1. 東京トップ
  2. 特集
  3. 1日300円の区内循環バスで巡る、見どころたっぷりの“すみだ”

1日300円の区内循環バスで巡る、見どころたっぷりの“すみだ”

  • 2018/04/12 UP!

レトロとモダンが息づく

すみだ巡り

江戸からの歴史や文化を残しつつ、再開発が進む“すみだ”。東京スカイツリー®をはじめ隅田川沿いの散策、史跡巡りなど見どころが充実。江戸っ子の粋にあふれたまちの魅力や2020年に向けた動きについて、墨田区役所に聞きました。

江戸時代から根付く職人文化
“ものづくり”のまち

「江戸時代、隅田川の水運を利用した地場産業が発達。さらに明治に入り、繊維業や皮革業などさまざまな軽工業が発展。昭和期の軍装品生産、高度経済成長期を経て、現在も日用品や各種部品の製造など、中小企業による質の高い“ものづくり”が盛んです」と、伊藤拓也さん。その優れた技術力などをより広めるため、2009年に「すみだ地域ブランド戦略」がスタートしました。

「墨田区では“あたらしくある。なつかしくある”をコンセプトに、歴史の中で積み重ねられた技や文化を伝承しつつ、もっと美しいものを、もっと人が喜ぶものを、と挑戦を続ける職人魂がこめられた商品やメニューを“すみだモダン”として毎年認証。2017年は木目込人形の技術を活かした力士ペーパーウエイトなど9つの商品と、北斎せいろをはじめ5つの飲食店メニューが認証されました」。“すみだモダン”は、「産業観光プラザ すみだ まち処」(東京スカイツリータウン5階)などで展示、販売。さらに伝統工芸職人の実演も随時、行われています。

東京スカイツリー ©TOKYO-SKYTREE

東京スカイツリー ©TOKYO-SKYTREE

まち歩きの足として便利な区内循環バスを活用して”すみだ”の今を満喫

神社仏閣、伝統工芸、葛飾北斎ゆかりの地など、すみだには見どころが点在。そこで効率良く巡るのにおすすめなのが、墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」です。

「北西部・北東部・南部の3ルートがあり、区内のほぼ全域を走っていますので、主要な観光スポットはもちろん電車ではちょっと行きにくい場所にあるスポットを訪れる際も便利です。約20カ所ある銭湯巡りにも重宝しますよ」。また、南部ルートでは全国で10台程度という電気バスも1台導入など環境にも配慮。

バスの利便性向上のほか河川を活用した水上交通も含め、来るべき2020年に向けて、地域特性を活かした公共交通網の充実を図る、人と環境に優しいまちづくりにも注目です。

墨田区産業観光部観光課
伊藤拓也さん

墨田区産業観光部観光課 伊藤拓也さん

墨田区企画経営室広報広聴担当を経て、現職に。「墨田区にある隠れた観光資源を、より多くの方々に体感していただきたいです」

 効率よく観光できる区内循環バス 

「すみだ百景 すみまるくん、すみりんちゃん」

3つのルートで街のすみずみまで巡る

7時~ 19時台は約15分間隔で運行し、運賃は100円。1日乗車券は3ルート乗り放題で300円というお得なバス。右地図にあるように、「向島百花園」や「三囲神社」などの名所を回る“茜色”「北西部ルート」 、八代将軍吉宗ゆかりの「木下川薬師道の道標」といった史跡や名所が多く辿れる“若草色”「 北東部ルート」 、「江戸東京博物館」や「すみだ北斎美術館」といった博物館や美術館を巡るにも好アクセスな“江戸紫色”「南部ルート」の3ルートがあります。各ルートの沿線には銭湯や「小さな博物館」も点在、押上駅では1日1回に限り無料で別のルートに乗り継ぎができるので、のんびり観光するには便利なバスです。また、「南部ルート」には有害物質を排出しない環境に配慮した電気バス「すみりんちゃん」も走っています。その静かな乗り心地を体験してみてください。

バス

すみまるくん、すみりんちゃん

 区内循環バスで~すみだ巡り~

 史跡&名所 

回向院

■回向院

明暦の大火の焼死者10万8000人を葬った万人塚が始まり。日本一の無縁寺として知られています

TEL 03-3634-7776

■牛嶋神社

葛飾北斎が描いて奉納した「須佐之男命厄神退治之図」を復元したパネルが飾られています

TEL 03-3622-0973

牛嶋神社

三囲神社

■三囲神社

三井家(三越などの創業家)が江戸に進出して以来、三井家の守護神として崇敬を集めました

TEL 03-3622-2672

■芥川龍之介の文学碑

両国小学校の中にあり、芥川の児童文学「杜子春」の一節が刻まれています

芥川龍之介の文学碑

勝海舟銅像

■勝海舟銅像

墨田区役所前にあり、壮年期の海舟が、新しい日本を思い描き、アメリカを目指そうとする瞬間を捉えたものです

発展を続ける

“ものづくりのまち”

江戸時代から職人が多く住む“ものづくりのまち” として発展してきた墨田区。「すみだ地域ブランド戦略」により、その技術力や品質の高さなどを積極的に発信しています。また、工場、作業場、民家などの一部を利用し、製品、道具、文献・資料などのコレクションを展示している「小さな博物館」が27あります。

江戸小紋博物館

江戸時代から続く江戸小紋。極細の紋様に切り抜かれた型紙や貴重な道具を始め染の工程写真パネルを展示しています

◆江戸小紋博物館 TEL 03-3611-5019

屏風博物館

屏風の歴史や、屏風の製作工程をパネルで紹介し、製作に使う道具や金具も展示。また、着物・帯・手ぬぐい等で仕立てた屏風の一例や、不思議な「からくり屏風」も楽しめます

◆屏風博物館 TEL 03-3622-4470

個性あふれる公衆浴場

墨田区には公衆浴場が約20あります。外観は昔ながらの銭湯ですが、日替わりの薬湯を実施したり、富士山の絵が描かれていたり(大黒湯)、洗い場に東京スカイツリーの写真を飾ったり(荒井湯)、銭湯に荷物を預けてランニングに行く「銭湯ランナー」を応援したり、さまざまな工夫をしています。

大黒湯

 大黒湯  TEL 03-3622-6698

荒井湯

 荒井湯  TEL 03-3622-0740

人気記事ランキング

  1. 東京トップ
  2. 特集
  3. 1日300円の区内循環バスで巡る、見どころたっぷりの“すみだ”


会員登録・変更