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今こそ知りたい、今こそ行きたい クルーズの魅力

今こそ知りたい、今こそ行きたい
クルーズの魅力

近年、日本でも人気が高まっている「クルーズ」。道内発着ツアーも登場するなど、どんどん身近な存在になってきています。そこで今回、クルーズの基礎知識や最新情報を紹介! この1面ではクルーズ経験者に魅力を語ってもらうとともに、旅のスナップ写真を披露してもらいました。

構成・文/村本香子 取材協力/北海道クルーズ振興協議会、近畿日本ツーリスト北海道

今こそ知りたい、今こそ行きたい クルーズの魅力

最新クルーズ事情

日本のクルーズの現状やクルーズ船の基本について「北海道クルーズ振興協議会」の事務局・北海道運輸局の長谷川巧さんに教えてもらいました。

クルーズ人口は増加の一途!
アジアへの熱視線が日本にも波及

かつてクルーズは〝豪華客船〞〝世界一周の旅〞というイメージが強く、一部の富裕層だけのものだと思われていました。
でも近年は世界的なブームとなり、新たな船が続々登場。ファミリーが利用しやすい船や6泊以下の「ショートクルーズ」も増えていることから、手の届く旅になってきています。
もともとクルーズ人口は、特にアメリカ(特に北米)で多く8割を占めていました。近年は中国で爆発的に利用客が増え、世界全体のクルーズ人口は2017年で前年から6.3%増の2674万人に。アジアを巻き込み世界的にクルーズ人口が増え続けているのです。
日本も例外ではありません。欧米の船会社の注目がアジア圏に集まる中、2013年に海外船として初めてサン・プリンセスが日本発着クルーズを開始。国内船の「飛鳥II 」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」に加えて国内発着の海外船も増加の一途をたどっています。

船のクラスは大きく分けて3種。
船内施設も驚くほど多彩です!

近年多様化が進むクルーズ船は大きく3種に分類されます。
まずクルーズは船内で過ごすことが旅の目的で、移動が主目的となるフェリーとは分けて考えられます。その上で、大きさやサービスなどにより「ラグジュアリー」「プレミアム」「カジュアル」に区分されるのが一般的です(下図参照)。
「ラグジュアリー」には比較的小型の船が多く、ハイクラスなサービスが受けられます。
飲食店や施設が充実した「プレミアム」は中型船が多く、日本にファンが多い「ダイヤモンド・プリンセス」などが代表格。
「カジュアル」は大規模船が主流で、中にはドレスコードがない船もあり(主に夕食時に設けている船が多い)気軽さを打ち出しています。またエンタメ施設が多彩で、ロッククライミングやウオータースライダーを備えた船も登場しています。

クルーズ船の分類

道内発着はまだ少数。
クルーズ人口の増加がカギに

今後、日本でますます高まりそうなクルーズ熱。道内でも気軽に乗船できればいいと思いませんか? しかし海外船の中は「外国」であるため乗船の規制が厳しく、北海道は船旅に適した時期が4〜9月に限られることもあり道内発着ツアーは多くありません。その中で代表的なものに「にっぽん丸」の「飛んでクルーズ」北海道があります。
とはいえ近年、函館港や小樽港などに海外船が観光地として寄港する機会が増えています。客船が寄港すると地域の人が文化交流などのイベントを行うのが一般的。そうしたおもてなしの機運が盛り上がることで寄港が増え、地域経済に寄与します。さらに住民がクルーズに親しみ、実際に利用者が増えることで道内発着ツアーの増加にもつながっていきます。

クルーズを楽しもう

ここで改めてクルーズの魅力を紹介するとともに、実際にツアーを選ぶ際のポイントを「近畿日本ツーリスト北海道 札幌支店」のクルーズコンサルタント・武田まどかさんに聞きました。

