1. 仙台トップ
  2. タウンニュース
  3. あおり運転を受けたらやってはいけないこと&ドライブレコーダーの選び方

あおり運転を受けたらやってはいけないこと&ドライブレコーダーの選び方

1018spe_title02-img

ニュースで連日報道され、大きな社会問題となっている「あおり運転」。高速道路はもちろん一般道でも、あおられた経験があるという人は少なくないでしょう。

テレビで報道されている映像のような大きなトラブルになることはまれなケースだとしても、車を運転する以上、あおり運転は決して他人事ではありません。

被害者にも加害者にもならないために、気を付けるべき点や対処法について再確認してみましょう。

 

 
 
 

あおり運転とは

そもそもあおり運転とはどういった行為をさすのでしょう。

「あおり運転とは、他車に対して車間距離を縮めて異常に接近したり、追い回すなどの嫌がらせ行為の総称です。クラクションやパッシングでの威嚇、進路妨害、幅寄せなども該当します」と教えてくれたのは、宮城県警察本部 交通企画課の岩間健二さん。

現時点では、このような行為を直接取り締まる法律はないそう。

「とはいえ、このような行為は運転操作ミスを引き起こしたり、重大な事故などを招く危険性が高いことから、道路交通法違反や危険運転致死傷罪のほか、暴行罪、傷害罪、器物損壊罪などの刑法犯といったあらゆる法令の適用を視野に入れて捜査することになります」(岩間さん)

 

6つのあおり運転の例

1.異常接近して追い立てる

aori-01
 

2.不必要な急ブレーキをかける

aori-02
 

3.急な割り込み

aori-03
 

4.左側から追い越す

aori-04
 

5.クラクションやハイビームでの威嚇

aori-05
 

6.幅寄せをする

aori-06

 

あおられても無理に逃げない・張り合わない

ここ数年、宮城県内であおり運転と称する重大事故は発生していないそうですが、もしものときに知っておきたいのがその対処法。

あおり運転をされた場合、どのような行動をとればよいのでしょうか?

「まず、無理に逃げようとしたり、張り合ったりするのは非常に危険です。相手の感情をさらに刺激することになります。挑発には乗らず、道を譲って相手にしないようにしましょう。それでも危険な行為を続けてくる場合には、安全な場所に車を止めてすぐに110番通報してください。この時、相手が車から降りてきて攻撃してくることもあるので、ドアをロックし、窓も絶対に開けてはいけません」(岩間さん)

車体を蹴られたりした場合、その行為を止めたくなりますが、運転者と同乗者の身の安全が最優先。

相手の車のナンバーをしっかり覚えて、警察に伝えましょう。

「高速道路でトラブルに巻き込まれると、現在地がわからない場合もあると思います。この時110番通報で伝えてほしいのが、路肩や中央分離帯にある『キロポスト』の数字。100mに1本設置されているので、方面と一緒に伝えれば、警察官はすぐに現場に駆けつけられます」(岩間さん)

aori-img02_w600

 

予防の一つは自分本位な運転をしないこと

あおり運転を受けないために、私たちができること・気を付けるべき点は?

「ケースバイケースではありますが、自分本位な運転を控えることです。そのつもりがなくても、『あおり運転の例』で紹介したような運転をしてしまうと相手を刺激し、その結果として自分があおられる側になってしまうことがあります。相手車線に進路変更する場合は余裕を持って合図を出し、適切に車線変更するなど、周囲の車両運転者が怒りを覚えるような状況を作り出さないことです」(岩間さん)

高速道路では追い越し車線を長い間走行することも、あおられる原因となる場合があるとか。

いくら高速道路の法定速度を守っていても、長い間追い越し車線を走行することは違反になります。

「この認識がない方が意外にも多いんです。追い越しが安全に済んだら、速やかに走行車線に戻ることを徹底してほしいですね」(岩間さん)

aori-reco02

事故や運行の状況を明らかにするうえで有効なドライブレコーダーも、あおり運転抑止に効果があるようです。

ドライブレコーダーを装着した際には、『ドライブレコーダー装着車』といったステッカーを車両に貼ることも予防効果につながるそうです。

 

専門店に聞くドライブレコーダーの選び方

aori-reco01

走行中の映像と音声を常に記録し続け、衝撃を感知するとその前後のデータを自動的に保存。アクシデントが起こったときに、証拠として役立てることができるドライブレコーダー(ドラレコ)。

どれだけ自分が安全運転を心がけていても、交通事故やあおり運転にいつ遭遇するかわかりません。

カー用品とカーメンテナンスの専門店「ジェームス」をフランチャイズ展開するタクティーにドライブレコーダーのキホンを聞きました。

 

●種類による違いは?

大きく分けると、1)撮影範囲、2)記録画素数、3)夜間機能の3点の違いがあります。

1)撮影範囲
一般的なドライブレコーダーのタイプで前方を撮影する「フロントカメラタイプ」、前と後ろの2つのカメラで撮影する「前後2カメラタイプ」、前後だけでなく幅寄せや車内の映像も撮影できる「360°カメラタイプ」と、撮影可能な範囲の異なる3タイプがあります。

drivereco-matome

2)記録画素数
これは映像をキレイに撮れるかどうかに関わる要素。事故が起きた時に重要となる『相手のナンバーを読み取る』ためには、フルHD(約200万画素)以上がおすすめです。画素数が大きくなるほど画質はキレイになり、クアッド録画(約370万画素)に対応したモデルもあります。

3)夜間機能
夜間機能(ナイトビジョン、スタービス)に対応したモデルなら、暗い場所でも鮮明な映像が残せます。

このほか、運転していない駐車中も継続録画できる「駐車監視機能」に対応した機種もあります。

 

●車種によって適切なタイプは変わるの?

車両が大きく後方が見えにくい場合がある「ミニバン」や「ワンボックスカー」は、前後2カメラタイプが推奨されます。常時走行映像をドラレコ本体の画面で再生できるので、安全確保にもつながります。

 

●大まかな価格帯は?

「フロントカメラタイプ」が1万円から、「前後2カメラタイプ」が2万円から、「360°カメラタイプ」が3万5000円から。撮影範囲が広くなるほど価格も上がります。

 

●女性におすすめのドラレコって?

前後2カメラタイプがおすすめです。女性が運転していると認識されるだけであおり運転の被害にあう場合があり、後方録画にも対応したタイプでしっかり記録したいところです。
 

取材協力
・宮城県警察本部交通部交通企画課
TEL 022-221-7171
・タクティー
https://www.jms-car.com/

 
 
 

同じジャンルの記事を読む

この記事が気に入ったら公式アカウントをぜひフォローしてね。おすすめ記事をダイジェストでお届けします。

人気記事ランキング

  1. 仙台トップ
  2. タウンニュース
  3. あおり運転を受けたらやってはいけないこと&ドライブレコーダーの選び方

リビング新聞最新号 電子ブック

最新号イメージ

2019年11月8日号

電子ブックを読む



会員登録・変更