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9月25日は「主婦休みの日」。自分にとってのリフレッシュとは? 休みの日の過ごし方について

  • 2018/09/19 UP!

9月25日は「主婦休みの日」。自分にとってのリフレッシュとは?休みの日の過ごし方について

9月25日は「主婦休みの日」。自分にとってのリフレッシュとは?
休みの日の過ごし方について

 「365日休みがない主婦がリフレッシュできる日を」と登録された「主婦休みの日」。実際、休むとなった時、あなたならどう過ごしますか? せっかくの休みです。充実した時間を過ごしたいものです。では、自分にとって本当の休みとは何なのか。その見つけ方のヒントを専門家に聞きました。主婦(主夫)以外の人も参考にしてくださいね。

構成・文/山神朋子、イラスト/佐々木小世里

教えてくれたのは

小林幸太さん

メンタルアシスト北海道
小林幸太さん

産業医、精神科医。精神保健福祉法・精神保健指定医。日本精神神経学会精神科専門医
http://mental-assist.net/index.html

松谷桂子さん

心理カウンセラー、絵画療法師
松谷桂子さん

アートセラピーカウンセリング「ま・れうれう」を札幌市内で主宰。学校や幼稚園にて講演、子ども絵画分析を行う他、企業向け講座やリスナー教育などを行う。
http://www.ma-reureu.com

「主婦休みの日」とは…

「主婦休みの日」とは…

 オントナの提携紙リビング新聞が、読者の声を基に提唱。1月25日、5月25日、9月25日を日本記念日協会に登録しました。普段から家事を主に担当している「主婦(主夫)」が気兼ねなく家事を休もうというキャンペーンです。
http://r.living.jp/shufuyasumi

そもそも、なぜ「休み」が必要なのでしょう?

 学校や企業には定期的に休日が設けられています。では、なぜ「休み」は必要なのか。それは、心身に疲労が蓄積している可能性があるからです。疲労と聞くと、仕事や運動後に感じるだるさなど、自身でも感じる疲れを思い浮かべますが、私たちの体内では臓器や細胞が常に活動しているため、例え動かずにじっとしていても疲労は起こります。
 この細胞レベルで起こる疲労は脳内でも起こります。特に現代人は脳疲労をきたしている人が多いといえます。それは、現代社会がバランスよく脳を働かせにくい環境だから。私たちの脳は、明るい気持ち、前向きな気持ち、やさしい気持ち、そして感謝の念を抱くと記憶力や集中力が向上し、活性化されることが分かっています。一方で、「後悔」や「取り越し苦労」といった「取り戻すことができない過去」と「不確実な未来」にとらわれ過ぎてしまうと同じ神経回路、脳細胞に繰り返し刺激を与え続けてしまうことになり、脳疲労がたまってしまいます。これらによる脳刺激を受けすぎることで、脳内の炎症へとつながり、各種精神疾患や制御している他の臓器にかかる疾患罹患のリスクが高まるといえます。
 疲労は年齢を重ねるにしたがって蓄積しやすい傾向があります。よって、年齢が上がるほど、より自己健康管理が必要といえるでしょう。また、常に頭の中が戦闘モードで後悔や取り越し苦労に苛まれている状況や思考でいる時間が長いと、楽しい気持ちや感動、感謝の念に包まれることは少なくなります。そうなると脳内をバランスよく働かせているとはいえません。さらに情報社会と呼ばれる現代は、常に雑多なニュースが入り込み、思考や気持ちを惑わせる要素にあふれています。それらの影響による疲労レベルは個人差があり、適度な刺激であれば問題ないといえますが、私たちの生活は基本健康が第一です。脳が疲労することで体調を崩すことは避けたいもの。そこで、重要になってくるのが気持ちや思考の「切り替え」。そして、切り替えにつながる最もたるものが、休憩、休息、休日、休暇、すなわち「休み」なのです。

休むことへの理由付けで納得感を得て、罪悪感を払拭する

 人によっては実際に休むと宣言したとしても、うしろめたさを感じてしまうことがあるかもしれません。そうなると本末転倒。リフレッシュできるどころか、せっかくの休みが逆効果になってしまいます。罪悪感がつきまとうときは、「理由付け」を行い、自分自身が納得感を得るようにしましょう。
 例えば、「家族が元気でいるためには私自身の健康管理が不可欠」「頑張ったご褒美として休む。それによってさらに頑張ることができる」「今後も頑張るため、活力を得るためのリフレッシュ」など。また、主婦(主夫)の場合、家族の食事の支度など休む前の準備が必要になることもあります。万全に行うか、思い切って甘えるか、悩むところですが、きちんと準備をすることで納得感が高まることもあります。

パートナーは休むことに対して理解を。
日頃の感謝を伝えて送り出してあげて

 そんな妻や母親に対し、家族も「休む」=「良いこと」「必要・必須なこと」と認識しましょう。できれば、家族で健康や疲労、ストレスについて話し、共通理解と認識を深めておければなおいいでしょう。そして、「気持ちよく休んでね」といったメッセージを具体的に送ってあげてください。大切な人から休むことを承認してもらえたと感じている場合と、理解してもらえないと感じる場合では、前者の方が休みの効果が高まります。普段口に出している人もいるかもしれませんが、「いつもおつかれさま」「ありがとう」と一言添えるとなおよし。休みを過ごした当事者が喜んでいるようであれば、一緒に喜び、「楽しめてよかったね」「また休みをとろうね」とここでもメッセージを伝えると、休んだことへの肯定感が高まります。日常に戻る活力につながることでしょう。

