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食の真実!?「春遠からじ… 食材の旬」

春遠からじ…
食材の旬

食の真実!? Vol.10 〈リビング湘南 2017年2月25日号〉

 

立春を過ぎ、寒さも和らいできました。フキノトウの天ぷら、美味しいですね。その季節ならではの食材を楽しめるのは、旬があるから。つくし、ゼンマイなどなど。土の中で寒さに耐え、気温の上昇とともに芽を出す。そのため栄養分をしっかり蓄えていたんですね。生命力に満ち満ちた状態。
収穫する季節によって栄養価も違うはず? 有名なのは冬が旬のほうれん草。夏採りだとビタミンCは20(mg/100g)ですが、冬採りはなんと60mg。3倍も違うんです。旬の食材って、美味しいし、栄養価も高いんですね。
旬の食材はできるだけ新鮮なうちに食べたいですよね。地産地消につながります。食料を輸送する距離(フードマイレージ)が短くなれば、燃料も節約でき、排出ガスも低下します。地球環境への負荷を減らせます。
魚にも旬があります。春に漁獲されたカツオに比べて、秋獲りカツオは脂質量が12倍にも。もちろん健康に良いとされる不飽和脂肪酸も増加。まさに“脂が乗っています”。ヒトに置き換えると、仕事やプライベートが充実している時を指すのでしょうか。
“もう旬を過ぎちゃったよ”と言わないでください。旬は1回かぎりではありません。野菜や魚のように、今年もまた旬が来るはずです。

 

◇文教大学 健康栄養学部 教授・笠岡誠一

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【プロフィル】1967年生まれ。博士(農学)。管理栄養士。製薬会社、国立健康・栄養研究所、アメリカ国立衛生研究所を経て、現職。「食」「フード」に関わるさまざまなことに興味を持ち、基礎研究にとどまらず、スイーツ開発、メニュー開発も行っている。

 

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