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今から始める資産運用!ファイナンシャル・プランナーがタイプ別に教えます

  • 2018/06/28 UP!

FPがタイプ別に教えます

今から始める!資産運用

超低金利の今、老後資金や家族に残すお金を少しでも増やせたらうれしいですよね。
目的やタイプ別の資産運用術を、ファイナンシャル・プランナーに解説してもらいました。

東京都在住者へのアンケートでは、資産運用に「かなり興味がある」「まあまあ興味がある」と答えた人が計63%。運用するなら、ローリスク・ローリターンがいいという人が約半数に上りました。

※2018年3月2日~11日、リビングWebにて実施したWebアンケート。有効回答数:349

少しずつ着実に増やしたいなら

「つみたてNISA」

POINT▼長期に分散して投資するのでリスクを抑えられる

毎月一定額(年間40万円まで)の投資を最長20年間にわたり積み立てることができ、本来は約20%課税される運用収益などが非課税になるという制度です。対象商品は、投資信託・ETF(上場投資信託)のみ。手数料が低く安定的に運用できる商品だけを金融庁が厳選しているので分かりやすいです。

長い期間一定の額ずつ投資するので、価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することになり、結果として平均の購入単価を低く抑えることができます。価格変動のリスクを軽減できるので、投資初心者に向いているといえます。

老後にゆとりを作りたいなら

「iDeCo」(個人型確定拠出年金)

POINT▼60歳まで換金できない代わりに節税効果大

決まった額を月々積み立てて運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取れる制度です。掛け金を全額所得控除できるのが最大のメリット。控除が受けられない専業主婦でも年間27万6000円まで積み立てられ、運用収益が非課税であることに加え、受け取りの際にも節税効果があるので、50代からでも始める意味はあるといえるでしょう。

取り扱う金融機関は多数あり、商品もリスクはあるが収益を目指す投資信託から元本確保型までいろいろ。NPO法人が運営する「iDeCoナビ」というサイトでは金融機関の手数料や商品内容、サービスを比較でき参考になります。

iDeCoナビ http://www.dcnenkin.jp/

情報収集能力に自信があるなら

「社債」

POINT▼こまめなチェックでいい債券を見つけよう

株に比べて値動きが少ない一方で預貯金よりリターンが期待できるのが、企業の債券「社債」。中でも「劣後債(れつごさい)」は、会社が倒産したときに弁済の順位が後回しになるというリスクがある代わりに、利率が高めの債券です。つまり倒産さえしなければお得なので、国内の手堅い会社の劣後債が人気。証券会社を通じて購入しますが、条件のいい商品はすぐに完売してしまうことも。証券会社のWebサイトやマーケット情報をこまめにチェックすることです。ほかにも個人向け国債や地方自治体の公募公債もありますが、金利は低いです。

子・孫に資産を残したいなら

「ジュニアNISA」

POINT▼18歳まで引き出し不可 大学の進学資金や相続対策に

未成年の子どもや孫の名義で口座を開設し、親や祖父母がお金を積み立てて株や投資信託などで運用していきます。年間80万円まで投資でき、非課税期間は最長5年間。つまり最大400万円に対する運用収益が非課税となります。18歳から払い出せるようになりますが、20歳になると本人名義のNISA口座が作られそちらに移行するので注意。

暦年贈与(1年ごとの贈与)の年110万円の非課税枠に収まるので、贈与税を払うことなく長い時間をかけて教育資金を貯めてあげることができ、相続対策にもなります。

手持ちの土地で収益を得たいなら

「賃貸経営」

POINT▼市場調査で土地の個性を見極めて

    ▼しっかりと事業計画を立てよう

    ▼複数社の専門家に相談を

自宅や親の土地を持っている人は、老後の安定収入や節税効果、相続対策といったメリットが受けられる賃貸経営を考えてみては。

都内でも空き家が問題になっている現在、立地が良ければすぐ満室になりますが、そうでない場合は市場調査で土地の個性を見極め、ターゲットやコンセプトを明確にした物件を建てることが重要です。

賃貸経営では建物が古くなってくると集客が難しくなり、家賃を下げなくてはいけないことも。その場合でも経費を差し引いて収益が出るのか、長期的な事業計画をきっちりと立ててキャッシュフロー表を作ることが大事です。

市場調査や事業計画は、住宅メーカーや不動産会社など専門家と一緒に進めましょう。各社、さまざまな工夫を凝らした賃貸住宅を作っています。大きなお金が動くので、できれば2~3社には相談してセカンドオピニオンを取りたいところ。不動産のコンサルティング会社を利用する手もあります。

運用するのは「10年以上使う予定のないお金」

貯金すべてを投資するのはNG。生活費3~6カ月分はケガや病気などに備えて普通預金ですぐ下ろせるように。住宅購入の頭金や学費など、今後5~10年以内に使うお金は定期預金などの低リスク運用でキープ。5年から10年以上使う予定のない余裕資金を投資に使いましょう。

「分散投資」が基本 ロボアドバイザーも参考に

1つの商品に賭けるのではなく、値動きが異なる商品を複数組み合わせて少しずつ「分散投資」するのがリスク回避の基本。
最近話題のAI(人工知能)を利用した「ロボアドバイザー」に投資先を提案してもらうのも手。Web上で年齢や年収、リスクへの考え方などを答えるだけと簡単です。

THEO(テオ) https://theo.blue/

WealthNavi(ウェルスナビ) https://www.wealthnavi.com/

有田美津子さん
1級ファイナンシャル・プランナー。銀行や損保会社での実務経験を生かし、老後も安心して暮らせる住まいのお金や、長期投資で無理なくお金を増やす方法をテーマに相談や講演を行う。相談件数は年間200件以上にのぼり、第三者の立場からの親身なアドバイスで人気を呼んでいる

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