1. 横浜トップ
  2. おいしい横濱めぐり
  3. おいしい横濱めぐりリポート~伊勢山皇大神宮で歴史秘話、舞に雅楽、八十八の特別うな重・茶室で抹茶と香炉庵主菓子~

おいしい横濱めぐりリポート~伊勢山皇大神宮で歴史秘話、舞に雅楽、八十八の特別うな重・茶室で抹茶と香炉庵主菓子~

2016/10/5

地元横浜の魅力を盛りだくさんの内容で楽しめると好評の「おいしい横濱めぐり」。7・9月は「伊勢山皇大神宮で歴史秘話、舞に雅楽、八十八の特別うな重・茶室で抹茶と香炉庵主菓子」を開催しました。今回も定員をはるかに超える申し込みをいただき、抽選いたしました。

今回の舞台は横浜の総鎮守・伊勢山皇大神宮。

IMG_2226

明治3年に、横浜市民の心の拠り所として創建しました。2020年に鎮座150周年を迎えるにあたり、現在、神楽殿や神殿を建て替え中。本殿は、3年前の式年遷宮により役目を終えた伊勢神宮の旧社殿を譲り受け、新たに建て替えられます。今回は建て替え前の姿を存分に楽しみ、目に焼き付けておくイベントです。

最初に本殿で正式参拝を。まずは手水舎で手や口を清めます。

IMG_2219

皆さま揃って本殿へと進みます。

DSC_0019

DSC_0020正式参拝中は写真撮影禁止です。ここでは竜笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)による雅楽と巫女さんの舞が美しい「豊栄の舞(とよさかのまい)」を拝見。その後玉串を奉納しました。

最後に直会(なおらい)を。直会とは、神事の最後に、神事に参加した一同でお神酒をいただくことです。

IMG_5185

その後、記念館「さくらの間」に移動します。普段は、主に挙式を行う時の控室として使われています。

ここから観賞できる日本庭園は一般公開されていません。しっとりとした趣きのある空間を満喫しました!

IMG_2207

7月はしとしとと小雨の降りしきる中での開催でした。せっかくのイベントに雨は残念、と普通なら思いますよね。でも、神社では、雨は良いものとして扱われるそう。その由来は「古事記」から。この中で、イザナギが、死んでしまったイザナミに会いに黄泉の国に行き、その帰りに穢れた体を川で洗うと天照大神が生まれた、という話があります。このことから日本人にとって、川はとても大切、ということ、ひいては、川を豊かにする雨は良いものと言われるようになったのだとか。

上の日本庭園の写真は7月開催時のもの。雨に濡れたことで、より情緒が増したように感じられますね。

さて、「さくらの間」で皆さまを待っていたのはうな重です!

IMG_2233

DSC_0025巫女さんがお茶をサーブしてくれました

このうな重を届けてくださったのは、明治43年創業の老舗「割烹・蒲焼 横濱八十八」。「おいしい横濱めぐり」のために、希少価値のブランドうなぎを特別に用意してくれました!

DSC_0021

7月開催時は宮崎佐土原産、9月開催時は鹿児島産のものでした。パンと身の張った国産うなぎを、しょう油とみりんだけで作った自家製タレに絡めてあります。砂糖が入っていないのでさっぱりとしてコクのある味わい。柑橘の香り豊かな山椒をかけていただきます。この他に肝吸いと香の物も付きました。とってもおいしそう!

