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食の真実!?「酒を好む宗教、好まない宗教」

酒を好む宗教、好まない宗教

食の真実!? Vol.8 〈リビング湘南 2016年12月31日号〉

 

秋の収穫を祝う新嘗祭(にいなめさい)など、神道行事に日本酒は欠かせません。米から作る酒をお供えします。その後、参加者とともに酒を酌み交わす直会(なおらい)も神事の一部です。ノミニケーションは昔から行われていたのですね。
カビが米のデンプンをブドウ糖に分解し、酵母がアルコールへ変えます。幸運にも日本の位置するアジア・モンスーン地域は高温多湿で、カビの生育に適しています。酒は自然の恵みともいえます。
そんな日本の首都で開催される東京オリンピックまで、あと3年とちょっと。世界各国からの旅行者が期待されています。なかでも経済発展著しい近隣東南アジア諸国からも。特にインドネシア、マレーシアはイスラム教の国です。信仰上豚肉を食べたくないことはご存じかもしれませんが、アルコールも飲みたくないと考えているようです。
そんなイスラム教徒(ムスリム)に安心して食べてもらえるものをハラール食品と呼んでいます。豚由来のゼラチンが入っていない、保存性を高めるためのアルコールを添加していない等々です。ハラール食品だけの料理を提供するお店も増えています。
数年後、世界の国々の人と一緒に祝う新年はどんな食卓になるのでしょう?
楽しみですね。

 

◇文教大学 健康栄養学部 教授・笠岡誠一

18kasaoka

【プロフィル】1967年生まれ。博士(農学)。管理栄養士。製薬会社、国立健康・栄養研究所、アメリカ国立衛生研究所を経て、現職。「食」「フード」に関わるさまざまなことに興味を持ち、基礎研究にとどまらず、スイーツ開発、メニュー開発も行っている。

 

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