リピーターも多いクルーズの魅力とは?
クルーズの魅力としてまずいえるのは、体が楽なこと。多くの場合、夜に出港して翌朝、次の寄港地に着くため、目が覚めたら目的地が〝やってくる〞のです。客室には収納も豊富で、着いたら荷ほどきをして最終日まで自宅のように過ごせます。この点こそが移動と荷造りを繰り返す陸の旅との最大の違いといえるでしょう。
コスト面でも、宿代・交通費・食費が含まれるため意外とお得感があります(有料の飲食店やアルコールが別料金の場合も)。
過ごし方に自由度が高いのも魅力です。寄港地では観光に出かけても、船内で過ごしてもOK。船内にはショーや映画、プールなど多彩な楽しみ方があります。特に丸1日航海を続ける「終日航海」の日もクルーズの醍醐味。その日にだけ行われるイベントも多いのだとか。
さらに旅路を共に過ごす仲間との出会いやクルーとのふれ合いも、多くの経験者が魅力にあげるポイントです。

ツアーはどのように選んだらよい?
数多くのツアーからクルーズを選ぶとなったら、何を考えておけばよいでしょう?
予算も気になりますが、まずは目的。船内での時間を重視するか、寄港地での観光か、さらに観光はどんな観光がしたいか考えておきましょう。船の種類は、記念日の旅やハネムーンならラグジュアリークラス、子供連れのファミリーならカジュアルクラスがおすすめです。
予算を重視するのであれば、早期割引を設定している場合や、逆に直前に価格が下がるケースも。価格はオンシーズン、オフシーズンによっても異なりますが、暑さ寒さが厳しい時季や台風の時季などに重なる場合もあります。重視したいことの優先順位を考えておきましょう。

オントナおすすめ
クルーズツアー情報

最近話題のクルーズ船や人気の寄港地が楽しめるおすすめツアーを紹介します。

File1 カジュアルクラス ノルウェージャン エピック
充実のクルーズと寄港地観光をフルセット!

「おしゃれで楽しい!
地中海・大満喫クルーズ10日間」

クルーズの王道エリア・地中海から、イタリア・スペイン・南フランスを周遊! 多くの場合、寄港地での観光はオプションですが、このツアーはポンペイ遺跡やバチカン博物館見学など全都市でオリジナル観光がセット。添乗員も同行するため、クルーズやヨーロッパ旅行の初心者にもぴったりです。

プールには大迫力のウオータースライダーが

-8℃の世界を楽しめる「アイス・バー」も話題

DATA
●日程/6月~11月 ※詳しくは問い合わせを 
●成田・羽田発着2人1室バルコニープラン46万8000円~ 
●問い合わせ/近畿日本ツーリスト北海道(TEL 011-221-5489)

File2 プレミアムクラス ダイヤモンド・プリンセス
自慢の船内設備とオリジナルイベントを堪能

「ダイヤモンド・プリンセス チャーター
佐世保・台湾・石垣島 爽秋の南洋クルーズ9日間」

日本人好みの食事や船内サービスに定評がある「ダイヤモンド・プリンセス」をクラブツーリズムがチャーター。横浜港を出港し、世界遺産・軍艦島の洋上見学や台湾・九份観光、石垣島観光(オプション)を盛り込んでいます。台湾では全員が参加できる「特別天燈上げ」を行うなど、船上のオリジナルイベントも多数!

大浴場「泉の湯」は日本人に好評(別料金)

プールサイドで映画観賞できる「ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ」

DATA
●日程/10月7日(月)出発 8泊9日 
●新千歳発着2人1室内側客室13万4000円~ 
●問い合わせ/近畿日本ツーリスト北海道(TEL 011-221-5489)

File3 日本船 飛鳥Ⅱ
苫小牧発着で憧れの飛鳥Ⅱに!

「2019年道新チャータークルーズ
飛鳥Ⅱで航ゆく 海の京都舞鶴と新潟クルーズ」

2010年より行っている道新チャータークルーズの8回目。行き先に関わらず「飛鳥Ⅱにまた乗りたい!」と参加するリピーターも多いそう。今回の寄港地では歴史ある新潟市内・近郊観光や、日本三景・天橋立や舞鶴市内観光などのオプションが楽しめます。4日目の終日航海日には、坂井宏行シェフのフレンチディナーや今陽子さんのステージも。苫小牧港発着で、全道40カ所から送迎バスを運行する便利さも魅力。

「アスカスイート」はルームサービスなどのおもてなしも充実!
フレンチシェフ・坂井宏行さんの料理と軽妙なトークも楽しめます

DATA
●日程/9月8日(日)出発 苫小牧発着4泊5日
●2人1室ステート客室25万8000円~ ※完売の客室タイプもあり
●問い合わせ/道新観光(TEL 011-241-6401)

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