リフレッシュするためには「脳内会議」を行わないことがカギ

 では、せっかくの休みをどう過ごすと良いのか。休みを確保し、切り替えの時間を得たにも関わらず、頭の中で過ぎたことや先のことを考える「脳内会議」を繰り返していては、リフレッシュはできません。没入できること、楽しいこと、ほっとすることなど、脳が喜ぶことを選ぶといいでしょう。
 下記にリフレッシュにつながる行動を挙げますが、その行動から感じる、視覚、味覚、嗅覚、運動感覚の刺激が「脳内会議」につながりにくいことがポイントといえます。自分にぴんとくる行動がない場合はいろいろ試してみるのも手。そこからプラスの感情(楽しい、うれしい、気持ちが良い、ほっとする、すがすがしい、感謝の念がわく)が起こるのを実感できれば、脳の疲労解消と疲労の蓄積予防に有効と考えられます。もちろん、自分が好まないことを無理に行う必要はありません。理屈抜きに没入できることや、「何となく」興味のあることをまずは試してみるというのもいいかもしれません。

脳の疲労解消・疲労蓄積予防に
リフレッシュにつながる行動

● 体を動かす

● 各種リラクセーション
呼吸法、アロマセラピー、ストレッチ

● 何かを観察する
自然に触れる、芸術鑑賞

● 音楽鑑賞

● 何かを創作する
手芸・裁縫全般、模型作り、絵を描く

● 何かを育てる
家庭菜園、ガーデニング、生き物を飼う

読書や映画鑑賞がないのはなぜ?

 言語、論理的な思考を日頃からしている人にとって読書や映画は「切り替え」につながりません。ただ、それらが好きで、内容がその人にとっての「非日常」であるならば、よいリフレッシュにつながる可能性があります。
 また、今回は「主婦休みの日」ということで、料理は日常にカテゴライズされる可能性があることから料理も挙げていません。しかし、料理やお菓子を作ることが好きでマイナス感情を伴わないのであれば、おすすめしたいリフレッシュといえます。

休みに寝て過ごすことはリフレッシュにはならない?

 寝ることが好きであること、そして、寝て過ごしたことに後悔せず「今日はゆっくり、ダラダラできてよかった!」と認識できるのであれば、問題ありません。同じ行動でも「やって良かった」と認識できるか否かがポイント。脳への影響が変わると考えてください。「せっかくの休みなのにダラダラ過ごしてしまった、ダメだな」と感じるのであれば、リフレッシュできたとはいえないかも…。

チャート式休みの過ごし方チェック

 休みの大切さとリフレッシュするための行動を知ったところで、次は自分にベストな休日の過ごし方をチェックしてみましょう。4つのタイプに分け、それぞれの特性別にストレスを感じない過ごし方を紹介します。

チャート式休みの過ごし方チェック

タイプA 日和見型

 人当たりがよく、協調性があり、おとなしく、素直な癒やし系。空気を読んで周りと穏やかに過ごしたいため、自分の欲求をぐっと我慢します。物事を避けたい、嫌われたくないという防衛本能が働き、ついつい「いい人」になり、面倒を引き受けてしまうことも。そんなあなたは、美しいものに触れることで豊かな感受性が戻ってきます。
★手芸、裁縫、模型作り、絵を描く、アートに触れる

タイプB 熱血・仕切り屋型

 有能で向上心もあり、行動力も抜群。周りから頼りにされる存在。明るく、元気でリーダーシップをとれます。相手の話が回りくどかったり、反応がゆっくり、または薄い時はストレスに。自分の意見が受け入れてもらえないときもイライラ。そんなあなたは体を動かして自分のエネルギーを発散するのが1番。目に見える成果や達成感を感じられることがオススメです。
★スポーツ、筋トレ

タイプC 真面目で完璧主義型

 責任感が強く、堅実。何事も誠実に取り組みたいと考えています。周りからの信頼も厚く、頼まれごとはテキパキとこなします。正義感も強く、ルーズな人や自分のペースを乱す人が苦手。約束や締め切りを守らないなんて言語同断。そんなあたなは誰よりも自分の時間が必要。人に寛大になるために「私の時間」を作りましょう。
★自然に触れる、芸術鑑賞、散歩、写真、天体観測

タイプD 世話好き型

 いつも笑顔で思いやりがあり、誰かのために一生懸命。「ありがとう」と言われるとますます頑張ってしまいます。自分のことは後回し。相手が喜んでくれないとストレスに感じ、爆発してしまうこともしばしば。そんなあなたにおすすめのリフレッシュは、リラクセーションで自分が癒やされること。または、あなたの愛情に応えてくれる何かを育てること。
★家庭菜園、ガーデニング、ペットの飼育

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