができます。

ふうしてあそぼ
作・絵/はるのまい エンブックス

赤ちゃん向けの絵本。ラッパをふいたり、ふうせんをふくらませたり、「吹く」といっても、さまざま。親子で一緒にいろいろな「ふぅ」を遊んでみましょう。

しかけ絵本

チャイコフスキーの
くるみ割り人形

文/ケイティ・フロント 絵/ジェシカ・コートニー・ティックル 訳/中井川玲子 大日本絵画

音の出るしかけ絵本。クリスマスの夜の物語「くるみ割り人形」を、かわいらしい絵と音楽で楽しめます。

●絵本屋カフェ 南風
札幌市清田区里塚2-5 TEL 011-885-2967
http://ameblo.jp/ehon-minamikaze
予約制(12~17時。不定休)※予約を入れてから来店を ※メール(minamikaze.book@gmail.com)での問い合わせが確実です

遊び場のヒント

買い物などで外出した際に立ち寄れる子ども向け室内スポットを紹介します。

キッズステーション produced by LOGOS

リニューアルした「サッポロファクトリー」2条館1階「キッズ&ファミリーゾーン」内につくられたキッズパーク。ティピーテントやチェアなどファミリー層に人気のアウトドアブランド「LOGOS」のアイテムが並び、自由に遊ぶことができます。大人も遊びたくなりますが、利用は未就学児まで。授乳室もあり。無料。

明るくポップなデザインの店内
かわいいトレイン型の遊具も

DATA
札幌市中央区北2東4
サッポロファクトリー2条館1階
TEL 011-207-5000(インフォメーション)
利用時間/10~20時。不定休

札幌ドーム キッズパーク

札幌ドーム3階にあり、大型複合遊具の対象年齢は3歳から小学4年生まで。遊具に上って、滑って、冬も伸び伸び体を動かせます。2歳以下向けのベビーコーナーも併設。無料で利用できますが、営業日と営業時間は日によって異なるため、出かける際はホームページ(https://www.sapporo-dome.co.jp/index.html)で確認を。

ベビーコーナーには絵本やおもちゃも
迷路のような大型遊具が子どもに人気

DATA
札幌市豊平区羊ケ丘1
TEL 011-850-1000
問い合わせ時間/9時~17時30分。不定休

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