1. 札幌トップ
  2. 特集
  3. 台湾好きがナビゲートする
    はじめての台湾

台湾好きがナビゲートする
はじめての台湾

  • 2019/10/03 UP!

台湾好きがナビゲートする
はじめての台湾

海外の旅行先として常に高い人気を誇る台湾。これからの時期は過ごしやすい気候のベストシーズンを迎えます。思い立ったらすぐ行ける台湾の魅力を「台湾大好き!」な人たちに教えてもらいました。

構成・文/村本香子

どうして台湾?
台湾を一度訪れると、リピーターになってしまう人が多いのだとか。その魅力を近畿日本ツーリスト札幌支店の富田望さんに教えてもらいました。

富田望さん

近畿日本ツーリスト 札幌支店
富田望さん

入社5年目。台湾のお気に入りスポットは国立故宮博物院

台湾までは石垣島から約270㎞の距離。“ご近所”感覚で行ける上、気候も温暖です。しかも新千歳から台北への直行便が多いのもポイント。1日に往復2便を運行するエバー航空をはじめ、チャイナエアラインやLCCのピーチ航空など選択肢も多数。約4時間半のフライトは、国内の乗り継ぎが必要な都市よりも、もはや近い!
台湾の通貨のレートは、1NT$(ニュー台湾ドル)が約3.5円(2019年9月現在)。ちなみに台北市内のMRT(地下鉄)の初乗り料金は20NT$。物価は日本とあまり変わらないか少し安い感覚です。お楽しみの台湾グルメは、高級店もありますが、夜市や庶民的な食堂は驚くほど安くておいしい! フルーツが豊富で安いのもうれしいですね。
台湾は治安が良く、夜でも、裏通りに入ったりしなければ比較的安全に過ごせるまち。夜遅くまで開いている夜市には観光客も多く訪れています。しかも人々は親切で、困った時は助けてくれます。観光客が多い店では、片言の日本語で対応してくれることもよくあります。

まずは やっぱり行きたい定番スポット

台北市内や近郊には台湾で有数の人気スポットが集中! 富田さんに、ビギナーがまず訪れたいエリアやスポットを教えてもらいました。台湾を愛するオントナスタッフのコメントも併せて紹介します。

夜市
着いた日の夜から台湾グルメを満喫!

台湾では多くの夜市が開かれ、台北市内にも多数の夜市が。最大級の規模を誇る「士林(シーリン)夜市」や、約500mの通りに屋台がひしめく饒河(ラオホー)街観光夜市が代表的です。観光客も多いので気軽に台湾の夜を楽しめますよ。新千歳ー台北間の飛行機の直行便は夕方以降に現地に着く便が多く、旅行初日の観光先が限られてしまいます。でも夜市なら、着いたその日からグルメや街の雰囲気を満喫できておすすめ!


饒河街観光夜市はきらびやかなゲートが目印


士林夜市は食品以外の屋台も多く、最大規模

九份(ジウ フェン)
赤ちょうちんが灯る幻想的な夜景が人気

かつて金山として栄えた山の斜面にノスタルジックな建物が残るまち。台湾では映画のロケ地として人気を呼び、日本でも映画「千と千尋の神隠し」の舞台として知られます。夕方から夜にかけて、石段の沿道に並ぶ店の軒先に赤ちょうちんが灯る風景が幻想的。国内外の観光客で混雑します。


台湾といえばこの夜景がおなじみ

龍山寺(ロン シャン スー)
100以上の神々がまつられた台北きってのパワースポット

1738年に建設され、台北最古のお寺といわれる龍山寺。100を超える神や仏がまつられ、古刹(こさつ)が多い台北市内でも屈指のパワースポットとしてにぎわっています。台湾の人々は信仰心が篤(あつ)く、老若男女がお参りしていて、観光客も多数。参拝には手順があるので、ぜひチェックしておいて願い事をお祈りしましょう!


夜はライトアップされ、日中とまた異なる雰囲気に

台北101
展望台から台北の街を一望するランドマーク

地上101階、508mの高さを誇る台北のランドマーク。89階に屋内展望台、91階には屋外展望台もあり台北市内を360度で一望! 1~5階はショッピングモール。国内外のブランドがそろいます。夜はライトアップされた姿を外から眺めるのもおすすめ。


外観は、縁起が良いとされる竹をイメージ

国立故宮博物院
皇帝たちが集めたお宝が一堂に!

