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食の真実!? 「オリンピック選手の活躍の裏側で!」

オリンピック選手の活躍の裏側で!

食の真実!? Vol.24 〈リビング平塚大磯二宮 2019年4月5日号〉

東京オリンピック開催まであと約1年。世界中からの観光客が期待されています。もちろん主役は選手たち。世界各国で選ばれた一流選手が来日します。参加する国や地域は207、人数は1万2千人以上との予測です。55年前に開催された東京オリンピックでの93カ国、5千人の選手と比べておよそ2倍の規模です。参加したい選手が増えるなか国際オリンピック委員会(IOC)はその数を制限している状態です。
選手が生活する選手村では朝昼夜に食事が提供されます。競技種目による細やかな配慮ももちろん、宗教や個人の信仰・好みにも応じた食事を提供できる料理人もかなりの人数必要です。前回の料理人の数が500人だったことを考えれば千人は必要でしょう。
IOCは選手村で提供できる食材の質を確保するためGAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)認証を経た農産物に限り使って良いとのこと。農薬や土壌の質など安心・安全に生産された食材しか使えないのです。日本でGAPを取得した生産者はまだまだ少ないのが現状です。われわれ消費者がその価値を理解して、高品質の農産物を適正な価格で購入することも必要なのかもしれません。
選手たちの活躍の裏側では、高品質の食材と一流の料理人がいることを忘れずに観戦したいですね。

◇文教大学 健康栄養学部 教授・笠岡誠一

18kasaoka

【プロフィル】1967年生まれ。博士(農学)。管理栄養士。製薬会社、国立健康・栄養研究所、アメリカ国立衛生研究所を経て、現職。「食」「フード」に関わるさまざまなことに興味を持ち、基礎研究にとどまらず、スイーツ開発、メニュー開発も行っている。

 

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