1. 札幌トップ
  2. Dr.コラム
  3. 自律神経の乱れとホルモンバランスの密接な関係

自律神経の乱れとホルモンバランスの密接な関係

  • 2019/10/10 UP!

自律神経の乱れとホルモンバランスの密接な関係

自律神経の働きが乱れるとさまざまな症状が。ホルモンバランスにも影響

 ストレスなどの影響で自律神経の調節が乱れると、体のあちこちに不快な症状が現れることがあります。自律神経失調症でおこる症状には、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴り、眼精疲労、ため息、せき、発汗、冷や汗、肩こり、背痛、じんましん、食欲不振、悪心、、胸痛、、息切れ、血圧上昇、不整脈、腹部不安感、腹部膨満感、排尿痛、頻尿、残尿感、腰痛などがあります。病院で検査を受けてみても胃や心臓などの臓器に異常が認められない場合、自律神経のバランスが不調になっていると考えられます。
 体は、交感神経と副交感神経という二つの自律神経の働きで、呼吸、循環、消化、生殖などの各機能が調節されています。ストレスが加わると交感神経が働いて抗ストレスホルモンが副腎から分泌されます。ほどよくストレス刺激に慣れて副交感神経が働き、バランス良く自律神経に作用すれば問題はありません。
 ストレスが長く続いたり、刺激が大きすぎて交感神経ばかり働き続けると、自律神経のバランスに乱れが生じます。自律神経は大脳の視床下部から出ていますが、ここにはホルモンの中枢もあるので、お互いに密接に影響しています。自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れの原因に、逆にホルモンバランスが乱れると、自律神経もスムーズに機能しなくなります。
 神経系の気質的な病気が認められない、原因がはっきりしない一般的な自律神経失調症の場合は、自分の病気を自覚して、生活のリズムを規則正しくするだけでもかなり症状が改善されます。また、ストレスのもととなっていることへの対処も必要ですが、自分の柔軟さを引き出すような気持ちの整理、没頭できる趣味や旅行、観劇など、自分自身で打ち込める世界を広げることもストレス解消に効果があります。自分でできる対策をしながら、症状によっては医師に相談すると良いでしょう。

今回のドクター

先生

中央メディカルクリニック 院長
石田 君子 先生
札幌医科大学卒業。同大大学院外科学第一講座修了。米国オクラホマ州立大学附属病院助教授、同スタンフォード大学附属病院勤務。北海道大学医学部附属病院産婦人科学講座、国立札幌病院、天使病院勤務を経て開院。日本産婦人科学会専門医。日本外科学会専門医。母体保護法指定医

この記事が気に入ったら公式アカウントをぜひフォローしてね。おすすめ記事をダイジェストでお届けします。

人気記事ランキング

  1. 札幌トップ
  2. Dr.コラム
  3. 自律神経の乱れとホルモンバランスの密接な関係

リビング札幌最新号 電子ブック

最新号イメージ

リビング札幌Web by オントナ

2019年10月17日

電子ブックを読む



会員登録・変更