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父の面倒を見てきた私 相続は弟妹で1/3ずつ~前編~

Q父の面倒を見てきた私
相続は弟妹で1/3ずつ

父が亡くなり、相続人は私と弟妹の3人。数年前父を自宅に引き取り妻と面倒を見てきましたが,弟も妹も手伝いませんでした。遺言がなく1/3 ずつ相続は納得できません。(港区/Mさん)
A次回と2回に分けてご回答します。相続人が複数の場合、各相続人の相続分は民法で決まっており(法定相続分)、親を相続する複数の子の法定相続分は平等とされています。しかし、相続人の一部が被相続人の財産の維持または増加に貢献していた場合、これを無視して法定相続分どおり遺産を分割するのは公平ではありません。そこで、この貢献を考慮して法定相続分を修正するのが寄与分(きよぶん)です。寄与分を認められた相続人は、他の相続人よりも多く相続できます。

ただし、寄与分が認められるためには、「特別の」寄与であることが必要で、親の介護を理由とする寄与分の場合、親子間の扶養義務の範囲を超えたものでなければなりません。具体的には、介護の必要性、無償性、専従性等、個別的事情が考慮され、寄与分の有無・程度について相続人間で合意できなければ審判(家庭裁判所の判断)で決められます(次回に続く)。

弁護士・中村雅男さん
弁護士法人中村綜合法律事務所代表。16人の弁護士が所属。民事・家事相続・交通・刑事・商事・労働・行政・知財等や法律相談業務を扱う。平成25年にはほがらか信託株式会社を設立。高齢者の財産管理等の信託業務を展開

弁護士・中村雅男さん

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