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第2回 リビング奥さま川柳大賞(2014年)

応募総数1389句、五・七・五で日常をもっと楽しく

2回目の実施となった今年は、応募総数1389句。厳正なる審査の結果、大賞および部門賞が決定しました。今回は審査にも参加してくれた噺家・六華亭遊花さんに講評もいただきました!
(作者の年代は投句当時)

取材・審査協力 噺家・六華亭遊花さん
岩手県遠野市生まれ。落語芸術協会 仙台事務所所属。東北弁を駆使してテレビやラジオで活躍するほか、舞台女優としての顔を持つ。東方落語に入門後、落語家・川野目亭南天として活動。平成24年三遊亭遊三に認められ、遊三一門としてプロの噺家となり「六華亭遊花(ろくかていゆうか)」に改名。震災に遭った東北六県が花開くようにとの思いが込められている。

2014_gold

ー 作者コメント ー
手をかけたり、野菜たっぷりのメニューを出してもよけてしまう偏食気味の息子(5歳)。悲しそうにする私への息子なりの気遣いでしょうか、好きなメニューの時は「ママ天才!」などとすごく褒めてくれるんです。でもテンション高くほめてくれる時はだいたいレトルトという…(笑)。そんな皮肉な日常がいいネタになりました。

ー 講評 ー
最初の「ママ天才!」の言葉に勢いがあって好きですね~。そのインパクトに助けられ、レトルトを出しながらも「それの何が悪い!」と開き直る母の爽快感すら感じさせてくれます。これを読んで、ホッとしたり共感している世のお母さんたちはきっと多いはず?

 

 

2014_silver_housework

ー 作者コメント ー
大賞賞品にひかれて初挑戦した川柳で、まさか部門賞をいただけるとは。ビックリです! でもいざ考え出すとなかなかいい句が浮かばず、身近な子育てをテーマにできないかと思いついたのがこの句。掃除ロボットに喜んでついて行ったり呼んでみたり、まさにペット状態でたわむれる5歳と4歳の子どもたちの姿がうまく五・七・五にハマりました!

ー 講評 ー
これはねー、もうただひたすらかわいい! たまりませんね。でも自動で動き回る掃除ロボットにも動じず、すぐにコミュニケーション(といっていいのかな?)が取れてしまう辺りが〝今の子〟といった感じ。メカに強いというかね、昔の子だったら逃げ出しますよ、これ(笑)

 

 

2014_silver_beauty

ー 作者コメント ー
高校生や大学生の子どもたちがけっこう川柳をつくっていて、それにコメントするのが楽しかったので今度は私が! という気持ちでチャレンジ。実体験ではないのですが、自分でも薄々気になり始めていることを自虐的に詠んでみました(笑)。この手のネタは豊富なお年頃、また考えてみようかな…。

ー 講評 ー
Mサイズは絶対入らないと分かっていても、一度は手にしてしまう女性の見栄といいますか意地といいますか…。そんな悲哀がよく出ていますね~。私もちょっとデザインが若いかな?という服を買う時に、さも娘の物を買うような顔をしたことが(笑)。女性ってそういうものですよね!!

 

 

2014_silver_degital

ー 作者コメント ー
語呂合わせなどが好きで、過去にも職場での標語や川柳募集に応募したことがあったので、思わず血が騒ぎ応募しました。部門賞、うれしいです~。動画サイトなどもサクサク操るわが子、さすがにロックは解除できないのですが、出来るようになる日もそう遠くないかも…。

ー 講評 ー
2歳というところが驚きではありますが、子どもの、物を覚える早さは驚異的。もうこんなことで驚くこと自体が、「古い!」といわれてしまう時代なのかもしれませんね。私も、ケータイはあえて子どもと同じ機種を買い、分からないことはぜーんぶ教えてもらっています。

 

 

2014_silver_family

ー 作者コメント ー
母娘で朝ドラにハマった私たち。以来、「今日の見た?」と母が楽しそうに電話してくるようになりました。まだ見ていない日、大事な局面を迎える日に限って「あーでね、こーでね…」と事細かに説明してくる母…。「言うなーっ!」という感じでしたが、部門賞もいただけたし、ま、いっか。母には「私のおかげよ!」と言われそうです(笑)。

ー 講評 ー
はいはい、ありますあります(笑)。自分の話に耳を傾けてほしいとの思いと、食い付きのいいドラマネタでひきつけるお母さんのいじらしさすら感じさせてくれる句。きっと仲良し母娘なんだろうなーと想像してしまいました。

 

 

2014_silver_2014

ー 作者コメント ー
なくなるどころかどんどん巧妙になっていく詐欺のニュースを見て、「なぜみんな騙されちゃうんだ!!」と歯がゆい思いに。家族でもよく話題になり、こんな感じで返したらどうかねーなんて話していたんです。それを思い出し詠んだ一句です。川柳づくり初挑戦にして初入賞、ちょっとクセになりそうです。

ー 講評 ー
圧倒的な返しのうまさとお母さんのユーモアに脱帽。最高です! 思わずプッとふきだしちゃいました。こういう方は絶対に騙されないでしょうね。笑いもありつつ、世の中への注意喚起も含んでいて素晴らしい!

 

 

惜しくも入賞を逃した作品はこちら

スマートに   変えたい電話も   体型も
                          (デジタル部門/T・Oさん/30代)


食欲が   ダメよダメダメ   止まらない
                     (ビューティー・健康部門/A・Nさん/30代)


妻グルメ   夫チンして   お留守番
                            (家族部門/H・Oさん/70代)


妻かかり   子にも感染   ズボラ熱
                            (家族部門/H・Sさん/10代)


喜んで   白髪を見つける   小さな手
                         (家族部門/早坂勢津子さん/44歳)


人類の   未来をともす   LED
                          (2014年部門/M・Hさん/60代)

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