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美術鑑賞の後、“自然の芸術”を味わえる都内の美術館を紹介

  • 2018/05/17 UP!

庭園も美しい美術館

美しい緑の季節。美術鑑賞の後は、新緑の日本庭園を散策して“自然の芸術”を味わいませんか。都会を忘れ、身も心もリフレッシュできそうですね。

根津美術館

古美術と自然を生かした
庭園を味わう

竹林に囲まれた静かな美術館は、「表参道」駅から徒歩10分。根津嘉一郎が蒐集した日本と東洋の美術品を所蔵しています。

周辺に広がる緑ゆたかな庭園は、自然そのままの形を生かして作られ、散策をしながら季節の移ろいを感じられます。4棟の茶室、100体を超える石像が趣を加え、三方をガラスに囲まれたカフェNEZUCAFÉからは、庭園を見ながらお茶やランチが楽しめます。

◆港区南青山6-5-1/地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅下車徒歩約10分
◆10:00~17:00(入館は16:30まで)/月曜、展示入れ替え期間休館。月曜が祝日の場合は翌日休館
◆企画展:一般1100円、高・大学生800円、中学生以下無料
◆TEL 03-3400-2536
http://www.nezu-muse.or.jp/

庭園内の茶室「弘仁亭」

庭園内の茶室「弘仁亭」

根津美術館蔵

左/重要文化財 春日山蒔絵硯箱 1合 木胎漆塗 日本・室町時代 15世紀 根津美術館蔵
右/堆朱楼閣人物文輪花盆 1枚 木胎漆塗中国・明時代 16世紀 根津美術館蔵

企画展「はじめての古美術鑑賞-漆の装飾と技法-」

5/24(木)~7/8(日)

古くから生活の道具として使われてきた漆器。金粉を施した蒔絵装飾は日本で発展しました。中国や朝鮮の「唐物漆器」には螺鈿、彫漆、存星などの技法があり、もう日本にしか残っていないものもあります。今回は、漆器の奥深い魅力を紹介します。「茶道具の銘と和歌」「季夏の茶の湯 ―名水点て―」も同時開催。

畠山記念館

茶道具も庭の茶室も充実した
茶の湯の美術館

茶の湯と能楽を愛した創立者畠山一清(即翁)。そのコレクションは、茶道具を中心に、書画、陶磁器、漆芸、能装束など、国宝・重要文化財も含み約1300件。展示室でお抹茶もいただけます。

“丸に二引両”の畠山家の家紋が入った正門から本館まで、深い緑の庭園が続きます。苑内には6つの茶室があり、樹齢200年以上の木々が生い茂ります。特に5月は青カエデやツツジの新緑が目に鮮やかで、緑に包まれるような気分を味わえます。

◆港区白金台2-20-12/都営浅草線「高輪台」駅から徒歩5分
◆10:00~17:00(入館は16:30まで)/月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
◆一般700円、高・大学生500円、中学生以下無料(要保護者)
◆TEL 03-3447-5787
http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/

畠山記念館

左上/重文 井戸茶碗 銘 細川 朝鮮時代
左下/重文 唐物肩衝茶入 銘 油屋 南宋時代
右/苑路。新緑と木漏れ日が爽やか

没後200年 大名茶人 松平不昧と天下の名物
―「雲州蔵帳」の世界

6/17(日)まで※展示替えあり

「雲州蔵帳」とは、松平不昧の蒐集した茶道具の目録です。本年は、江戸時代を代表する大名茶人・出雲松江七代藩主松平不昧(1751~1818)が亡くなって200年を記念して、雲州蔵帳に記載されている国宝2点、重要文化財4点を含む天下の名物が一堂に展示されます。

五島美術館

“源氏”の香りのする空間で
広大な庭園を楽しむ

五島慶太が蒐集した日本と東洋の古美術品中心の美術館は、源氏物語絵巻を3帖所蔵していることで有名。吉田五十八の設計による寝殿造り風の本館は、登録有形文化財に指定されています。

庭園は、武蔵野の雑木林と多摩川沿いの傾斜を生かした約5000坪。散策路には明治時代に建てられた茶室・古経楼や冨士見亭(ともに登録有形文化財)があります。東京都指定天然記念物の上野毛のコブシもあり、四季折々の植物が楽しめます。

◆世田谷区上野毛3-9-25 /東急大井町線「上野毛」駅下車徒歩5分
◆10:00~17:00(入館は16:30まで)/月曜休館、6/18(月)~6/22(金)展示替えのため休館
◆一般1000円、高・大学生700円、中学生以下無料。庭園のみの入園は300円
◆TEL 03-5777-8600
https://www.gotoh-museum.or.jp/

五島美術館

左/ハナミズキとツツジが美しい庭園には、石仏、石灯籠などが配置されています
右/「梅さける村」小茂田青樹筆 大正3年(1914)作五島美術館蔵

「館蔵 近代の日本画展」

6/17(日)まで

館蔵の近代日本画コレクションから、「風景表現」を中心に、橋本雅邦、横山大観、川合玉堂、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子など明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点が展示されます。特別展示として漆芸作品約20点も同時公開。

永青文庫・肥後細川庭園

細川家の江戸下屋敷跡の美術館と
庭園で伝統と歴史に触れる

戦国時代から700年以上続く、肥後熊本54万石の大名であった細川家。目白台の広大な江戸下屋敷跡にある永青文庫は、細川家に伝わる文化財を所蔵・公開しています。国宝8点、重要文化財32点を含む美術工芸品や歴史資料を所蔵し、そこには細川家の伝統が息づいています。

永青文庫と通用門で隣接する肥後細川庭園は、目白台台地の景観を生かした池泉回遊式の日本庭園です。園内に建つ「松聲閣」は元細川家の学問所で大正時代に改修されました。

≪永青文庫≫
◆文京区目白台1-1-1/JR「目白」駅、副都心線「雑司が谷」駅から、 都営バス「目白台三丁目」下車徒歩5分
◆10:00~16:30(入館は16:00まで)/月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。5/29(火)および展示替え期間休館
◆一般1000円、シニア(70歳以上。要証明)800円、高・大学生400円、中学生以下無料
◆TEL 03-3941-0850
http://www.eiseibunko.com/
≪肥後細川庭園≫
◆2月~10月9:00~17:00(入園は16:30まで)、11月~1月9:00~16:30(入園は16:00まで)
◆入園無料
◆TEL 03-3941-2010
http://parks.prfj.or.jp/higo-hosokawa/

永青文庫・肥後細川庭園

左/「自画賛 良寛像 袖裏繡毬直千金」個人蔵【後期展示】
右/5月下旬~6月上旬は、肥後花菖蒲が見ごろ 肥後細川庭園では季節ごとに「肥後六花」のうちの4つ(肥後花菖蒲、肥後芍薬、肥後山茶花、肥後椿)を観賞できます

生誕260年記念 「心のふるさと良寛」

前期5/27(日)まで 壮年期を中心に
後期5/30(水)~ 7/11(水) 晩年を中心に
※前・後期で大幅な展示替えあり

江戸時代後期の托鉢僧・良寛(1758~1831)は、諸国を遊行しながら、数多くの和歌、詩、俳句、書を残しました。生涯寺を持たず、名利にとらわれず、子どもと遊び、清貧を貫いた良寛。今回は良寛の遺墨を中心に新出作品も加え、約100点が展示されます。漱石や魯山人など多くの文人に愛された良寛の書を通して、その人柄に触れることができます。

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