世界4大博物館の一つに数えられる国立故宮博物院も必見。有名な「翠玉白菜」「肉形石」をはじめ、中国の歴代皇帝が集めた宝物を中心に69万点以上のコレクションを所蔵。数カ月ごとに展示品が入れ替えられるので、何度行っても新たな展示品が楽しめます。


書画や陶磁器、玉器、青銅器など69万点ものコレクションが

台湾通に教えてもらった
ちょいディープな台湾トピックス

定番スポットやエリアだけでない、もう少し奥深い台湾を知りたい!そんな人のために今回、現地をよく知る2人におすすめを教えてもらいました。リピーターもぜひ参考にしてくださいね。

吉田皓一さん

教えてくれたのは…
ジーリーメディアグループ 代表取締役
吉田皓一さん

2013年、ジーリーメディアグループ創業。台湾と香港人に特化した日本観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営。「台湾で最もfacebookファン数の多い日本人」として台湾メディアにも出演多数。毎週土曜11時30分~12時、FMノースウェーブでオンエア中の「美麗!台湾」に出演。

台南
台湾本来の文化を感じる古都。ハイレベルな食も魅力

「台南」は、日本統治時代に首都機能が台北に移るまでは長年中心都市だった、日本なら「京都」に当たるまち。古都らしい台湾本来のローカルな文化が楽しめます。“食の都”とも称され、吉田さんいわく「台南には“安くてマズイ”ものがない。本当に食のレベルが高いんです!」。
また寺社仏閣も多いためパワースポット巡りも楽しめます。さらに、高級ホテルが比較的安価との耳寄り情報も。「台北と比べると、同じ5つ星ホテルでも価格が全然違います。シャングリラホテルや、リージェントホテル系の『シルクプレイス』もおすすめ」(吉田さん)。訪れる際は要チェックです!


台南発祥とされるえびだしスープの麺

縁結びの神をまつった大天宮后

迪化街(ディー ホア ジェ)
女性に人気! 上質なセイロや乾物、漢方がリーズナブル

台湾と日本を年中行き来している吉田さんが「女性にはココ!」と太鼓判を押すのが「迪化街」。台湾最古の問屋街で乾物や茶葉、布地など多彩な店が軒を連ねます。中でもセイロやザルなどの竹製品は上質な品が手頃な価格で手に入るのでオススメ。ホタテやカラスミ、ドライフルーツなど乾物類も豊富です。そして漢方! こちらも品質が良く、問屋街ならではのお手頃価格。吉田さんも愛用中だそう。日本語OKの店でぜひ見立ててもらって。


乾物や茶葉、布地など多くの店があり、お土産選びにもぴったり


ザルやセイロなどの竹製品はマスト!

漢方薬もおすすめ
孔美子さん

教えてくれたのは…
台湾在住
孔美子さん

小樽市出身。世界各国を旅する中で台湾にシンパシーを感じ、18年前に半年だけ住むつもりで移住し、そのまま現在に至る。現在は永康街にある日本ブランドのセレクトショップ「sure sure」など2店舗を経営。台湾の魅力は「人のゆるさと温かさ、そして自由」。

お茶文化
台湾で身近なお茶文化。茶藝館で豊かなひとときを

台湾人にとってお茶文化は身近なもの。若い人も、街中にあるティースタンドで甘さを調節したり具材を加えたり、カスタマイズして楽しんでいます。でも「せっかく台湾に来たなら、本格的な“茶藝館”で台湾茶の味と香りを楽しんで」と孔美子さん。「例えば日本人の烏龍茶のイメージは茶褐色ですが、台湾の高山烏龍茶は黄金色で自然な甘味。茶藝館で出るお茶受けの梅やナツメなども素朴な味わいで落ち着きます」。そんな台湾茶を堪能できるおすすめの店が、「紫藤廬(ズータンルー)」。孔美子さんも日本からの友達をよく連れて行くのだそう。大正時代に建てられた日本情緒あふれる店内でお茶をたしなむことができます。「豊かで優雅な時間を過ごしてください」。


「紫藤慮」のレトロな店内で至福のティータイムを
©Meng-Hsiang LIN

●紫藤廬
台北市大安區新生南路三段16巷1號
TEL 02-2363-7375
営業時間/10時〜21時30分。最終火曜定休

青田街(チィン ティエン ジェー)
日本家屋を再生したノスタルジックな街並み

近年、古い建物をリノベーションしたカフェやアートスポットが増えている台北。中でも「青田街」には1930年頃、日本統治下に建てられた多くの日本家屋が古跡として残され、町ぐるみでリノベーションに取り組み活用されています。青田街に愛着があるという孔美子さんは「日本家屋を壊さず守り、再生してくれる台湾の人の心意気がありがたい」と話します。中でもシンボリックなのが「青田七六(チンティェンチーリウ)」。日本人の台湾大学教授の家を再生した人気レストランです。「台日の歴史に興味のある方、歴史が刻まれた建物でお茶やランチを楽しみたい方にもイチオシです」。


趣のある部屋が残されています(写真提供/青田七六)

「青田七六」の外観

●青田七六
台北市大安區青田街7巷6號
TEL 02-2391-6676
営業時間/11時30分〜21時。第1月曜定休

この記事が気に入ったら公式アカウントをぜひフォローしてね。おすすめ記事をダイジェストでお届けします。

人気記事ランキング

  1. 札幌トップ
  2. 特集
  3. 台湾好きがナビゲートする
    はじめての台湾

リビング札幌最新号 電子ブック

最新号イメージ

リビング札幌Web by オントナ

2019年10月17日

電子ブックを読む



会員登録・変更