DSC_0023

 

うなぎとお店の歴史についてお話しくださったのは、横浜八十八 常務取締役の海老塚明宏さん。

DSC_0031老舗だけに、お店には“お宝”もいろいろとあるのだとか。そのうちのひとつが、柳原良平さんの絵画。横浜にゆかりのある画家、柳原良平さんは同店の常連だったそう。関内駅からほど近い吉田町店のVIPルームに飾られています。

続いて、伊勢山皇大神宮 礒山弘嗣さんが伊勢山皇大神宮の歴史についてお話しくださいました。

DSC_0034

横浜開港とともに建立された伊勢山皇大神宮は、港の守り神として、また市民の心をひとつにする総鎮守として歩んできました。そのため、エピソードもたくさんあります。

例えば… 伊勢山皇大神宮建立後、3日間に及ぶ盛大な祝祭が行われ、これを機に市民に「ハマっ子」の意識が生まれたそうです。市民の皆さんの心に深く刻まれる祝祭だったのでしょうね。

そして、この祝祭の時に販売されたのがアイスクリーム。現在のお金で1個1万円もする高価なものでしたが、おめでたいお祭りだから、と市民が買い求めたことで、そのおいしさが広く伝わったそうです。伊勢山皇大神宮は、いわば流行の発信地でもあったのですね。

また、神奈川県庁が関東大震災後に再建された際、その建物の最上階に伊勢山皇大神宮の分霊が祀られたのですが、それを証明する資料として唯一現存するのが、伊勢山皇大神宮にある社務日誌。今回は、当時の社務日誌を特別に公開してくれました。

他にも、2017年5月に完成する神楽殿についてなどをお話ししてくれました。

IMG_2216数々のエピソード披露に、真剣に聞き入る皆さま

お話しの後は、神宮内にある茶室に移動します。ちなみにこの茶室も一般公開されていません。貴重な場所を「おいしい横濱めぐり」のために提供いただいたおかげで、贅沢な時間を過ごすことができました!

IMG_2246

茶道裏千家 泉の会主宰 本田宗節先生と巫女さんによる点前披露です。

IMG_2253

IMG_2256

ひとりひとりに抹茶の入った器が置かれます。抹茶は宇治のもの、器は萩焼、信楽焼などさまざま。

IMG_2259

優雅な時間が流れます。

IMG_2264お茶の道具について、本田先生が説明してくださいました!皆さま興味津々です

IMG_2266

DSC_0049掛け軸と生け花も美しいですね。写真上が7月開催、下が9月開催のものです

抹茶と一緒にいただく上生菓子は、「横浜 元町 香炉庵」のもの。普段店頭販売されていない貴重な逸品です!

茶道もたしなむ香炉庵社長が、「おいしい横濱めぐり」のために、遊び心いっぱいの上生菓子を作ってくれました。

それは、なんと梅干しの形!(写真がなくてスミマセン)

梅干しなのは、もちろん形だけ。生地は餡ういろう、中は黄身あんで作られている、れっきとした和菓子です。

皆さまで、洒落っ気のあるお菓子を通して笑い、暑中の邪気払いをしていただければ、という思いからこの形にしたのだそうです。

それと、うなぎと梅干しは食べ合わせが悪いと昔から言われていますが、実は梅干しは胃酸を濃くして、うなぎの油分の消化を助けるそうなのですって。

最後にお土産を皆様にお渡し。

今回のお土産は2種。伊勢山皇大神宮からは御朱印。香炉庵からは落雁と、花元町という名の一口最中です。

20160517_150443

ご参加の皆さまからは、

・伊勢山皇大神宮の歴史話は、身近な存在なのに知らないことがたくさんあった。新発見に感謝です。

・お点前がとてもよかったです。和菓子が現代風でありながらお茶とよく合い、幸せでした。

・近頃食すことができなかった、ふっくらしたうなぎをいただけて大満足でした。

などの感想をいただきました!

今後もリビング横浜は、皆さまに喜んでいただける、魅力あふれる企画を考えてまいります!次回もどうぞお楽しみに♪



人気記事ランキング

  1. 横浜トップ
  2. おいしい横濱めぐり
  3. おいしい横濱めぐりリポート~伊勢山皇大神宮で歴史秘話、舞に雅楽、八十八の特別うな重・茶室で抹茶と香炉庵主菓子~

2019年度版暮らしのガイドwith Living Eye

2019年度版
暮らしのガイド
with Living Eye

電子ブックを読む



会員登録・変更